占い師のとある一言


どうもどうも、
キツネカオリです


きのうエデン神田に行ったら姓名と生年月日で霊視ができるおねえさんがいらしてて、そういうのあんまり信じないんだけど、おもしろかったからちょっと書いてみる。


「あなたは音楽では成功しないですね」


これをはっきり言われたときに、ムカつきもしなければ悲しくもならなかった。むしろスッキリしたような不思議な気持ちになった。


「よくぞ言ってくれました」という感じ。


まったく悲観的には受け止めておらず、「じぶんへの期待がなくなったぶん、より好きなようにやっていこう」という希望、そしてワクワクの気持ちが強くなった。


「成功しないなら音楽は辞める」という発想にはならないし、今まで通り、むしろ今までより肩の力を抜いてもっと自由に、音楽という枠を超えてやっていけばいいんだな〜という安心感を得られた。


なにを「成功」とするのかにもよるけど、成功する・しないは関係なくやりたいからやっているという選択ができる自分がますます好きになったし、才能がないことはじぶんでも気付いていたとこがあったから当たっているとおもう。


それでも、周りの人には「何かある」みたいに持ち上げていただけることが多くて、それが嬉しい反面、鎖のようなものに感じられるときもあって「大きな場所を目指すこと」に囚われて無意識に自分を追い込みやすかったとおもう。


もっと、自由にやれる。
最近、「シンガーソングライター」という肩書きに違和感を感じていた。


じゃあなんなのかと言うとまだしっくりくる肩書きを見つけられずに「シンガーソング作家」にしているけれど、もっと広い枠でものづくりを考えることが好きなところがあるし、有名になることへの執着もどんどんなくなって本質に近づいていけている感覚がある。


いつのまにか勝手にじぶんでつけていた鎖。凝り固まっていた精神を解放して、より納得できる場所に進んでみよう。


2019.08.06 キツネカオリ



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