#26 パリ観光を楽しむ乗り放題パス Navigo Découverte
私の旅のモットーは、暮らすように旅したい！なので、可能な限り公共交通機関を使うようにしています。
そんな私が2023年11月、パリに5日間滞在したときの相棒となったのが、
Navigo Découverte（英語読みだとナビゴディスカバリー）カードです。
旅行者、観光客向けの乗り放題パスカードです。
パリのシャルル・ド・ゴール空港に到着したら、まずはこれを購入していただきたいです！
物価の高いパリですから、せめて交通費はこのカードで快適に旅してほしいです。
一番オススメは１週間パス
乗り放題の期間で選ぶことができます。
１日、１週間、１ヶ月です。
日本からパリに行く多くの方が、シャルル・ド・ゴール空港からフランスに入国し、パリ市街地を観光すると思います。
シャルル・ド・ゴール空港利用の方は、１週間のNavigoが間違いなくオススメです。
え？私、一週間もいませんけど〜という方、それでもオススメです（笑）。
ただし、金曜日〜日曜日にパリ到着の方には、オススメできません。
こちらについては後述しますね。
乗り放題になる範囲と乗り物
パリの交通機関は５つのゾーンに分かれています。
有名な場所ですと以下のとおりです。
・Zone1 パリ市街地（エッフェル塔、凱旋門、ルーヴル美術館など）
・Zone4 ヴェルサイユ宮殿、オルリー空港
・Zone5 シャルル・ド・ゴール空港、ディズニーランド・パリ
以上のすべてのゾーン内の公共交通機関（地下鉄、バス、鉄道、トラム（路面電車）、フランス国鉄SNCF）が乗り放題となります。
とにかく、何も考えず、このカードで行きたいところへ行けます（笑）。
料金とオトク度
まずは料金です。
本日時点で、１週間の乗り放題が、30.75ユーロです。
日本円を1ユーロ≒160円すると、約5,000円です。
そして、どれくらいお得かというと、
シャルル・ド・ゴール空港からパリの市街地（たとえばルーブル美術館近辺）までの交通費は約12ユーロかかります。
往復するだけで約24ユーロとなります。
パリ市街地からディズニーランドパリへの往復は、約10ユーロ。
ヴェルサイユへの往復は、約9ユーロ。
パリ市街地を自由に地下鉄やバスなどに気ままに乗れることを考えると、この1週間乗り放題の30.75ユーロは、かなりお得です。
それに乗り間違えても、それもまた旅の楽しみだと思う私には、このカードはお守りのようなものでした（笑）。
購入方法と使い方
購入場所は、主要な地下鉄駅などにある有人窓口で購入できます。
私はシャルル・ド・ゴール空港ターミナル１の駅近くで購入しました。
一番オトクにこのカードを利用するには、一番遠いシャルル・ド・ゴール空港で購入するのがお得なのです！！
初めてパリに訪れる方にはやはり空港で購入することをおすすめします。主要な駅がどこなのかわかりませんからね。
さて、購入したNavigo Découverteカードは、透明プラスチックケースにカードが２枚入ってます。
購入したら、プラスチックケースに２枚のカードがセットされたものを渡されます。外包のビニール袋から出してので、すぐに使えます。
必ずプラスチックケースに２枚を入れた状態で、改札をタッチしてください。
日本の改札よりちょっと感度が悪いような気がしますので、改札にしっかりゆっくりタッチした方が良いです。
こちらのカードには、姓名を記入し、写真を貼り付ける必要があります。
カードには粘着テープが貼ってあるので、私は、事前に日本から持参した3.0センチ✕2.5センチの（適当な）顔写真を貼り付けました。
パリ滞在中に、特にチェックされたことはありませんでしたが、ボックス席タイプの長距離列車ではチェックされることもあるそうです。
利用上の注意事項
１週間乗り放題パスのこのカードですが、この１週間というのは、購入日から７日間ということではありません。
月曜日から日曜日に区切られた１週間ということです。
例えば、
火曜日に購入すれば、日曜日までの６日間利用可能、
水曜日に購入すれば、日曜日までの5日間利用可能、
ということになります。
当然、１番おトクなのは月曜日です(笑)。
オススメの楽しみ方
私は水曜日に購入し、日曜日までパリ散策をこのカードで楽しみました。
どこに行っても素敵な街パリですので、目的の行きたいスポットへの行き帰りの途中、好きなように、自由気ままにいろんな駅やバス停で降りて、歩いてみてください。
私はバスの車窓から見えるパリが好きでした。
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