【日記】パンツの日
今日は8/2。パンツの日、らしいです。
何気なく妹にその事を伝えると、妹は「なるほどねー」と言い自分の部屋に行き、数分後に戻ってきました。
なぜか、着替えていました。先程まで半ズボンだった妹の下半身は、膝丈くらいのスカートになっていました。
「パンツの日ってさ、何をするべきなんだとお姉ちゃんは思う?」
妹が聞いてきました。
パンツを飾るとか食べるとか、そんな奇行しか思いつかなかったので黙っていると。妹がさらにこう言いました。
「母の日は、お母さんに感謝して、お母さんを休ませるのがセオリーじゃない?だったらパンツの日は、パンツを休ませるのが正解な気がしない?それともパンツを使うのが、パンツの日らしい行動なのかな?でもパンツは使うのが普通だからね。特別な行為とは言えないよねー」
確かに、例えば「りんごの日」なら、毎日食べる訳ではないリンゴを食べる事が、りんごの日だからこその特別なアクションになります。でも、履くことが普通なパンツを履いても、それはパンツの日の特別なアクションにはなり得ませんね。
相変わらず頭のいい子だと思っていると、スカートを揺らし、妹がコンの前から去っていきました。
誰に頼まれた訳でもなく自発的に家事を始めた妹。無意識にその姿を眺めていて、ハッとしました。
もしかして、この子ノーパン!?
もちろん、スカートの中が見えた訳ではありません。ただ、先ほどの妹の話を思い出したのです。妹の考えだとパンツの日は、パンツを休ませるのがセオリーと考えたようです。「だからパンツを休ませた」つまり「ノーパンになった」なんて妹は一言も言っていません。
もしかして…
突然ズボンからスカートに履き替えた理由は、ノーパン化した妹からのコンへのサインなのでは…
妹はここ最近、コンが小悪魔系が好きなのを知り、ドキドキさせるような事を狙ってたくさんしてくれます。要するにメスガキムーブです。
揺れるスカートから目が離せません。
一通り家事を終えた妹がコンの前に立ちました。
「さて、どっちでしょう?」
妹がコンに問うてきました。
妹はコンの思考を、完全に読んでいたのです。コンが妹がノーパンなのかどうか疑問を抱いている事、それを完璧に理解していたのです。
「正解は…じゃん!」
妹がコンの前で、スカートを思い切り捲り上げた…ようです。ようです、と言うのは、妹がスカートに手をかけた時点で展開を予見し、コンは目を瞑りました。
「お姉ちゃんは誠実だね」
目を開けると、妹はもうスカートから手を離していました。
「正直どっちだと思った?というか、見えた?」
妹の問いに「見えてない。でも、履いてないと思った」と答えました。
「シュレディンガーのパンツ状態だね」
と妹は言いました。
コンが理解できなかった元ネタ「シュレディンガーの猫」を解説してもらいましたが…
正直「結局のところ履いてるの?履いてないの?」が気になって、話が全く入ってきませんでした。
要するに「実際見なきゃ分からない」って事を言いたかったんだと思うのだけれど。
別に妹もコンに丸出しの下半身なり、パンツを見せつけよう、と思っている訳ではなく。ノーパンなのでは?見えるのでは?というコンの気を煽ってくれようとしてくれているだけ。
別にあの子は、いやらしい事をしようとしているのではなく、遊びの感覚でイタズラ心でやっているのです。なので、姉として、大人として、まんま捲り上げられたスカートの中をガン見する訳にはいかないのです。まぁ、お風呂一緒に入るから、見えちゃう事はあるけど。
さて、コンなパンツの日を過ごしたコンでした。
皆さんのパンツの日は、どんな日でしたか?
ちなみに、お姉ちゃんが帰宅すると、妹はまたズボンに履き替えました。
コンは思っています。
あの瞬間、妹はノーパンでコンを煽っていたんだと。
サポートしてもいいよ。サポートしてあげたいな。そう思ってもらえる記事を書けるブロガーに、頑張ってなります!応援してください!