はじめてのエデンバーテン&工夫したことまとめ
キツネカオリです。
シンガーソング作家です。
2019.7.2にイベントバーエデン本店様ではじめてバーテンさせてもらったときの話をまとめてみるので、興味ある人がいれば参考になれば◎
エデンに抱いていたイメージ
じつは結構前からエデンの存在はぼんやり知ってました。
ただ、なんともいえない怪しさと、知る人ぞ知る内輪な雰囲気から、たぶん行っても喋るコミュ障的なオタクたちが自分本位なマニアックな話ばかりして疎外感を感じる系の場所なんだろうなと判断して、あまり興味を持てずにいました。
1月ごろに、プロ奢ラレヤーが奢られたというシェアハウス「あいまいなハウス」に遊びに行ったときにそこに滞在してたヤギのマネージャー(最近はヤギマネしてないんかな?)が「エデンいいっすよ〜、みんなで応援してくれる雰囲気がある場所です」と言っていたのが印象に残っていて少しイメージが変わりました。
バーテンやってみたいなーという決定的なきっかけになったのはエモうつニートひるねちゃん。
ひるねちゃんがエデンバーテンについて書いてる記事はとってもわかりやすいのでおすすめ!彼女の主催イベントで本店に行ったり、体験談の記事を読んだりしていくうちに興味が湧いていました。
申し込みからイベント開催まで
イベントを申し込んだ時期は
開催前、1ヶ月くらいのタイミング。
告知ツイートにエデン本店にメンションつけるとRTしてくれるのはすばらしい!!と思って、開催2週間まえくらいからバナー画像を作成して宣伝開始しました。
広告代理店でGDNのバナー広告を作っていた経験が少し役に立ちました。iphoneの無料アプリとフリー素材だけでこういった簡単なバナーは作れます。もし作ってほしかったりやり方を教えてほしい方がいたらとりあえず焼肉を奢ってください。DM待ってます。
事前に「行くよ〜」と行ってくれた人がなんらかの活動をしている人だった場合は彼らにもメンションつけてみたりしました。
この投稿には3つ狙いがあって
①彼らの活動に対するインプレッション増加
②迷ってる人が来るきっかけになる可能性
③本人やそのファンたちにRTしてもらいやすい
わたし自身がもともとエデンを怪しい場所として見ていたこともあり、「なにをコンセプトにしているか」「どんな人間が集まるか」「どんな雰囲気になるか」という内容が想像しやすくなる要素が増えれば増えるほど安心材料になると思ったため、提供できそうな情報が増えるたびにこまめにエデンにメンションをつけてツイートしていきました。
エデン本店の場所がわかりにくいことも不安要素のひとつだと思ったので、道案内記事も作成。
疎外感を感じさせないために
とくに初見さんに感じさせたくないなと思っていたのが疎外感。アウェイ感。
初めていった場所が、知り合いと群れるひとばかりでなんとなく居心地が悪かったらわたしなら2回目は躊躇してしまいます。
娯楽の溢れている東京には選択肢が無限にあります。同じ時間帯に開催される全てのイベントと自分のイベントを比べたとき、自分のイベントを選びたいと思ってもらう決め手はなんなのか。提供できるものはなんなのか。
それを考えると、ここでしかできない体験、リアルで会える人との交流がイベントの価値だという結論が出てきます。
なので
①可能な限り全員と会話すること
②お客さんのマッチング
を意識することにしました。
まず自分が話してみて、雰囲気的に気の合いそうなお客さんがいれば簡単に紹介してお話してもらう。お客さんが同士がマッチングして楽しんでくれていると、自分の手が空くのでとても楽になる、という作戦…
色々考えたけどあっけなかった当日
そんなこんなで色々と考えてはいたのですが、当日はカメレオンはじめ来店してくれたみなさんがサポートしてくれたため、そのぶん初見さんと漏れなく話す時間を作ることができました。超絶たすかったー!!
赤字になってもペナルティがないゆるさがエデンの素晴らしいところではありますが、わたしの場合ライブハウスで呼べなかった分はノルマを払ってライブをしていたときの感覚が残っているからか、赤だけは絶対出したくなくて出来る限り集客のことを考えていました。
でもやってみるとあえてゆるくやっちゃうような日があっても良さそうだなあ、とも思いました。ほかのバーの雰囲気を知りたくてちょこちょこ顔を出していたのですが、頑張らないからこそ生まれるまったりとしたコミュニケーションもまた魅力的でした。
当日開店前は店長も「まあ、気楽に」と一声かけてくださいました。たとえ赤になっても怒られたりはしないと思うので、せっかくノーリスクの場所が提供されているのだし、興味がある人は早めにチャレンジして体感して経験値にするのがよいのではないかとおもいます。
今回はじぶんなりに頑張ってみた結果として、当日はわたしのような無名の人間が初めて開催するバーにもかかわらず16人ほどの方が来店してくださることになり、おかげさまで手伝ってくれた音大生のかなとくんにもお給料が出せました。よかった〜
混み合って少ししか話せなかった方もいましたがなんとか全員とコミュニケーションを取ることができたので、可能な限り準備しておいてよかったなと思います。
想像以上に周りを見ながら楽しんでくれるお客さんに恵まれた点が大きく、終始とてもよい雰囲気でした。
当日意識していたこと
エデンのタイムラインをイベントの様子でいっぱいにすることを意識してました。なにかあるたびに動画を撮ってはメンションをつけてツイートしてました。
理由は
①来れなかった人にも興味を持ってもらうため
②来るか迷ってる人が来るきっかけを作るため
③次回以降の告知素材を増やし再利用するため
この3点です。
注目度を上げるにはエデンのタイムラインにしょっちゅう登場するのが1番だと思い、ネタを見つけるたびにツイートさせていただきました。
第一回はありがたいことに楽器持ち込みマン、パフォーマー、フリースタイルラッパーたちがいろいろと遊んでくれてたので目を引く動画素材がたくさん撮れました。すばらしい…
かなり恵まれた環境なのでは
能動的なサポーターがいるとこんなに楽なのか…というくらい呆気なかった…バーテンに立ったことあるひとたちやエデン常連の方はだいたい回し方がわかってるから何も分からなくてもお客さんが教えてくれる。こんなに頼もしいことはないです。
そして何よりの魅力は集まる人の多様性です。
これまで音楽活動をしてきた中で関わっていた人種は、どうしてもミュージシャンと女性シンガーソングライターを追いかけているおじさま方に偏りがちでした。
大阪で活動していたときから若い人、それもいろんな種類の人がいるコミュニティを探して、よくひとりで飲み歩いたりはしていました。
でも結局、行く店によって集まる人のカラーがだいたい同じになるし、若い人がいるコミュニティはウェイ色が強すぎて入りにくかったりして、どこに行っても常に自分が浮いているような「なんかちがうな〜」という感覚がありました。
ほかのバーはどんな雰囲気なのか見てみたくて時間があるときや興味を引くイベントが開催されているときに系列店に足を運んでみると、それぞれカラーが違って、だけど、比較的初見歓迎の空気があり、どのイベントに顔を出しても何らかの収穫や発見がありました。
東長崎に住んでいたころ、なんとなく入りにくいイメージで勝手にフィルターをかけて顔を出さなかったことが悔やまれる…
今後のバーテン情報や各種告知
「いいな」と思ったら見切り発車でなにかとやってしまうのがわたしの癖なので、いつのまにやらバーテンする予定をいくつか決めてしまってました。今後また増えると思います。
【現在決めてるバーテン予定】
8/20 作曲バー@エデン本店
10/31 ハロウィンパーティ@エデン神田
10/20にワンマンライブをやるのでその準備などを考えると10月までは月1くらいのペースになると思いますが、たぶんもっと増えます。
ついでに宣伝。ワンマンライブを奢ります。
前売り券(ライブおごチケと考えていただければ)は現状手渡しのみなのでどこかで会った際に声をかけてくれたらお渡しします。※チケットは金券と同じなので、来ても来なくてもわたしはライブハウスに3000円払うことになります。行くことが確定した方、もしくは行ける方に譲渡できる方だけ貰ってくだされ!!
わたしはミュージシャンですが、広告代理店にいたときの経験から企画制作サイドの視点からものを見ることが多く、おもしろいことを考えて実行していきたいと思っています。
そのためには人材が不可欠ですし、最近はこれといった目標を持たず「あるもので作れる最大限」を作っていくことを繰り返してどこに辿り着けるのか観測していくという方向に舵を切っているので、今後どんなひとに出会うかで「何をするか」「どんな成果物生まれるか」は変わってくると思います。
なんらかの創作、表現活動や企画を進めている人にはとくに興味があります。なので、とりあえず軽率に友達になってみてください◎
嫌になったらすぐ辞めればいいのですし。
そんなかんじで
▼次のイベント▼
待ってます★
2019.08.09 キツネカオリ
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