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羽田空港→パリへ

Bonjour!
コロナで行けるか行けないかさえ分からなかったフランス渡航当日。
今羽田空港のゲートを通り、チケットを握りしめて搭乗待ち中です。
なんとか問題なく飛行機乗れそうです!

今回は本当に予想が立てられない日々を過ごしてました。
前回も夏休みに一度渡仏してましたが、今回は前回より厳しめでした。

配偶者ビザを取った2日後に、ヨーロッパの入国審査が厳しくなったと報道され、「飛行機が飛ばなくなる」だとか、「結婚してても入れないのでは」とか「フランス人でさえ戻れない」みたいな噂まで立ち、3月に行けなくなることも覚悟してました。

でも、4月に夫婦でフランスへ戻る日仏夫婦や、フランス在住の日本人の方に情報をいただき、書類さえしっかり揃えれば入国できるはずと言われて、色々調べました。

フランス大使館は返信来ないし、電話してもHP見てくださいと言われるだけ。フランス在住の方に「大使館の連絡なんて待ってたら半年は行けないよ」と言われ、返信を待つのはやめました。

そこからは海外渡航者用のPCR検査と陰性証明書を出してくれるところを調べ、東京のにしたんクリニックで2日前に検査し、昨日渋谷まで行って証明書をもらいました。(フランスは鼻に長い綿棒を突っ込む形式のPCR検査ではないといけなくて、鼻が痛かったです。一瞬でしたが。フランス行ったらまたしないといけないらしい…やだな。)

本当はカタール航空で安く(5万円くらい)で行こうとチケットも買ってたのですが、「国を跨がない直行便の方が今はいいよ」とアドバイスをもらい、JALにしました。
JALはPCR検査おすすめのところもサイトで教えてくれていて助かりました(にしたんクリニック)。15000円だったけど、他のよりは安いかな。

そんなこんなでなんとかここまでしました。あとはフランスについてからちゃんと入国さえできればアントワーヌが空港の外で待っててくれてるはず。
13時間後アントワーヌに会えてることを願います…。

渡航日時も3回代わり、必要な書類も途中で代わり、ホテルも電車も何度も取り直しての今回の渡仏です。正直、大変だった…

行けるか行けないかわからないストレスと、そんな状況下でのお仕事、渡仏のために歯医者やオートマの免許取得、簡単な手術などなどきつかった。

それに、母が途中で倒れて、信頼できる友達がいる長野への引っ越ししたりもして、母も私も安心して暮らせる環境を整えるのにも全力でなんとかした。

母はもちろん寂しいと思うけど、友達もそばにいる、居心地のいい、自然に囲まれた場所で残りの時間を過ごせそうで安心してます。
ずっと私にお金も時間も労力も赤ちゃんの時から使い尽くしてくれた母には頭が上がりません。これからは第二の人生だね、自由すぎる時間が長く寂しく感じるかもしれないけど、きっと有意義な時間にしてくれると信じてます。
頑張って長野への引っ越しも手伝ったので、いい時間にしてもらえないと泣くぞ!笑
2年後はまた手伝いに帰ってきます。

そして私もまた新たな渡仏。
初めての渡仏ほどのドキドキ感、期待感とは違うし、2回目のワーホリの時ほどのやってやるぜ感とも違う、3回目のホリデー♡というお気楽感ともまた今は違う感情です。

あえていうなら、あぁ、フランスに帰るんだなぁ。って感じ。
やっとアントワーヌに会えるんだぁという気持ちもあるけれど、まだ実感もない。

行ける!と思って、日程変更。行ける!と思って、行けないらしいと情報が入った日々のせいか、期待して心が挫けるのが怖くて、信じきれない感じ。行けないかもしれない、フランスに入れないかもしれない、もしかしたら会えないかもしれないと、どこかで自分に言い聞かせている感じがどうしてもある。だからまだ緊張は解けていないし、安心はしきれてない。
きっとアントワーヌに会えた瞬間、全てがプツッと切れる予感がしてる。

優先搭乗が始まりました。
行ってきます。

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