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セリエA第21節

今週末は関東は暖かく青空が広がる行楽日和みたいですね。いつも在宅勤務で狭い部屋に閉じこもって仕事をしているので、軽めのお出かけをして日光をしっかり浴びたいと思っています。

さて、今節の累積欠場者ですが影響が大きいチームが多いです。チームへの影響度の大きい順(主観)に並べるとこんな感じです。細かくは必要に応じて各試合予想で触れていきます。

【累積欠場者】
Milenkovic, Castrovilli (Fiorentina)
De Paul (Udinese)
Pellegrini (Roma)
Messias (Crotone)
Saponara, Pobega (Spezia)
Patric (Lazio)
Bentancur (Juventus)
Lopez (Sassuolo)

それでは今節もよろしくお願いします!

Fiorentina vs Inter

over1.5&Inter win 1.88(Marathon)

この試合でインテルが負けることがあれば、もう彼らにはベットしない。と思っているくらい、今節イチ固い(はずの)試合です。
インテルはルカクの有無で戦績が変わってきます。下記Optaのtweetにあるように、昨シーズンルカク出場時の勝率は61%、欠場時は40%。試合数が大きく異なるものの、実際直近カップ戦でもルカク不在の中1-2で負けているように彼の存在、そして活躍度合いはインテルにとって最も重要な要素です。

そんな中、フィオレンティーナは今節カストロヴィッリとミレンコヴィッチを欠いての一戦。アッズーリにも選ばれる中盤の要カストロヴィッリの不在も大きいのですが、この試合に関してはミレンコヴィッチの欠場の方が痛手かもしれません。彼の守備関連のスタッツはチーム内で群を抜いており、Shot blockとAerial Duels winは大きくリードしています。

Tackle win vs Dribbles: 21回(勝率:77.8%) 2位: 16回
Tackle+Intercept: 58回 2位:54回
Shot block: 22回 2位:9回
2位:46回

対ルカクの強さを見るにあたっては間接的ならば空中戦勝率が当てはめられると考えてよいとすれば、今節フィオレンティーナはカップ戦欠場しコンディション十分なルカクを抑え込むのは非常に難しいと言わざるを得ません。

ここまで1試合平均2.45点の爆発的な攻撃力を持つインテルが、その力を存分に発揮する試合になるとみて、インテルが複数得点を挙げての勝利となる上記項目にベットします。

Atalanta vs Torino

over2.5&Atalanta win 2.00(Pinnacle)

あまり触れることがない。。笑
BTTS率はアタランタ: 70% トリノ: 75%でリーグ1位2位の高さ。
アタランタも守備の要のロメロ(フィオレンティーナのミレンコヴィッチ並みの要)が不在、トリノはカップ戦もなくコンディション十分。アタランタもフェノーメノ(怪物)イリチッチ、マリノフスキ、ミランチュクはカップ戦の消耗も少ない。基本的に過去の試合でも打ち合いが多い。
アタランタのホームゲームのゴール数平均は3.3、トリノのアウェイ平均が3.4ということもあり、素直にオープンゲーム予想ですねー。勝敗予想はさすがにアタランタ寄りでは見てますが意外と難しいと思っているのでスルー。

なんて下書きで書いてたらロメロ招集リスト入りしててびっくり。となると一気にアタランタで見たい。トリノはリカルド・ロドリゲスもいないし、BTTSもある種カバーできるover2.5&Atalanta winで。

Sassuolo vs Spezia

Sassuolo over1.5 1.709(Pinnacle)

あまりいいベット項目が見つからず、正直に言えば今節の自信なしベットの一つ(オッズにも現れてますね笑)。
サッスオーロはカップ戦を含む直近5試合が3敗2分と調子がいまいちですが、この期間はちょうどベラルディが離脱していた期間となります。芸がないみたいですが、彼も個人スタッツではチームを牽引する存在ですので下記にデータを並べます。

・チーム2位のxG&xA (合計なら1位)
以下、チーム1位の
・シュート数/枠内シュート数
・Key pass数
・Shot-Creating Action数(シュートまで直前2つのActionに関与した回数)
・クロス数
・被ファウル数

5試合離脱していてこれですからね、如何に彼を中心に攻撃が成り立ってるかということです。
その彼が今節、招集メンバーに戻ってきました。不在の可能性が囁かれていたカプートもリストに含まれていたのは朗報ですね。

コンディションは気がかりとはいえ、シーズン前半に5試合連続複数得点を果たしたサッスオーロが戻ってくる可能性は十分にあります。
スペツィアも残留自体はクリアできそうなことからも、オープンに攻め込んでくる戦術を継続しており、中堅以上相手では複数失点も多いです。観戦していると決して厚いとは言えない選手層の中で連戦が続いたダメージも見受けられたので、この試合はサッスオーロが2得点以上とることに期待したいと思います。

Juventus vs Roma

over1.5&Juventus win 2.04(Marathon)
Roma Yellow cards over2.5 1.96(Marathon)

ローマにとってはCBの要であるスモーリングと精神的支柱としてキャプテンをジェコから引き継いだペッレグリーニが不在というシビアな状況での一戦です。ローマは良くも悪くも「引いて守ってカウンター」というオプションを持たず、全体をコンパクトに保ちつつ、DF含め高い位置で奪ってのショートカウンターが主な形となるわけですが、これが中々強豪には通じない。特にユベントスの良いところは相手に応じた可変フォーメーションでGAPをしっかり作っていくわけですが、正直相性は悪いと言わざるを得ない。ジェコが招集メンバーに帰ってきはしましたが、今の彼は(特に上位対決において)それほど絶対的な存在ではありません。

ピルロ監督の高評価はまだ表にはあまり出てこないですが、シーズン終盤にはNext グアルディオラと(少なくとも瞬間的には)言われるだけのポテンシャルを感じます。キエーザやモラタらもカップ戦は消耗を抑えつつ勝利を収めたのも、選手起用上の巧みさを感じました。

また、非常に悲しい事実として、ローマはアウェイでの強豪相手にはことごとく複数失点を喫しています。。。

【ローマの上位陣とのアウェイ戦績】
vsラツィオ 3-0 Lose
vsアタランタ 4-1 Lose
vsナポリ 4-0 Lose
vsミラン 3-3 Draw

ユベントスは年明け以降絶好調で、10試合中、vsインテル戦を除いた9試合で複数得点を決めています。キーマンを欠くローマ相手に、今節も同様に勝利を収めるとみてこちらにベットします(´;ω;`)

ちなみにローマはここまで上位陣との対戦では最低でも2枚の警告を受けています。以前のローマダービーでも同じように触れましたが、既に4枚のリーチ組(4名います)からすれば、この大一番の試合で警告を受けてリセット→ウディネーゼ戦は欠場しアウェイのELブラガ戦に備えることも決して悪くはありません。主審のOrsatoさんも、かの暴君マレスカに劣らない、ファウル少 警告多(リーグ2位 平均6.14枚)の激しめタイプです。3枚以上は流石に出そうなのでこちらも併せてベットします。

Genoa vs Napoli

BTTS 1.819(Pinnacle)

監督交代後、4勝2分1敗とブーストに成功しているジェノア。あれだけ得点力不足と言われていたチームが、アタランタ戦を除き全ての試合で得点を決めており残留に大きく近づいています。最近はデストロの活躍が素晴らしいですね!

一方ナポリは年明け以降4勝2敗とこちらも悪くはないのですが、コッパイタリアの消耗もあってか敗戦の相手がスペツィアとヴェローナと曲者とはいえ格下相手に取りこぼしている状態です。この試合に関してはクリバリが欠場になってるのもつらいですね。
勝ち負け予想は難しい、というよりオッズが見合わないです、over/underも、基本はunderで見たいのですがナポリの守備が最近綻んでいること、オシメンのコンディションが戻りつつあり、1試合平均得点数リーグ2位の攻撃力が発揮される可能性も否めないことを考慮すると設定しづらい。ここはシンプルに両チームのオフェンス陣を信用する形でBTTSのみでいきます。

Benevento vs Sampdoria

Sampdoria AH0 1.90(Bet365)

チェックされてる方がいるかはわかりませんが、土曜までの時点ではBTTS&over2.5にしていました。サンプドリアのBTTS率を主に理由として部分はあるのですが、サンプドリアがTorregrossaというGood FWを補強したこと、ユベントス戦も負けはしたものの守備での大きな破綻は見られなかったこと、ベネヴェントのホーム勝率が2割に留まることを考慮した結果、サンプドリアのAH0にしました。両方とも極端に非保持なチーム同士、長所をうまく発揮しきれずにスコアが停滞する可能性もあり、今となってはBTTS&over2.5はハイリスクかなっと思っています。

Milan vs Crotone

over2.5&Milan win 1.735(Pinnacle)

チャルハノールが復帰するとか、クロトーネがリーグ最多失点とか、ミランのOver1.5率の高さとか、パッと見でわかる情報だけでもこのベットでいいんじゃない?と金曜に悩まずにベット選択しました。ちなみにクロトーネはFWのメシアスを累積で欠きますが、実は彼はセリエAで最もドリブルで相手を抜くことに成功している選手で、かつドリブルで前に運んだ距離もリーグ2位の超重要選手です。少なくともクロトーネの攻撃における影響は多大であり、この試合に関してはミランの負けはないと見積もって良いと思います。

Udinese vs Verona

Under3.5&Verona DC 2.01 (Marathon)

上位陣に匹敵する失点数の少なさを誇る両チームの対戦であり、FWのクオリティを考慮してもまず乱打線にはならないであろう一戦。なぜかヴェローナって謎に高いオッズを付けられがちなのですが、それを活かして今節はUnder&DC一択としか思えません。その1番の理由はウディネーゼのKey playerデパウルの欠場です。クロトーネと同じ流れか、と思われるかもしれませんが、デパウルはミランで言うチャルハノールすら上回る超重要選手なので加味せざるを得ません。下記はデパウルの各項目におけるリーグ内順位です。繰り返しますが、チーム内でなく“リーグ“ですからね。

xA(アシスト期待値): 2位
Key pass: 2位
Shot-Creating Actions: 2位
PA内へのPass数: 1位
ドリブルで抜いた回数: 2位
前に運んだ距離: 1位
前に運んだ回数: 1位
Final 3rdへ運んだ回数: 1位
被ファウル数: 2位

これ以上は冗長になるのであえてウディネーゼ自体のデータは載せませんが、彼らは今や昇格組3チームにすら得点数で劣るチームです。そんな中で1人で攻撃を牽引しているこの選手がいなくなって、堅守を誇るヴェローナに勝てるでしょうか?私には到底想像がつきません。とは言っても勿論引き分けはあり得ると思いますよ、なのでこういう時こそUnder3.5&DCです!笑

Parma vs Bologna

Bologna Over1.0/1.5 1.90 (Marathon)

9試合連続失点中、しかもそのうち8試合が複数失点のパルマ。試合を見ていても戦術の問題か集中力の欠如かは何とも言えませんが、対応の緩い場面があまりに目立ちます。一方ボローニャは前節ミラン戦の後半に見せた姿は非常に好印象で、怪我人も帰って来た中で90分前線にしっかり人数を放り込めるカウンターが多く見られました。右SB予想されている冨安の攻撃参加も非常に効果的な中で、ボローニャの複数得点を期待してこちらにベットします。

Lazio vs Cagliari

1st half yellow cards under1.5 1.90(Marathon)

ラツィオはパトリックが累積欠場で不在。フェリペが手術のため今シーズンいっぱいの欠場が決まっている中で、CBの駒を1枚欠いての試合です。
ラツィオはリーグ戦5連勝しており順位をどんどん上げ、ついにこの試合に勝てれば4位にまで手が届きます。代わりに4位からどこが落ちるのかって?言わせないで...
カリアリも長らく勝利が収められてない中、まだラツィオ相手にアップセットをかませるとは思える状況ではありません。
ですが、オッズで納得のいく項目がことごとくない、、
BTTS目線も見ていたのですが、カリアリの攻撃とラツィオの守備で必ずしも達成するかは疑問符。
そうした中で審判のIrratiさんのスタッツを確認していたら、元々警告数の少ない方ですが前半のイエロー数が本当に少ない!基本0回多くて1回。ラツィオとカリアリも警告数は減少気味ですし、カリアリ目線では試合が動くのは後半からの可能性も十分、ラツィオは次節インテル戦に向けて累積リーチ組は慎重になることを考えれば前半に警告が出る可能性は低いのでは?ということでこちらにベットです!あーすっきりした。


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