ゲゲゲの謎感想
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 を見ました
まんまと入村です。ありがとうございます。
前知識としてはゲゲゲの鬼太郎のタイトル、主要キャラの名前、最近の猫娘は等身がすごい、くらいの知識しかない状態で見に行きました。ほとんどゼロベースです
箇条書きだし山なし落ちなし意味なしの感想若干考察です。
以下、映画のネタバレしかないので注意
○ほぼ時系列とりとめのない感想垂れ流し(とても長い)
鬼太郎の出生の秘密を追う記者、TVシリーズも出てたんか?!私も知りたいので諦めないで頑張ってくれ!!
序盤の人形ドアップドッキリ。初見でびっくりしてポップコーン落とした。急にくるやんけ…
現代と過去を悲鳴でリンクさせる2度目ドッキリ。ご、ご頭首様がーッ!!!
上司のネタ盗み聞きして水木in。ガツガツ自分を売り込む水木いいね…夜行で行けば間に合います、なんて言葉仕事で使ったことない。昭和のスーツってダボッとしてるのがデフォなのか?
当時の電車は喫煙所なんか?????タバコの全盛期は昭和41年らしいのでほぼほぼピークの時期っぽい。
タバコに火をつける直前で女の子の咳に気づいて躊躇するのも水木らしいなゲゲ郎ーーーーーーッ!!(大歓喜)
髪色だけでオヤジって言われてちょっとイラッとしたのかゲゲ郎ーーーーーッ!!かわいいやつめ!!!タクシーでの回想。ゴジラ-1.0の敷島くんと似てるけど違うのは、負の感情は自よりも他に向いていたところなのかもなあと。あとでまた書く
田んぼのおばちゃんたちの霊圧が…消えた…………?
音楽川井さんなのもあるのか急に田舎風景に馴染みが出てくる。あれ喉が痒くなってきた…
沙夜ちゃんin。風貌がhrdrkさんに似てるからビックリした
ここでの水木、沙夜ちゃん完全に子供扱いしてるんだよな。名乗りも「龍賀製薬とお取引させてもらっている会社の者です」だし…
頬を染める沙夜ちゃんとの対比が辛い…
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糸目の石田彰(長田)in。「何か御用でしょうか?(帰れ)」の凄みに押されて早口挨拶水木と思わぬ来客にテンション爆上がり社長ちょっとかわいい
村の人が水木を目だけで見てくる演出すごく好き。
余所者を異質な目で見る感じ1発で伝わる水木の人物紹介マジ助かる!こちとら知識がない!ありがとう!乙女だと思ったら乙米だった!
時麿兄さんの泣きシーン、完全に「落ち着け!うわあいきなり落ち着くな!」だった
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魘される水木。10年間ずっとこの夢を見続けて苦しんできたんだと思うと私も苦しい。
心の傷が原動力になってるんだろうけど、自分にムチうち続けて進み続けないといけない辛さよ時麿out。全て知った後だから思うけど沙夜ちゃん1人で時麿をあの位置に座らせて偽装したの大変だったろうな
ゲゲ郎ーーーーーッ!!!(大歓喜2度目)湯でもなんでも入ろうゲゲ郎!!!待っておったよ!!
あそこでもし幽霊族だとバレていたら、速攻穴倉行きだったんだろうか?でも社長と水木は知らないからバレないように乙米と長田でめっちゃ目配せ口裏合わせて連れてきそう
「1本くれんか」スウッ フゥ「やだね」
心の距離ィ………………乙米の「私ではもはや…」って台詞、お篭もり最中に霊力で狂骨で抑えてたってこと?セリフの意味がよく分かってない
水木、ご飯めっちゃ早いの癖なんだろうなあ
時ちゃんとの対話シーン
水木は未来について語る時、時ちゃんの目を見てないの、子供に心配かけまいと明るい話をしてるのかもしれないけど、本人的には心のどこかで夢物語って思ってるからなのかも
対照的にゲゲ郎は向き合って思ったままに伝えてるよな。おためごかしよりマシかどうかはさておき水木のことおためごかしって正体見透かしてるのに信じるゲゲ郎に愛すべき妖怪像が詰まってると思うんよ
「チョロいな」顔~~!!!!!良~~~~!!!!
2日目の夜も魘されてる水木。同じ夢?って思ってたけど瞬間自分の状況把握して名前を呼んだのか、夢に出たから呼んだのか
お風呂シーンあるからPG12なんですか?
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このシーンの「早う行け」、水木に完全に背を向けてますね。覚えましたぞ
水木~~!沙夜ちゃんは都会の物に興味あるんじゃなくてお前に興味あるんだぞ気づけよ~~~!!
そして意外と攻めの女、沙夜ここさ、タバコ吸おうとしてるんだよね水木。作中子供の前では吸ってないはずなんだけど。単に気を許したってだけなのか…?
克典と水木。葉巻と煙草。上と下。
自分は動かず下の者から搾取する感じよ。畜生、バカにしやがって…ねずみ小僧めっちゃ可愛かった。水木の口達者が強調されてるだけじゃないと思います。かわいいね。
禁域シーン到着直後BGMで耳鳴りみたいな音入ってるよね…?怖…
水木を見捨てれられなかったゲゲ郎。縁が出来たな
丙さんout後の対話
妖怪に怯える水木に少なからずゲゲ郎苛立ってたと思うし、ちょっと脅してやろうって強めに言ったら水木失神しちゃって、お岩に怒られるな…って思ってたらかわいい心のどこかで見下してたゲゲ郎に「哀れみ」って言葉を使われてカッとなった水木さ、人と妖怪であることとと、そこに優劣はないことを理解してスって落ち着いたのかなあ。ようやく対等になれたね…
2人の考察シーン。隣に並んだり目を見て話したり相手の為に怒ったりするのがギュッて詰まってて好き
「依代でもいない限り…」のあと沙夜ちゃんカット、後から気づいてワア…ってなった
沙夜ちゃんとの屋上シーン
明らかに考三さんに関する質問の方が積極的で都度う…となる。困ってるの顔に出てるよ水木さん…墓場のあれこれ
時麿の時も丙江の時も現場に沙夜ちゃんいないから意外とゲゲ郎との接点はないんだけど、水木と沙夜ちゃんが一緒にいるの見てたんだとしたら事の真相もわかっていたはずで。だけどそれも全部伏せて彼女の気持ちを慮るの、ゲゲ郎が何を大切にしてるかがよく分かるし、何より沙夜ちゃん自身をしっかり見てくれてる証拠だと思った。
水木の誰にも言えてなかったであろう自己開示も、ゲゲ郎の大切にしてる部分に触れたから打ち明けられたと思ってる。
そして話しながらお岩を想って泣くゲゲ郎よ、彼女が教えてくれた愛は今もゲゲ郎に生きてるし、水木にも伝わってる(と思ってる)よ…
二口目の煙草と、「奥さん、見つかるといいな」に込められた想いで都度私が勝手に泣いている
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この後から悪夢の描写がない。ここで1つ水木が抱えていたものが落ちたと思っています
屋上で考三さんの絵を見た後のゲゲ郎本当に見てるの辛い。なんでお前がこの女を知っている?!だよな、私も思った
長田の開眼…!好…!謝謝…!!!!
戦闘シーンの作画がスゴすぎる。線が細かい、着物の流れがリアル。絵描かないからわからないけどとにかく凄い。何度見ても飽きない。そして強い親父殿。
煙草が似合いすぎておられる乙米様
本望でしょう、のところ
過去回想終わった後、手前に横たわるゲゲ郎・奥に水木の構図になるんだけど、あの構図になると当事者にしか分からないターンになる気がする
いくら身の上話を共有しても、当事者の気持ちには届かない。人は人、妖怪は妖怪、良くも悪くもそれぞれの世界で生きている歴史を噛み締める瞬間になってる気がしている衝撃の事実、クソジジイ一生許さない団子にしてやる
時麿の日記を一瞬で紙吹雪にしちまう水木殿。決意の表れシーンだと思うけどパワープレイすぎてちょっと笑みが零れる
沙夜ちゃんとトンネル前まで歩いてた時、水木なりに約束を守ろうとしてたのかなって思った。
元よりゲゲ郎を見捨てる気はなかったろうから、村を出るギリギリまで連れてって、ここから先は君だけで行くんだってやつ…?行為だけ見たらハク様だけど、沙夜ちゃんこと最後まで都会に憧れる子供扱いしてたのかな?と思ってしまった。本当はもっと身近に子供扱いしてくれる大人が沙夜ちゃんには必要だったのに…本当の想い人なのにね…乙米さ、自分も同じ立場で村を出ること許されなかったから余計2人が共闘してるのを見てるの辛かっただろうな。娘だけ幸せになるの耐えられないってやつ、だからといって暴露をしても誰も幸せにならない
ゲゲ郎、ここで目を逸らしたのはなぜですか…当然の報いだということですか………
水木の「すまない…」騙してすまない、子供扱いしてすまない、守れなくてすまない…全部だろうなあ…
問題のシーン
「待っておったよ」の相手は水木でした。やはり2人の絆は本物鳥居を駆け抜けるシーン、最初若干遅れてた水木、最後には頭1つ抜けてるのもいい。なんか水木の負けん気出てる気もして。ゲゲ郎、歩幅を合わせている感じもあって良い。
時ちゃ……ァ?!クソジジイてめえ覚えてろよ(2度目)
「ずっと独りで待たせたな…すまない」に対して「相変わらず泣き虫ね、独りじゃなかったわ」って返しさあ……同胞の亡骸の中、独りひたすら苦しみ続ける地獄より地獄みたいな場所で、必ずゲゲ郎が来るって信じてずっと諦めずに待ってたんだなって思って……なるほど愛に溢れた女(大号泣)
ゲゲ郎吹っ飛ばされる時に気づいてたよね、水木が動き始めてること。友を信頼して託す行為、あまりに良すぎる…………
時貞を葬ってから怒りの矛先が定まらない狂骨たちと相対する存在として、子孫の産声で目覚める御先祖様の力、好きすぎて都度泣いてしまう。本当に好きです。
最後の「早う行け」、あまりにも切ない。ずっと水木を見てる。ゲゲ郎、妻はいたけど友はいたのだろうか?生涯でただ1人の友が水木だったのだろうか?そんな大切な友と子供と、愛する妻がいる世界を守るため1人犠牲になることを決意するの、あまりにも切ない。この辺りずっと泣いているので視界がボヤボヤで詳しいところ見えてない
時ちゃん…忘れないよ……君の思いは受け継ぐから…
ちゃんちゃんこ着てたから水木の心は持っていかれなかったってことだよな…(着てなかったら考三さんの感じになっていたと思う)
もし記憶が残っていたら水木はきっとゲゲ郎を1人残してしまった罪悪感から抜け出せなかったと思うけど、それでもやっぱり覚えていたかっただろうなって思う。大切な友との記憶だもんな。私の記憶を全部水木にあげるよ……辛すぎてこの辺も視界が定まってない
思うままに書いたら4000字超えました。あちゃあ…
何度見ても色んな発見があるゲ謎、良いですね。
公開中また通ってその度に更新しようと思います。
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