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FXは好きですか?好きこそものの上手なれ?

もし、あなたがFXって楽しい!と感じているなら要注意です。「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、FXに関しては倒置的と考えた方が良さそうです。いったいどういうことか?

たとえば、トレードするワクワク感が好き!あの緊張感がたまらない♪といったトレーダーは大勢いますが、そんなギャンブル感覚では勝てません。損しても、損しても・・・好きだからという理由で、またやりたくなるなんてことでは、パチンコ依存症と変わらないのでは?すなわち一足飛びに「好き=上手」ではない!

まだ資金に余裕があるうちは好きでいられるでしょうが、資金が底をついた瞬間に、あれほどワクワクして楽しんでいたトレードが大嫌いになってしまう!?

「好きこそものの上手なれ」の本来の意味は、好きであれば上達する見込みがあるということ。つまり、上手になるために勉強したり工夫したりと、上達するためのプロセスがそこには求められるのです。

逆にいえば、好きではなくても努力次第で結果がついてくれば、好きになるともいえます。つまりトレードが上手になれば自然に好きになるのです。利益が増えていくのだから嫌いになるわけがありませんね。

ただし、上手なトレードというものは、計画性を持った規律あるものなのでワクワク感や緊張感がなく退屈かもしれません。

トレーダーのバイブル『ザ・トレーディング』の著者であり、テクニカル分析の世界的権威であるアレキサンダー・エルダー博士もこのように言っています。

「成功するトレードは退屈でなければなりません。興奮している時は何か間違ったことをしています。退屈するくらいが良いのです。でも、そのおかげでプロでいられます」

FXで勝つためにアクロバット的手法は必要ありません。基本に忠実に、決まったルールを順守し、それを継続させることが重要なのです。

面倒くさがりで、手っ取り早く儲けたくて、飛び道具が好きな人ほど基礎がなっていないものです。このことはFXビギナーに限ったことではありません。経験者であっても多く見受けられる傾向です。

もう一度言いますが、基礎から外れた意外性のある手法はいりません。それは、翻すと基本や基礎がなければ、FXでは勝てないということです。

FXは誰でも簡単に始めることができますが、取り組み方次第でハイリスクとなる金融商品です。なので、とりあえず一歩踏み出してみようと気軽に始めるべきではありません。

以下にすべてのFXトレーダーに伝えたいことを「FXを始める前にすべき4つの事前準備」として記事にしています。


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