見出し画像

「LGBTQについて、フランスではどんな感じですか?」

はじめましての方、いつも見てくださる方、
ありがとうございます!✨

パリマダム流
潜在意識で自由・豊かさ・愛を手にする

自分ファーストな人生へ
美Lifeデザイナー なおこ
です。^^


パリオリンピック開会式でも
話題となり、

最近よく聞かれるテーマなので
書いてみようと思います。

(表紙の写真はパリオリンピック
聖火のあるチュイルリー公園前です)



先日、日本発の世界一周豪華客船の
通訳ガイドとして


ピンチヒッターをたのまれ、
エトルタをご案内しました。

エトルタは、フランス北部沿岸にあり、
モネ、ルノワールなど

印象派画家が好んで描いた、
ゾウさん型の断崖で有名な場所です。

(ネイチャーガイド兼隣町の村長Cyriaqueと一緒に。 
小雨でびしょびしょ!だけど皆さん笑顔~✨)

総勢50人もの日本の方々と
崖を登って
とっても楽しい時間を過ごせました。

その帰りのバス中で、
フランス在住10年の私へ
質問コーナーの時間があり、


ある60代ぐらいの女性が
手を挙げて言いました。


「フランスでは、LGBTQに
ついて、どんな感じですか?」


私は一瞬どのように答えるか
迷ったんですが、
(用意していない内容だったので)


正直に、私から見たことと考えを
お答えすることにしました。


すごく個人的な視点ですが、
フランスに10年住んで、
フランス人と生活して


体験したこと、
思ったことをお話しました。


私はフランスでトップランクの
エリート養成機関と呼ばれる

マクロン大統領も通った大学で
4年前から講師もしているのですが、

そこで大学事務局側から、
私たち教員に連絡がありました。


それは、私が担当するクラスに
男性から女性へ性別を変える
手術をし、



名前を変えた留学生がいるが、
くれぐれも慎重に丁重に対応してほしい
という内容でした。
(名前は絶対間違わないように!etc.)


そこから私は、
18才の留学生に対する

“ 敬意 "のようなものを
感じました。


他のすべての大学で同じ対応を
しているとは思いませんし、

政治家を輩出する機関として
かなり気を配っているとも
思いますが..


関連して他にも、
私のパートナーの連れ子ちゃん
13才の恋愛事情の

お話などもさせて頂き、
うなづきながら聞いて下さる方もいて


私の日常のこんな話題が
役に立つのなら、

こんなに嬉しいことはないな
と思いました。


私は日本に母国として
愛と誇りをもっていますし、
フランスも好きなので


どちらが良いとか正解という
ジャッジや比較はここでしないのですが、


個人的には、
自分の思いや感覚に向き合い、

悩み、受け入れて行動すること

また少人数派であるということは、


とても勇気やエネルギーのいること
なのだろうなと


思春期から大人になろうとしている
学生たち4000人以上に授業をして


色んな学生と出会って
感じています。


私個人の少数派の立場にある
学生への印象は、

みんなとっても優しくて
真面目な
学生が多い
ということ。


外国人で、言葉も流暢ではない
私が初めてフランスの大学で

50名もの学生に授業をしたとき、
ぜんぜん慣れず、学生たちに


完全になめられてしまって
教室は動物園状態になったのですが、


彼らは、一生懸命に聞いてくれて、
時に他の学生に注意してくれたり
しました‥ 


涙が出そうで
感謝し足りませんでした。


私の立場や気持ちを理解
してくれているような、

優しさを示してくれました。


最近の日本の様子のほうが、
私はむしろ気にかかっています。


よかったら教えてもらえると
うれしいです^^


というわけで、今回は
私がフランスに外国人として
暮らす中で、


日本人として感じたことを
交えてお伝えしました。


フランスの生活についても
興味もって下さる方が多いので、


なんでもご質問などいただけたら
お答えします^^

お読みいただき
ありがとうございました✨


今日があなたにとって
すてきな日になりますように♬

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?