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保険に入るなら「妊娠中」より「妊活前」がいい理由

「妊娠をきっかけに、周りから保険はちゃんと入っておいた方がいいよって言われました」
「いま妊活中で、妊娠する前に保険に入っておこうと思って…」
と相談くださる方が多いのですが、わたしは声を大にして言いたいです。

\保険の見直しや加入を考え始めるなら『妊活前(=妊娠を意識し始めた頃)』がベターだよ!/

妊娠中の保険加入は…

そもそも「妊娠中=保険に入れない」と認識している方も多いのですが、妊娠中でも健康状態に問題がなければ保険に入れます

ただ、妊娠中に医療保険に加入するとき、その妊娠に関する異常妊娠・異常分娩は不担保になってしまうものがほとんどです…!
(子宮外妊娠・切迫流産・切迫早産・帝王切開などでの入院手術は、その妊娠に関しては保障されないということ)

まれに、現在の妊娠に関する入院手術も保障される保険もあります。
(たまにCMや広告で流れてきたりしますよね)

「じゃあ、妊娠中なら現在の妊娠に関しても保障される保険に入ればいい」
と思うかもしれませんが、安易にそう考えるのはおすすめできません。

妊娠中というだけで、保険選びの選択肢が狭まってしまう

保険は、一生のライフプランを考えたうえで慎重に設計して入るべきものだと思っています。

●保障内容(どんな主契約で、どんな特約をつけるか)
●保険料
●一生の保障が必要なのか/現役世代の保障だけでいいのか
●一生払込するのか/現役のうちに払込を終わらせるのか

世の中にはたくさんの種類の保険があり、保障内容や保障期間、払込期間もオーダーメイドで作れるので、人によって千差万別です。

「妊娠中なら、現在の妊娠に関しても保障される保険に入ればいい」
でも、保険料が割高だったら…?
その保険は本当に自分に合った保障内容・保障期間・払込期間といえますか…?

世の中にはたくさんの保険があるのに、妊娠中の保険選びというだけで、選択肢が狭まってしまいます。

だからこそ、妊娠する前から自分に合った保険についてしっかり考えた上で加入していただきたいです。

妊活「前」がいい理由

妊活や妊娠をきっかけに保険の見直し・加入を考える女性が多いのですが、実は本格的に妊活をはじめる前がベストタイミングです。

自己流で妊活してすぐお子さんを授かれる方もいらっしゃいますが、なかなか自己流ではうまくいかず、クリニックに通われる方も多いですよね。

そんなわたしも、1年間自己流の妊活をして授からず、それから半年間不妊治療のクリニックに通って、お腹の子を授かることができました。

その不妊治療クリニックの初診で発覚したのが、子宮筋腫。
生理不順もなく(ちょっと生理痛はひどいけど)今まで自分がド健康だと思っていた人間にとっては、青天の霹靂でした。

周りの話を聞いていても
妊活やブライダルチェックで婦人科に行き、そこで初めて子宮や卵巣の病気が見つかった!
という女性、めちゃくちゃ多いです…!

病院で診断された病気は、保険に入るときに「告知」しなければいけません。
告知内容によっては、保険の加入を断られたり、「その部位に関しては不担保(入院手術しても保障しない)」などの条件が付いたりすることもあります。

幸いわたしはFPということもあって、既に自分に合った保険に入っていたので、妊活中のクリニック通いで子宮筋腫が見つかっても特に問題はありませんでしたが…。
気になって後から調べると、わたしが入っている医療保険は、加入前の告知事項に子宮筋腫があると子宮に関する保障が不担保になってしまう可能性が高いようでした。

妊活でクリニックに通いはじめると、わたしのように思わぬ病気が見つかるケースもあります。
そして、その病気が原因で、入りたい保険に入れないこともあります。

本格的に妊活をはじめる「前」に、一度ご自分の保険を見直す機会をつくりましょう!

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