Gibson SG Special(2016)というヤツ。

購入した6年前に実家で撮影。

 今日はギターの話。専門用語は各々で調べて。
 まだ正社員だった頃に初めてローンを組んで買った、愛着あるギター。


 まだ実家に住んでいた6年前の三ヶ日。
 何の予定も無くて暇だったので、運動も兼ねて趣味の自転車(ガチのロードバイクじゃなくて、フツーのママチャリ)で2〜3時間掛けて名古屋まで走り、休憩がてら入った楽器屋でこのギターを見つけたのがコイツ。

 フリーター時代はエピフォンのSGを改造したモノを長年使っていて、色々あって正社員になった際に収入が増え、
 当時はストレイテナーのホリエアツシさんや、デビュー初期にtacicaの猪狩翔一さんが使っていたP-90というPU(ピックアップ)搭載のSGスペシャルがあったらな、という気持ちで先の通り休憩がてら楽器屋に行ったらば、
 見た目にお洒落な家具みたいな色の組み合わせ、PUがミニハムバッカー故に精悍な面構えのコイツが。

 一言で言えば、好みの見た目。


 ハムバッカーのクリーンがそこまで好きではなく、先述のエピフォンSGもリアをセイモアダンカンのSP-90というP-90系シングルコイルに交換する程だったのけど、
 このミニハムバッカーというPUはパワフルながらシングルコイル程では無いにしろトレブリーで軽快な音だったので2〜3週間ほど冷却期間を置いた後に購入しました。


 ギタボという事でコードバッキング主体なのだけど、使い方としてはライブでは基本的にセンターミックスにしていて、後はトーンを0にして歪ませた飛び道具っぽい音を使うくらいで。
 Recの時はリア4:ミックス3:フロント3くらいの比率で使ってます。

 ネックが太くて音も相応に太いんだけど、先の通り音は軽快でオールラウンダーな感じ。

 比較してばっかだが、シングルコイルみたいにクリーンやクランチは抜けてくるし、コードバッキングにも対応できている気がする。

 それでも購入後暫く、買ったままのスペックで使っていく内にSGタイプ故か音がミッドに集まっている感覚もあって、もう少しレンジが広がって欲しいと思い、楽器屋で見つけた“トロピカルフィッシュ”とかいうコンデンサーの0.01μF/250Vに交換。
 ホントはポットを変えるとイイのかもだが、この交換だけでもそこそこにレンジは広がったんじゃないかと。

 ちなみに僕はコンデンサーの種類やら音の違いについて詳しくは無い。


 でも、やはりミニとはいえどハムバッカー。
 ある程度歪ませていくとハムバッカーらしい分厚さみたいなモノが少し顔を出してくるのが少しネック……というなら初めからシングルコイルのギターを買えという話だが、そういう話ではない。

 このPUについて後々調べてみると、載っているPUは90年代以降のギブソン・ファイヤーバードに使われているモノと同じ高出力タイプのモノらしいので、もし今後パワーが強過ぎるなって思ったらP-90系に変えるかも知れない。



……などと色々書き連ねてみたものの、そもそもそれ以上に僕はSGのアタック音が好きで使っている。
 音もそうなのだけど、それ以外にもハイポジションまで簡単に手が届くのが好きだし、
 軽量なところもそうだし、先にも述べたが見た目が好み。
「格好良い女」という概念に並ぶくらいには好きなので、上京の際に連れて来てしまった。
 結局のところ、自分の好きが詰まり詰まったわがままボディなギターなのである。



——隙を見ながら1週間掛けてちょっとずつ書いていったので、1番取り止めの無い記事になってしまった。
 そして“「格好良い女」という概念”については面倒臭い感覚の話なので割愛する。

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