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えんとつ町のプペル衣装作り

ルビッチ衣装🎩🎩


ジアウトレット広島で先週末開催された
映画えんとつ町のプペルイベント用に
製作した
おんぷらんとのルビッチ衣装作りのお話🌿


ルビッチは、黒いズボンに白シャツ
赤い蝶ネクタイにハットと
真似をしようと思えばすぐに誰でも
ルビッチになれる服を着ています🎩

でもこれをそのまま大人が着ても
子どもっぽくあどけないくて可愛い感じにはならないんです。

そこをどうするか考えて
今回一番こだわったのは
「衣装のカタチ」です


ズボンとシャツは普通のものを買って
そこからリメイクで作っています。


1回そのまま着てもらうと、
やっぱりただのダンディな大人な男性。

そこでウエストを20cm〜30cmと
大幅にサイズアップ。

そしてくるぶしの上辺りから膝までを
ほぼピッタリになるまで絞りました。

シャツも胴回りはぶかぶかを残して
肘辺りを狭くしています。

これで胴回りと腰回りは丸く、腕と脚を細く見せて子どもっぽいシルエットにしています。

型が決めれば次は細部です。
まずはズボンから👖
ルビッチはえんとつ掃除の仕事をしています
それでかな?と思うのですが、お尻に大きなポッケが付いていました。
高いところで作業するのに
色々道具を入れる用なんでしょうか

なので
おんぷらんとのズボンにも後ろにも
ワンボタンのぷっくりしたポッケを
縫いつけました。

中に物を入れたり、座ってペシャンコになっても形崩れしないように、
接着芯ではなくキルト生地を合わせてポッケを作っています。

前のポッケにフタをつけて
つぎはぎをつけてざっくりした縫い目を入れてズボンは完成です!




次はシャツ👔
これはGUのオーバーサイズシャツを
リメイクしました。

袖口に形状記憶のワイヤーを入れて
縫っています。
これがあるのとないのとでは
見た目が少し違います。
動きのある感じを常に出せるので、
手元がいつもいい感じの
クタっと感を出せます。



最後は蝶ネクタイとハットです🎩

この二つの布選びに苦戦しました。
生地の質感で印象が決まる小物は
いつも気を使います。

最初ビビットな赤い硬めの綿生地で
蝶ネクタイを作ると
なんか違う、、

そこで見つけたのが
シックな赤のコーデュロイ。

中に厚めの柔らかい布を合わせて
ここも接着芯は使わずにクタっと感をだし、一般的なサイズの
1.5cm大きめで作っています。

パフォーマンス中に緩むことがないよう
ロック式のブローチタイプです。


ハットのオレンジ色の布は
伸縮性のある化繊生地。

これを少し伸ばして被せています。
綿生地よりも光の当たり方で
色の雰囲気が変わる生地です。

最後にハットにもつぎはぎを手縫いで付けて
衣装の完成です!





こだわりが詰まった
ルビッチ衣装🎩🎩のお話でした







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