range vs rangeの考え方

はじめに
range vs rangeを学ぶのに一番よい方法はひとつずつのハンドを正確にpropokertoolsなりで分析することだと思います。その数をより多くこなしている人が結局は正着手を導きだす可能性が一番高いと思います。ただ、PLOを後発で始めた人達は数をこなすということで前発の人達を超えるのは難しいと思います。そういった人達があるショートカットである程度の位置に立つのにこれが役に立つのではないかなと思います。初学者~中級者向けです。

各レンジでの全体の傾向
下図はプリフロップでのレンジ(pokerjuice引用)においてハンドに各々の“数”がどのくらいの割合で含まれるかをグラフにしたものです。

解釈例:
①Aハイボードでは基本的にはタイトレンジになるほど有利になります。
②Kハイボードではばらつきが大きいにも関わらずレンジ別の傾向が見えづらいです。逆を返せばここを積めることは他の人と差が出るポイントになります。
③Q~ミドルカードが多いボードでは超タイトレンジが特に弱いです。
④ローボードはワイドレンジを除けばどのレンジにもヒットしづらくメタでのブラフ合戦になりやすいです。またワイドレンジが強くなります。

2bet vs 3bet/3bet vs 4bet
次に代表的なrange vs rangeを載せときます。
※例)50%-6%:50%レンジから6%レンジを除いたもの。リレイズレンジを省いています。

さいごに
今回使ったグラフのチャート表です。odds oracleのrange explorerを使って調べています。ここまで自分自身の解釈は最低限にとどめてポイントとなりそうな資料を提供してみました。解釈を自分で考え、また、アレンジして調べると(例えば、レンジ別でのAスートとその他のスート、Aブロッカーの分布など)更に理解が深まると思います。


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