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愛野エリイ「バンドマンは基本的にクズなのでバンドマンと恋愛するなら普通の恋愛はできないと思ったほうがいい」

キツネの周りの愛すべき人を勝手に取材して記事にするシリーズです。
いろんな人がいろんなこと考えながら生きていることを感じてもらえれば。

今回は親愛なるみんなの姉御が登場です。

「大体のバンドは1年以内で何かしら問題起こして消えるし、10人も集客できないバンドで世の中は溢れてる。続かない確率の方が高いのだから物販の在庫抱えるのはリスク。」

そう力強く語るのは、愛野エリイ御姉様。

エリイさんはキツネが20歳くらいのときからよく対バン(ライブハウスでおなじイベントに出演すること)してくれていた。

バンドを率いるボーカリストとしての葛藤について、たくさんお話してきた。

「ボーカルは強くないとできへん。」

「結局最後に踏ん張らなあかんのはボーカル。」

ボーカリストの喉は世界に一つの唯一無二の楽器。歌はナマモノなので、メンタルや環境や体調によって日々変化している。

唯一無二だから替えがきかない分、バックバンドとは背負う責任が違うことは必然。


バンドの運営について話した語録

バンド活動をしていく上での葛藤についても2人で話してました。

プライドばかり高くなって自分の売り込み方について考えたり泥臭く行動し続ける力が欠けているのはもったいないな、といった話。

以下、エリイ姐さんの語録になります。

「自分で決めた人生を歩んでる人間には、どんなに不器用でもファンがつく。行動に生き様が滲み出ているから、やることに一貫性がある。」

「誰かのせいにできる立場の人間ほどすぐキレる。」

「27.28歳でフリーターしながらバンドしてる時点で常識的ではないんやから、中途半端に常識について言及しても意味ない。その枠は捨てるべきや」

「私たちがやってることは普通の仕事と比べると結果が出るには時間がかかるかもしれへんけど、普通の仕事じゃないぶん、やれることなんてごまんとある」

「まず自分がいる界隈の中で自分の存在を広める努力をどれだけしているのか。たとえばギタリストなら、他のギタリストに認知されるための努力をどれだけしているか。とくにオフラインの人間に支持されることがいかに大事か理解できている人間がまだ少ない。」

そして、ここからのエリイ姐さんからの言葉はバンドマンと恋愛している全ての人間に聞いて欲しい!!

「バンドマンは基本的にクズなのでバンドマンと恋愛する場合はクズであることを認めた上で付き合うべき。普通の恋愛がしたいならバンドマンはやめておけ。」

ごもっともである。

⚠️エリイ姐さんからの補足⚠️
勿論ちゃんとした人もいるよ!!
ただ、ちゃんとした人の割合は一般的な職業に比べると低くなるのでお付き合いする際は気をつけましょう!!


愛野エリイがMCで伝えたこと

以下は、少し他の演者より特別なステージで演奏した際に伝えたことだそうです。

私たちがこのステージにいる理由?

コネですよ!

コネというものを悪いイメージで捉える人もいるけど、コネとは楽して得ているものではありません。

コネを形成する上で、気を使ったり人間関係がしんどくなることもあるかもしれませんが、最終的に人間は人間によってしか生かされません。

積み上げてきた信頼関係、つまりコネが大事な時に自分を支えてくれます。

だから、コネは作るべきなんです。

エリイ姐さんのMCは情熱的。

いつも全力で生きてるからこそ出てくる本心からの魂のこもった言葉たち。

MCで人を引き込むというのは、人間的に魅力があるからこそできる所業だとキツネは思うのでした。

愛野エリイ Twitter

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