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なぜ?トレンドラインを引かなければFXで勝ち続けられないのか?[盛岩外四]

外国為替はトレンドが出やすいという特徴がある。この基本的な知識を持っているにも関わらず、これまでに一度もトレンドラインを引いたことがない人が予想以上にいることは驚きです。

実は、トレンドラインを引かなければならない理由は、トレンドを把握する以外にも大事な意味があるのです!

そこで、今回は実践的投資研究家、盛岩外四(もりいわがいし)先生に以前取材させていただたいたときの貴重な話をご紹介いたします。

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今の時代は本当に恵まれていて、個人投資家にとっては便利すぎる環境が整っていますよね。それこそパソコンを立ち上げるだけでいつでもチャートを見ることが出来て、時間足、分足なんかも一瞬で出てくるわけです。

非常に環境が整って個人投資家にとっては、情報を取りやすくなってはいる反面あまりにも環境が整い過ぎていて、相場を見た目で解釈するというか・・・漠然と見て相場の動きを安易に予測することが増えている。

つまり、チャートから発せられるものを完全に受け身で見ているわけです。自分からシナリオを描くのではなく、チャートを受けてそれでどうなるかを判断していく。だから値段の動きを常に後追いしてしまうわけです。それを避けるためには、やはり能動的であり続けなければいけません。

相場の世界で20年30年とやってきている人というのは、方眼紙にローソク足を毎日書いてきたわけです。そうして相場の動きを身につけていく、体で覚えていくということをしてきたんです。

まぁ便利になった今の時代に、あえて毎日方眼紙に書くべきだ!とまでは言いませんが、能動的でなければいけないことは確かです。

トレンドラインくらいはせめて引かないといけません。最初、FXをしている個人投資家の多くが引いていないことを知って驚きました。トレンドラインというのは誰でも知っているとは思いますが、知っているだけで、ほとんどの人が利用していないですよね。

でも、トレンドラインは全ての基本で、トレンドの方向性だけでなく振幅も分かるし、オシレーターの役割だってします。そういうことをどこまでの人が理解しているか。

例えば、RSIとかストキャスとか、こういった指標は自動で計算されてしまいますよね。もうレトルト食品みたいなもんです。目の前に簡単に食べられるものがあるもんだから、わざわざ自分で作るようなことはしません。

どれだけ優秀なチャートシステムがあっても、トレンドラインだけはワンクリックで出るものじゃないですからね。自分で考えて起点と終点を決めないといけない。否応なく能動的でなければいけないわけです。

だからほとんどの人が使わないでしょ。もしかすると引けない、もしくは引き方が分からないという人もいるでしょうけど、それはわからなくもありません。

FXに挑戦している個人投資家のほとんどは株式投資から流れたというよりは、FXが初めてという人が意外と多いでしょう。

だから、きちんとそういうことを勉強してきていないんです。まっさらなチャートを思い浮かべると、それこそどこにでも自由にラインを引けますから、そこに迷いが生じてしまう。でも実は、ラインを引くということ自体はチャート分析の基本であって、それなりのルールというものがありますから、きちんと教えてあげれば 誰でも引けるようになるんです。

そもそも先ほども言いましたが、RSIにしてもストキャスにしても、これらのテクニカル指標の仕組みをどれだけの人が知っているかというと、実際ほとんどの人が知りません。仕組みを知らなくても結果として数値が表示されるわけだから、別に問題ないのでは?という意見もありますが、それは間違いです。

万能なテクニカル指標はありませんから、必ず強みと弱みがあります。そうすると、それらの強みと弱みが分からなければ、どの場面で使うべきか、どの場面では使わないほうがいいのかといった判断も、ろくにできないので結局、損を出してしまう。

実際、その指標自体に問題があるのではなく、使い方に問題がある場合がほとんどです。誰が使っても全く使えない指標なら、誰もが知っているとはなりません。

なので、基本中の基本、トレンドラインはせめて引きましょう。長年相場に携わってきている人間で、トレンドラインを引かないなんて人はまずいないんですから。

特に方眼紙にローソク足を書いてきたような人たちはね。そういった人たちが利用しているから、それが正しいのだとあえて言えると思います。

相場というのはそれこそ10年で3億勝って、翌年1年で4億負けたらそれで終わりの世界。それまでの10年も何の意味もなくなるわけです。

少なくともどのような相場にも対応できるだけのスキルがなかったから、全て吹き飛ばしたともいえます。そう考えると、それまではまぐれで勝っていただけかもしれません。厳しい言い方になりますが、FXでどれだけ連勝していようが、それが必然的という信頼性は決して高くないんです。

つまり、たまたま勝っている可能性も十分にあるということ。飛びぬけた成績を収めているような投資家は特に信用してはいけません。

そのマーケットにおいて、必然的に利益を上げ続けるためには、平均的な利益を積み上げなければいけないわけです。

もちろん大きくとれる時もあるけれど、飛びぬけた利益を上げるということは、たまたま実際のマーケットに限りなく近いトレードであったことを意味するだけに過ぎません。逆目に行ったときには全く通用しないトレードということになります。

そうではなくて、継続的に負けることなく勝ち続けることを考えないといけないのですが、そうすると単純に投資歴の長い人が正しいということになるわけです。

例えば、20年間投資をしてきたという人は、少なくとも20年間の相場を見てきて、負けることなく勝ち続けているということを意味するのですから、それだけ信頼性が高いということになります。相場歴の長い人ほど相場をよく知っているし、色々な相場を見てきて、なおかつ生き残っているわけですからね。

そして、そういう人たちはどういう風にしてトレードを学んできたかというとパソコンの前でチャートを眺めて学んできたのではないということ。毎日方眼紙にローソク足を書いて学んできたんですよ。自分で考えて、自分でシナリオを描いてやってきた人たちです。

もちろん、トレンドラインさえ引けばいいということではありません。さらに精度を高めるためにいくつか知っておかなければいけないこともありますが、それらいくつかに着目するだけでも色々なシナリオが見えてくるはずです。

それこそ、後講釈じゃなくて、私のパソコンの画面を見せたらビギナーでもこの後、相場がどう動くかがある程度見えるはずです。まぁ少なくともいくつかのシナリオは描けるはずですよ。

面倒だけどそこまでやりなさいということ。最初にいきなりラインを引くとなると難しく思えるかもしれないけど、やり方さえ覚えれば簡単ですから。

ここでは言いませんが、そのトレンドラインと複数の見極めを組み合わせると絶好の売買ポイントが見えたりするわけです。そういう絶好のタイミングを確実に捉えて利益にしている人は私の周りだけでも山ほどいます。

でも漠然とチャートを見ているだけのほとんどの人は、後からその絶好のポイントを見逃したことすら気付いてないんです。すぐ目の前に絶好のタイミング、信頼性の高いポイントが訪れているのに、1ミリも気付いていないわけですから、 勝てるわけがない。

トレードで長年勝ち残っている人というのは、それぞれやり方は違うけど、そういう絶好のポイントというのは皆、見逃がしませんからね。それが基本ですね。

(ここまで)

相場が動くとき、そこには何らかの理由があります。上昇するときは、買われる理由。下落するときは、売られる理由。買われすぎたから、売られたのか?では、何をもって買われすぎとみるのか?

理由を提示することを“裏付け”と呼びます。そして、それらを紐解くことを分析といいます。トレンドラインを駆使したテクニカル分析は、FXトレーディングには欠かせない必須ツールです。

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