WindowsとLinuxを両立したPC考(システム構成編)
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仕事で必要に迫られたので、WindowsとLinuxを同時に動かす環境について調べたり考えたことをメモとして残しておく。案件により開発で必要なOSが変わるので両方使えたほうが無駄がなくていい。
最近調べ始めたばかりで情報が混ざってたり勘違いしてるかもしれない。
Hyper-Vがあればデュアルブート不要では?ってなってる程度の理解。
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機器構成編
動機
支給のPC更新にあたり、提示されたスペックでは全くもって足りないため、見積もって要求する必要がでてきた。同じ構成で上司のも。
<s>i5-8250U/RAM8GB/SSD250GBで重量級の開発は無理</s>
PCの更新に合わせて、OSの構成もいい感じに変えたくなったため。
前提
1. Windows, Linuxが「同時」に実行できる
-バックグラウンドでメールを受信したい
2. GPUを計算資源として使用可能
3.Windows, Linux共に重い処理をさせたい(物理シミュレーションなど)
-同時には重い処理を行わない
-参考:ネイティブならi7-9750H/RAM32GB/GTX1070で足りる
4.必要に応じて資源(CPU, GPU, RAM)の割当を変更できる
候補
1.デュアルブート
2.WSL2
3.仮想マシン(OSの上で仮想化を行う)
-1.VMware Workstation Player
-2.VirtualBox
4.仮想環境(OSの下で仮想化を行う)
-1.Hyper-V + Docker
-2.VMware ESXi
-3.vSphere Hypervisor
5.2台持ち
詳細
1.デュアルブート
✕ Windows + Linuxの同時起動ができない
->Reject
2.WSL2
○ WindowsとLinuxをシームレスに扱える
○ 軽くて早い
○ 無料
△ 共通ソフト (VS Codeなど) をどっちで扱うか忘れそう
△ 環境設定あたりが互いに干渉しそうな気がする
3.仮想マシン’(OSの上で仮想化を行う)
○ 環境まるごとバックアップ・複製が可能
✕ GPU周りが扱いづらそう
✕ 重い
4.仮想環境(OSの下で仮想化を行う)
○ 環境まるごとバックアップがとれる
△ 仮想マシンよりは軽い
△ いまいち理解しきれていない
✕ GPU周りが扱いづらそう
5.2台持ち
○ 間違いなく干渉しない
✕ 金・場所・電力などリソースを喰う
✕ ファイル共有が面倒
☓デュアルディスプレイにできない(スマホで追記するの無理では)
結論(仮)
【全体順位】
仮想環境 = 仮想マシン >>> 2台持ち >= WSL2 >>>(超えられない壁)>>> デュアルブート
【仮想環境:仮想マシン順位】
VM Ware EXSi = Docker = vSphere Hypervisor = VMware > VirtualBox
環境のバックアップを取れるのは魅力的。パフォーマンスを求めるには仮想環境が有利そうだがGPUは仮想マシンの方が使いやすそうで悩ましい。。。
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