#復習饂飩_240222

めっちゃ久々の。

【秋の七草】

『ハギ、キキョウ クズ、フジバカマ オミナエシ オバナ、ナデシコ 秋の七草』
万葉集の山上憶良の句「の花 尾花(おばな)葛花(くずばな) なでしこの花 女郎花(おみなえし)また藤袴 朝貌(あさがお)の花」に由来(なお、『朝貌』はいわゆる「アサガオ」ではなく「キキョウ」のこと。朝顔が日本に渡来したのは奈良~平安頃で、この頃はまだ一般的では無かったと思われる)。
春の七草とは違い、「食べる」のではなく「目で見て愛でる花」としてのピックアップ。


【高考(ガオカオ)】

毎年6月7-8日に中国で行われる、全国統一の学力試験。正式名称は「普通高等学校招生全国統一考試」。中国はそのほとんどが国公立大学であり、原則として大学個別の入学試験が設けられていないため、高考の点数だけをもって大学の合否が確定する。

【ボレー粉・ボレイコ】

インコやオウムの餌に添加される、カルシウム・ミネラル補給用のサプリメント。軟卵や卵詰まりの防止のため、割と古くから用いられている飼料。
答え聞いてめっちゃ納得いったけど、原料は「牡蠣殻」
なるほど「牡(ぼ)」「蠣(れい)」「粉(こ)」

【原子心母】

イングランドのロックバンド「ピンク・フロイド」が1970年に発表したアルバム名、および表題曲。原題はそのまま「Atom Heart Mother」で、チェロ、ブラスバンド、コーラス隊なども参加した、フル尺23分超の超大作。タイトルは、たまたま目にした「とある未亡人が原子力電池で起動するペースメーカーの埋め込みに成功した」という新聞記事に由来するもの。
競技クイズだと「大きく牛が映ったジャケットのCDでも有名な~」っていう入りで何回か出題されてる気がする。何この文脈?これベタ問なの…?

【法隆寺と蛍光灯】

「Q:日本で初めて蛍光灯が設置された施設は?」「A:法隆寺」
1939年、東京芝浦電気(現・東芝)が国産蛍光ランプの製造に成功。
翌1940年、紀元2600年記念事業の一環として、法隆寺では金堂壁画の修復事業が行われていた。この際に熱くならない照明灯を探しており、これに開発完了間近だった蛍光ランプが採用。20W昼光色蛍光灯が136本設置され、これが日本で初めて実用的に用いられた蛍光灯となった。

【裂帛の気合(れっぱくのきあい)】

「帛」は絹布のこと。
「裂帛」は絹を引き裂く事を指し、転じて甲高い叫び声や雄叫びのこと。要は「絹を裂くような声」。
「裂帛の気合」まで続けた場合は、特に侍が斬りかかるときに発する叫び声を指す。時代小説などで用いられる定型句。


【寄席と太鼓】

寄席で鳴らされる太鼓は主に3種類。いずれも前座が鳴らす。

●一番太鼓:開場を知らせる太鼓。長バチを用いて叩き、最後にバチで「入」の字を作って太鼓の表面を押さえる。「大入り」を祈念しての験担ぎで、ここから「入れ込み太鼓」とも。
●二番太鼓:開演5分前に鳴らされる太鼓。締太鼓・大太鼓・能管(笛)を合わせて鳴らす。「着到」とも。
●ハネ太鼓/追い出し太鼓:終演後に鳴らす太鼓。前座・二つ目が楽屋から「ありがと-ございました!」と声を張り上げる。

「ドコドコ」と力強く叩く音が客の足音、縁を叩く「カラカラ」が木戸口を開ける音、縁をこする「ギーッ」が木戸の鍵を閉める音…といった具合に、各音には演芸場の風景が重ね合わせられている。

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