官庁訪問2022不合格体験記6省庁30人以上の官僚と話して感じたこと、思ったこと#1 6/22 第1クール 第1日 外務省


6/20の合格発表ののち、6/22から始まる

外務省

の官庁訪問、そのために新幹線などを、乗り継ぎ、友人宅、埼玉へ。

ちょっと待てぃと、ツッコミを入れた読者、実に賢明である。
このように、国家総合職試験には、はにゃ??と思われる不可解な点が多々見られるのである。

6/22から始まる官庁訪問、もちろんエントリーシートを作成するのにゆうに、丸一日いやそれ以上かかるだろう。そして、その締切は6/18ごろ

つまり、
合格かどうかもわからない時点で、何日も無駄にして、エントリーシートを書かなければならないのである。実に不可解だ、、
そして、不合格だった場合は全て水泡。
受験者の時間は、どうやら官僚の裁量にあるようだ。

兎にも角にも、経済区分に合格した私は一路埼玉の友人宅へ、、

6/22 
面接の仕組み

そして始まりました、外務省第1クールの1日目にして、大本命、説明会に参加すること10回は超えるほど、

外務省はこの年、一律オンラインで実際のところは、大阪からも参加可能であったが、資格の大原の国家総合職対策講座の先生のアドバイスで、第一クールの午前中に切られた場合まだ他も回れるかもしれない、とのことで、埼玉にて待機することにする。(実際は午前中に切られるなんてことは無かったのだが)
前日に、メールにて、具体的な日程を知らされる。

原課面接(外務省では何故か業務説明と呼ばれる)と人物面談含め、3回行うとの予定だった。

業務説明

では、事前にエントリーシートに書いた内容をもとに、興味がある分野の方とマッチングされ、その人とオンライン上で30分ほど話し合う、というものだった。

エントリーシート

エントリーシートの内容としては、志望言語を第一志望から、第五志望までと志望動機300文字程度、興味のある分野などから構成され、アピールできるポイントは省庁の中でもトップレベルで少ない。
そこで、やはりポイントとなるのは英語資格だろう。
ToeicとToeflの点数を書き込む欄が用意されていることから、他受験者との差別化を図るなら、この辺りしかないと思われる。

そんなエントリーシートを基に始まった官庁訪問、私の場合は、朝の9時に担当の方から電話連絡をいただき、今日の予定の確認がされる。

ODA関連の部署の方と、北米局の方との[業務説明]が執り行われること、また、[人物面談]も行われることが伝えられる。

[人物面談]とは、いわゆる民間や、ほかの公務員試験での面接にあたるもの。
かなり詰められる。

事前に、外務省採用担当の方から、選考は、[人物面談]のみと伝えられていた。
したがって、[業務説明]は、文字通り、業務説明ということらしい。

事前情報はこれくらいにして、いよいよ始まった

[業務説明]その1

10時に、オンラインの待機室に入室しといてください。と言われていたので、10分前から入って待機する。

10時10分、反応なし

担当の方に電話をすると、こちらの部屋とは対照的に、せわしない足音に、活気ある?声、文化祭3日前のモチベマックス状態のクラスのようだ。

担当者が遅れていますので、そのまま待機室にてお待ちください。と声がけをいただく。(本来はもっともっとせわしなく、早口で、殴り書きならぬ、殴り喋りのようだった。)

待機して20分経過、やっと、担当者の方と繋がる。

5年目程度の方、死ぬほど忙しそうで、髪が乱れていた。時間は30分と指定されていたので、10時50分までとのことだ。

こちらは、[業務説明]は、逆質問しないと始まらないとの認識だったので、ODA、円借款について用意していた50個の質問を状況に応じてぶつけていく。

ぶつけた質問は気が向いたら(メモが見つかったら)のせます。

内容はというと、少し回線が悪く、画面ががたついていた印象を受けた。

肌感では、30分のうち7分くらいは、回線の調整に使われたのではないか、
残りの時間は、こちらからの質問に答えてもらうといった形だった。
一点違和感といえば、円借款の業務を聞こうとしていたが、結局相手の方は、赴任して一月しか経っていなかったということだろうか。
あまり明確な答えは返ってこないこともあった。
官庁訪問の時期は、異動の時期と重なっているとはいえ、こちらが、練りに練って作った質問に対し曖昧な答え方をされるのは、あまり気分の良いものではない。
あらぬ疑惑をこちらに抱かせてしまうため、ある程度その分野に精通している職員を当ててほしかった。 もしかしたら、エントリーシートの時点で優秀だった者には、初めから年次の高い人があてがわれていたのではないか、という疑念が少なくとも私には存在したし、選考プロセスが不透明な官庁訪問において、そのような疑念を抱く受験者がいてもおかしくないだろう。

完全オンラインの良くない点は、このような、不安点などを受験者間で情報共有ができない点もあるだろう、と感じた。
そんなこんなで、特に強い手応えもないまま、1回目の[業務説明]は終了した。






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