Bybit|注文方法と種類①成行・指値

さてさて、口座も開設したし、入金もしたし、取引開始だぜーっということで、注文方法を解説します。ここでは、成行注文指値注文について説明をします。(条件付きはすこし長くなってしまうので別Noteでのご説明です。)

この説明を読む前に取引手数料について理解を深めておくことをオススメします。

取引手数料(テイカーさん・メイカーさん・資金調達率)についてはこちらからおさらい&確認

両方わかってるからこそ、取引を効率化できるので、少し難しいですが、逃げちゃだめだ 逃げちゃだめだ 逃げちゃだめだ

成行注文(なりゆき・マーケットオーダー)

成行さんは一番手っ取り早く、現在取引所の最良価格で即約定される注文方法のことです。特徴は


①すぐに取引成立、売買の成立自体が保証されている(約定の保証)
②絶対今すぐ取引成立したいっていうときに最適
③テイカー扱いになるので、テイカー手数料を支払う(0.075%)

すぐに注文が通るので、初めて取引するときに一番使いやすいと思います。

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成行さんの注文画面です。数量の指定(必須)、利食い損切を設定したら(オプショナル)即ポジション成立できる。ただし、流動性を取引板からぶん取るので、テイカーさんになり、手数料0.075%支払います。

ポジションをクローズする際(利食い・損切・決済)も成行注文で行うと、即ポジションを決済できますが、テイカー手数料の0.075%を支払います。

成行さん=即成立・即解決=テイカーさん=手数料払う

ちょっと難しい?例えば

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青で囲っているのは最終取引価格(LTP)とよばれる、現在取引所内での最良価格です。この例でのLTPは$18,900.00

ここでもし、成行注文200,000の数量のBTC契約を売りに出したとします。

そうすると、

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この青でくくってあるところから、200,0000数、最終取引価格$18900.00の価格でいただきます。そうしたら取引板にのこる注文の数は
722,937-200,000=522,937.
取引板にすでに乗っている注文を取っていく、これが成行注文。

もし乗っている注文が終わってしまったら?

例えば、取引板がこうなっていた場合…

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成行注文で 200,000 数量のBTC 契約を売り(ショート)で入れたとします。
取引所の最終取引価格は $7,322.50 ですが、取引板には138,288契約しかないですね。
最良値の契約が全部取られてしまった場合は2番目に良い価格で取引されます。この場合だと、$73221.50が次の最良価格ですね。

このように、取引所内の最終取引価格の変動が起こります。


指値注文(さしね・リミットオーダー)

指値さんは即効性・取引が成立する保証(約定保証)はないけど、希望の値段で狙い撃ちができる注文のことです。特徴は

①指定した現在価格よりも良い値段で取引成立できる(価格の保証)
②変動が激しいときまたはあまりにも非現実的な値段では取引成立できない時もある
③メイカー扱いになるので、メイカー報酬もらえる(0.025%)

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指値さんの注文画面です。指値さんは載せる価格、数量を設定、利食い損切を設定(オプショナル)をしたのち、約定するのを待つ人。流動性を貢献する, 取引板に注文を載せていくので、メイカーさんとなり、約定時メイカー報酬の0.025%をもらえます。

ポジションをクローズする際(利食い・損切)も指値で行うと、即効性はない利益確定・損切ができますが、メイカー報酬の0.025%をもらえます。ただし、待っている間に逆行する可能性ありなので、気を付けてください。

指値さん=指定した値段を約定時保証=メイカーさん=手数料もらう

例えば

買い注文の場合:指値 $5000 で BTC 契約を指値注文で発注。もしBTC価格が $5,000 以下に下落した場合、指値注文は約定され、$5,000(または $5,000 以下)の価格で BTCUSD 契約を購入します。BTC価格が $5,000 に下がらないと、注文は約定されません。

逆に売り注文の場合、より高い価格で売ることを確保するために、現在の市場価格より上回る価格で指値注文を設定できます。

ただし、指値注文の際、気を付けないと成行注文になってしまいます。

指値ポストオンリー機能
指値を必ず指値注文にする

指値注文の場合、取引板にすでに指数した価格に等しい、またはもっと適切する注文があったら、注文はすぐに現在の最終取引価格で約定されます。

例えば、現在の最終取引価格は $7,000 で、もし $7,100 の指値価格で買い注文を発注してしまった場合、指値注文は $7,000 の価格で約定されます。指値注文は成行注文として約定されます。

指数だったのに成行になるシナリオ

買いの場合→最終取引価格と同じまたは高い値段で発注。
売りの場合→最終取引価格と同じまたは低い値段で発注。

これを防ぐ方法があるんですねー。ポストオンリー機能といいます。

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このPost-Onlyにチェックを入れておくと、万が一成行になってしまうような指値を入れたとしても、オーダーがキャンセルになります。絶対メイカーで注文いれるんだって人にはオススメ。


こちらBybit公式ヘルプの注文方法も参照にしてください。ここでは成行と指値のみをカバーし、別Noteにて条件付きをカバーしますが、どうしても全部学びたいという方はこちらにも記載されています。