ちゅんちゅん話210521…「ぺアザボード」は「ヘボン」

Shuffle up & Deal, れぐです。久しぶりですが今回もポーカーの話です。
懲りもせずにアミューズ用語の話です。無料です。

「ペアザボード」、聞いたことありますか?ありますあります
初めて聞いたときはオペラ座?かと思いましたね。
ボードに同じランクのカードが2枚出ていることを指して言うそうです。

「ザ」ってなんやねん「ザ」って。

和製アミューズ用語なので英語ではないんですが、無理やり英語に直すと"pair the board"ですかね。
このときの'pair'の品詞は何だと思いますか?
ま、「動詞」ですよね。
和訳すると「ボードをペアらせる」です。なにが?そりゃあターンもしくはリバーでしょう。

語源も割とはっきりしていて、海外のポーカー実況で"Turn is King of Spades which pairs the board"とか言うんですね。出典は忘れました。たぶんこれのことをペアザボードと言っているのだと思いますが、まぁー日本人の英語リスニングスキルはヘボン(Hepburn)式ローマ字の頃から進化していないんですね。

簡単に言うと「ペアザボード」は動詞なので名詞や形容詞として扱うのは文法の誤りです。「ペアザボードだからフラッシュドロー難しいな」みたいな文のことです。ペアったボードを指すなら「ペアードボード」(paired board)もしくは「ペアボード」と言いましょう。これを読んだアナタ、次ハンドから言いましょう。せーの、「ペアードボード」!ビアードパパみたいですね。シュークリームおいしい(靴墨ではない)。

例)リバーがペアザボード、ターンのナッツストレートで打ったけどコールされたからなぁ…
これは文法的に正しいです。「リバー『で』ペアザボード」はだめです。日本語的にしっくりこなかったアナタ、せーの「リバーで『ペアボード』」!

駄文はこのへんで。

One seat open!

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