Galaxy Watch 5 Proのボタンの挙動を変更
概要
下記のアプリによるサイドボタンの変更です。
・GW4Remap
・Wear Installer
Galaxy Watch 5 ProにWear InstallerでGW4Remapをインストールし、BixbyやSamsung Payの起動をトリガーとして別のアプリを割り当てる、というものです。
野良アプリに抵抗がある方はここまでにしてください。
はじめに
Galaxy Watch 5とProには2つのサイドボタンが付いています。
赤い方が電源ボタン、その下が”戻る”ボタンです。
初期設定で電源ボタン長押しにはBixby(Samsungのアシストアプリ)が設定されており、アップデートでGoogle Assistantにも割り当てられるようになりました。
電源ボタン2回押しは設定から任意のアプリを割り当てできます。
問題は戻るボタン。短押しは”戻る”で変更不可。
長押しはSamsung Payが固定で変更出来ません。
今後Wear向けのGoogle Payが日本国内でも解禁されるそうなのでもしかしたらSamsung PayもしくはGoogle Payで割り当てできるようになるのかも?
でも期待は禁物なので、できれば任意のアプリに割り当てたい。
海外でも意見は同じ。探すとすぐにでてきます。
Samsung Community/Products/Wearables/Remap long press back button
今回はその解説です。
アプリの準備
まずストアからWear Installerをスマホとウォッチにインストール。
Google Playストア - Wear Installer
下記のGithubからGW4Remapをスマホにダウンロードしておきます。
新しいversionが出ていればそちらにしてください。
Github - BigBoot/GW4Remap
接続
ウォッチ側でWi-Fi経由のadbを使えるようにします。
下記を参照。
Wear OS アプリをデバッグする
Wi-Fi環境を用意します。
今回はLetsnote FV1(SIMフリー)からのテザリングとしました。
ウォッチとスマホを同じネットワークに接続します。
ウォッチを機内モードにしてWi-Fiだけonにするってのも手です。
adbもonにしておきます。
ウォッチのWear Installerを開くとIPが表示されるのでメモ。
スマホのWear Installerを開くとIP聞かれるので入力してDONE!
DownloadsタブからGW4 Remapを選んでウォッチにインストール。
以上でインストールは終わりです。
adbは安全のためにもバッテリー持ちのためにもoffにしておきます。
ボタンのリマップ
あとはウォッチ側で設定します。
アプリ一覧からGW4 Remapを開いて有効化します。
すると自動的にユーザー補助に飛ばされるのでそちらも有効化。
ユーザー補助 → インストール済みアプリ
なにか出るのでOKすると設定できるようになります。
あとはアプリ一覧からGW4 Remapを開いても同じく設定画面に行きます。
しおりのようなボタンを押すと項目を選べます。
下記の画像を参考にしてください。
ここで、ウォッチの設定で電源ボタン長押しの設定をBixbyにしておかないとGW4 Remapでの設定は効きません。
これはBixbyやSamsung Payの起動をトリガーとして別のアプリを起動するためです。
なので若干タイムラグがありますし、一瞬BixbyやSamsung Payが見えることがあります。あと、アプリ一覧からそれらは実質的に起動できなくなります。
以上となります。
おつかれさまでした。
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