ドルコスト平均法(積立投資の基礎)

ドルコスト平均法ということばを聞いたことがありますか?

アメリカの約7割の家庭がドルコスト平均法を使って資産作りをしています。日本でも最近、ドルコスト平均法を使って資産作りを始めてる方が増えています。

ドルコスト平均法というのは、小学生の算数が分かれば大丈夫です。

ドルコスト平均法は、毎回、決まった金額を投資し続けていく方法です。ただ、それだけです。

このシンプルな方法がとてもすごい効果があるんです。

例えば

お子さんが毎日小遣いを100円もらってたとします。

お菓子屋さんで 

①1日目、キャンディ1個10円でした。100円のお小遣いなら10個買えます

②2日目、キャンディ1個5円でした。100円のお小遣いなら20個買えます。

③3日目、キャンディ1個20円でした。100円のお小遣いなら5個買えます。

3日間で 合計300円のお小遣いで キャンディは合計35個(10+20+5)買いました。

このようにして毎回、同じ金額分を買い続けていくのがドルコスト平均法です。キャンディ1個あたりの値段が下がれば、多くの量が買え、値段が上がれば少ない量しか買えません。

④4日目、キャンディ1個20円のままでしたので、今持っているキャンディ35個を売ることにしたら、いくらのお金が戻ってくるでしょう?

       20円×35個=700円

なぜ、300円しかお金を出してないのに、700円になってもどってきたのでしょうか?

2日目に値段が下がった時に多くの量が買えましたよね。その後、値上がりしたからです。

量の効果なんです。

①例えば、500個のキャンディを持っていたとします。1円上がれば 

1円×500個で500円儲かります

②1000個のキャンディを持っていました。1円値上がりしたら

1円×1000個で1000円儲かります

同じ値上がりの幅(1円)でも、量(500→1000個)をたくさん持っていれば、量が多い分だけ儲けが増えます。

キャンディの例では、2日目に値段が下がった時に量をたくさん買えましたよね。そして3日目に値上がりしたので、儲けが大きくなりました。    


 



 

  







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