FXは損小利大が大事!未来の軌道を予見する王道トレンド分析術とは?
コツコツドカンの蟻地獄から抜け出せないFXトレーダーはいませんか?もし、あなたがFXで稼ぐための絶対条件である「損小利大」の実現が難しいと感じているなら、この記事はそんなあなたのためのものです。
なぜなら、FXトレーダーが損失を軽減しながら、利益を伸ばすために重視すべきポイントについて、初心者にもわかりやすく伝えるのが、今回の目的だからです。
ただ、先に断っておきますが、恐らく多くのトレーダーが聞いたことのある話だと思います。まったく知らないという人はいないでしょう。では、何故すでに皆が知っているものをわざわざ取り上げるのか?それは、知っているだけで、実際に利益に繋げることができていない人が多いからです。
何となくわかっている、だいたいは理解している。そのようなアバウトな認識がトレードに迷いを生じさせ、結果的にチキン利食いや雪だるま損失を引き起こしている!?それこそが損大利小というFXトレードの最たる悪手の原因なのです。
でも、心配しないでください。この記事を最後まで読むことでそれを回避できる相場視点をインプットできるはずです。けっして難しくはありません。しかも!再現性が極めて高いといえる方法(分析術)までお伝えします。
▼郷に入っては郷に従え!?
さて、本題に移る前にひとつ問題があります。FXトレーダーなら全員正解して欲しいところですが・・・
Q:外国為替市場において最大の特徴とは何でしょう?
答えは「トレンド」が発生しやすいことです。トレンドとは相場の流れ(向き=方向性)のことをいいます。\_(・ω・) すなわち重視すべきポイントとは、外国為替市場の最大の特徴であるトレンドを掴むことです。これを蔑ろにして、FXで継続して利益を上げることはできません。
「郷に入っては郷に従え」という言葉は、その土地(社会)に入ったら、たとえ自分の価値感と違っても、その場の慣習や風俗にあった行動をとるのが処世術という教えですが、FXもまた自分の価値観ではなく、マーケットに沿ったトレードを実行すべきなのです。
つまり、マーケットに沿った=トレンドを読み解くことが、FXで勝つためには必須です。さて、そこで壁となるのが、どのようにして正確にトレンドを読み解けばいいか・・・です。
▼外国為替市場のトレンドを読み解く方法
過去の値動きから将来の為替動向を予想する!その有効な手段としてテクニカル指標というものが様々あります。
たとえば、ボリンジャーバンドやエンベロープ、パラボリックといった相場の方向性を示すトレンド系の指標、また買われすぎや売られすぎといった相場の強弱を測るオシレーター系の指標があります。
(参考:『実践FXトレンドフォロー講座』資料より)
上記のように代表的なものだけでも数十種類ありますが、トレンドを掴むうえでこれらのテクニカル指標よりも重要とされるものがあります。
それがトレンドラインです。トレンドラインとは相場の流れに沿って引かれる線のことで、上昇や下降といった相場の向き、そして強弱、さらにはトレンド転換の兆しや節目を掴むのにも有効です。まさに外国為替市場の特徴を最もシンプルに活かすトレンド分析最強のツールといえるでしょう。
これを採用することで、エントリーのタイミングが明確になるだけでなく、計画性をもってストップロスの設定をあらかじめ準備できるようになります。蟻地獄からの脱却の鍵はココにあり!
なかには「チャートを一目見れば、上がっているか、下がっているかぐらいは判断できる」と感じる人がいるかもしれません。確かにそうですね。ただし、それでは冒頭で挙げた「何となくわかっている」の域から脱したことにはなりません。
FXトレーダーが注目すべきは、トレンドの「角度」と「振幅」です。どの程度の勢いがあるのか、どの程度ジグザグしながら相場が動いているのか、これらを意識するだけでトレードの精度は格段にレベルアップします。
それを可視化するのが「トレンドライン」です!そして、トレンドラインから派生する「チャネルライン」とのコラボレーション。この2本の線をチャート上に描写することで、それらがはっきりと浮かび上がってきます。
ただし、そもそもラインの引き方を知らない、あるいは間違って覚えているようでは元も子もありません。まずは正しいラインの引き方をマスターしましょう。
▼トレンドラインの正しい引き方
まずは上昇トレンドラインからです。チャート上の「最初の安値」と「次の安値」を見つけて、その2点を結び、右上に伸ばします。
起点となる最初の安値は基本的に一定期間の最も安いポイントを選ぶので、それほど問題ではありませんが、「次の安値」がくせ者です。
(参考:『FX投資マスターガイド』第7章85ページ「004:トレンドラインを引いて相場のトレンドを把握する」より)
起点から上昇して最初の高値をつけて下落し、2回目の安値をつけて反転上昇するポイントが「次の安値」です。この場合、最初の安値より次の安値が水準的に高い位置にあることが、上昇トレンドの前提になります。そうでないと、トレンドラインは右肩上がり=上昇とならないからです。
チャネルラインは、最初の高値をつけたポイントにトレンドラインを平行移動し、右上に伸ばします。2本のラインをチャート上に描写したのが下図です。
(参考:『FX投資マスターガイド』第7章85ページ「004:トレンドラインを引いて相場のトレンドを把握する」より)
一方、下降トレンドラインはその逆。起点となる「最初の高値」と「次の高値」の2点を結び、右下に伸ばします。
下図のように「次の高値」は、起点から下落して最初の安値をつけた後に上昇し、2回目の高値をつけて反転下落するポイントです。最初の高値より次の高値が低い水準にあるのが下降トレンドの前提になります。
(参考:『FX投資マスターガイド』第7章86ページ「004:トレンドラインを引いて相場のトレンドを把握する」より)
下降チャネルラインは、起点から下落して最初の安値をつけたポイントにトレンドラインを平行移動させます。これをチャート上に描写したのが下図です。
(参考:『FX投資マスターガイド』第7章86ページ「004:トレンドラインを引いて相場のトレンドを把握する」より)
トレンドラインとチャネルラインを引くことで、トレンドの角度と振幅が分かるようになると、仕掛け(新規)や手仕舞い(決済)のタイミングを計りやすくなりますね。
また、ローソク足がトレンドラインを明確にブレイクする動きとなれば、トレンド転換を疑う目安にもなります。トレンドが継続しているうちは出来る限りホールドして利を伸ばし、トレンド転換と判断したらすぐに手仕舞いする。
これがトレンドが出やすいという外国為替市場の最たる特徴を活かし、FXで損小利大を実現していくための、シンプル且つ再現性の高い戦略なのです。
▼トレンドラインは未来の軌道を予見する!?
各FX会社が提供しているチャート分析ツールに、トレンドラインの描画機能が標準装備されていることからも、トレンド分析において王道ということがわかります。
その理由にはトレンドラインの最大のメリットが挙げられます。それは先の節目がどこにあるか、当たりを付けられるということです。
その他のテクニカル指標は、チェックを入れれば一発表示される簡易さはありますが、たとえばMACDもRSIもボリンジャーバンドも、過去の値動きをもとに算出されて現在の状態を示すものであって、今より先の動きについては白紙です。
ローソク足が増えて初めて表示されるので、どうしても値動きの後追いになってしまう。つまり、相場に対する判断は受け身となるため、当然ながら対応も後手後手になってしまうわけです。
一方、トレンドラインは時間軸の先、今のローソク足のずっと先までラインが引けるので、将来の節目を事前に知ることができます。チャートの右端より先の未来をイメージするのに、これほど心強いものはありません。
何より、仕掛け(新規)だけでなく手仕舞い(決済)のタイミングを計ったり、トレンドの変化をいち早く察知したりできるのは、大きなメリットです!
▼トレンド分析の盲点と実践応用術
さて、いかがでしょう?「トレンドさえ意識できれば、FXって簡単かも!?」そんな手応えを感じた人がいるかもしれません。ですが、ちょっと待ってください。実は、大事な注意点があります。
すべてのFXトレーダーに注意喚起しておきたいトレンド分析の盲点があるんです。それは、1つの時間軸のチャートのみを判断材料にして、トレードしてはいけないということです。
たとえば1時間足チャートで上昇トレンドを確認し、買いエントリーしたとイメージしてみてください。エントリーした途端に相場が思惑に反して下落方向に動く。マズイ!と思って慌てて損切りしたところから急反転!まるで誰かがコッソリと後ろから自分のトレードをのぞき込んでいたのではと疑心暗鬼になる・・・。これは一体どういうメカニズムになっているのでしょう。
トレンドといっても直線的な値動きではなく、ジグザクしながら上昇もしくは下落していくものです。つまり、あなたが損切りしたのは上昇トレンドのなかの一時的な下落局面だったわけです。
もし、週足や日足など上位の時間足チャートをいくつか確認していれば、そのくらいの振幅はあって当然だと認識できていて、慌てて損切りしなかったかもしれません。そもそもエントリーのタイミングだって違っていたかも。
同じ時点でのチャートを確認するにしても、見る時間足によっては上向きであったり、下向きであったりします。したがって、まずは上位の時間足で方向を確認し、下位の時間足でタイミングを計る、これが基本スタンスです。
短い時間足では上昇(下落)に見えても、日足で見れば明らかに下落(上昇)、週足を見てさらに下落(上昇)を再確認なんてことは頻繁にありますからね。
大きな流れに逆らわないように、またトレンドにできるだけ長く乗り続けていくためにも、上位のチャートに逆らったエントリーはご法度です。そのためにはメインで見ているチャートに加え、少なくとも2つは期間の異なる長い時間足を確認することが重要です。
この考え方を「マルチタイムフレーム分析」といいます。トレンド分析の実践応用術ともいえるこの分析手法を取り入れることで、大きなトレンドを見誤ることなく!強いトレンドを見逃すことなく!長くトレンドに乗り続けることができるようになるでしょう。そして、それが損小利大の秘訣です!
マルチタイムフレーム分析について、さらに詳しく知りたい方は、書籍『FXデイトレード・スイングトレード』(キャシー・リーエン著)がおすすめです。第8章の「テクニカル・トレード戦略①ーマルチタイムフレーム(複数時間枠)分析」に詳しい記述があります。
また同様のものでアレキサンダー・エルダー博士が考案した短期・中期・長期の3つの時間枠チャートを見る「トリプルスクリーン・トレーディングシステム」も世界的に支持されています。詳しくは書籍『ザ・トレーディング』第7章39節をご覧ください。
▼マルチタイムフレーム分析が一目瞭然の神アプリ
ただ、複数の時間足を確認するといっても、その都度画面を切り替えたり、時間足の設定を変更したりするのは正直いって面倒な作業です。FXでは直ちに反応しなければトレード機会を逃してしまうタイミングだってありますからね。
またその局面はいつ訪れるか予測不能だから、外出時ならもうお手上げ~とあきらめるしかない!?いいえ、大丈夫です!そんな悩みを解消する神アプリがあります。それが『LINE FX』です。
『LINE FX』のアプリを使えば、4種類の通貨ペアのチャートをスマホ画面に同時表示できるだけでなく、同一通貨ペアで複数の時間足を表示することも可能です。たとえば、ドル/円の日足、週足、4時間足、1時間足を表示させたものが以下です。
これを見れば、日足、週足と上位のチャートでは上昇トレンドを形成しているも、短期的には下落しているということがわかります。
通貨ペアは23種類、時間軸は1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、8時間足、日足、週足、月足まで設定可能です。一度設定してしまえば、ワンタップでチェック可能な状態をキープすることができる優れモノ♪
本記事の主役トレンドラインも描画ツールを使えば、指1本で簡単に引けます。その他にも11種類の人気テクニカル指標のなかから好きなものを選んで、同一画面内に表示することも可能。
また、チャンスと見れば、チャート画面からワンタップで売買できるので、多くのFXトレーダーから神アプリと評されているのもわかります。
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