#復習饂飩_230926

別件の作業が立て込んでて、あんまりクイズ出れてないマン。
点数は取れるんだけどどっちかというと問題集との相性なんよなぁ…押し合戦になったら多分負ける(˘ω˘)


●D.LEAGUE

世界初のプロダンスリーグ第一生命がタイトルスポンサーを、ソフトバンクがトップパートナーを務める。
2020年8月発足、現在は「エイベックス(avex ROYALBRATS)やKADOKAWA(KADOKAWA Dreams)など、13企業がオーナーチームとして参画している。


●ブラキエーション

テナガザルなどの樹上棲の霊長類が、ぶら下がりながら両腕で交互に枝を掴んで、振り子状に渡り歩く移動方法。日本語では「腕渡り」。「ブラキウム(bracchium)」が「(解剖学用語上の)腕・前腕」を意味する。


●中国の税制の変遷

「租庸調制」→「両税法」→「一条鞭法」→「地丁銀」。いずれも中国税制史上でのターニングポイント。

①租庸調制(+雑徭):隋唐時代の律令制下での税制。全ての民衆に等しく田を与え、一律同額の税金を徴収したもの。大きく、穀物を収める「租」、布や麻を収める「調」、中央政府での労役(もしくはこの代替納物の絹・麻)の「庸」、無償労役の「雑徭(ぞうよう)」に分けられた。

②両税法:780年に唐で成立。農民に割り当て以上の土地所有を認めた一方で、耕地面積に応じた税額を徴税した。また全ての徴税を、夏と冬の2回に集約させた(名前の由来)。貨幣での納税を認めたものの、時代的にはまだ早かったようで、後追い的に現物納も認められている。(租庸調制自体は廃止されたが、これとは別に無償労役制度は残っている。)

③一条鞭法(いちじょうべんぽう):1530年頃に明で成立した新たな税制。銀の流通量が増大したことや、徴税額の安定化を目的として、これまでの物納・労役制度から銀での支払いに完全集約させた。複雑化していた税制や徴収方法等を、簡素化のために1条にまとめ上げたことからこう呼ばれ、「条鞭」「一条法」などとも言う。

④地長銀(じちょうぎん):1711年、清で成立した新たな税制。依然として残っていた「地税」と「丁税」の区分について「地税」に統合する形で一本化。これにより税制の簡素化を図った。人口増加に伴う増税が発生しなくなったため、中国ではこの後急激に人口が増加する。
地税:土地税。土地に係る税金で、主に物納が担っていた税金。
丁税:人頭税。労役として納められていた税金。


●「コロイド」関連(#説明饂飩)

「コロイド」とは、0.1~0.001μmの(ミクロ界では)そこそこデカい微細粒子が、媒体内に分散している状態。この分散している粒子自体は厳密には「コロイド粒子」と呼ぶ。
◆そこそこデカい粒子なので、特異的な性質がある。
・例えば、普通光が当たると小さい粒子ならそのまま通過できるが、コロイド粒子はそこそこデカいために光が散乱し、光の道筋が見えるようになる(「チンダル現象」)。
 ・また、媒体中の分子(例えば水分子など)が熱運動で不規則に振動するため、これがぶつかったコロイド粒子も不規則的に動いているように見える(「ブラウン運動」)。
 ・そこそこデカいので、通常の水分子や電解質は通れるような「そこそこ小さい穴が開いた膜(『半透膜』)」を通ることができない。これを利用して、特定のコロイド物質だけを選り分けることができる(『透析』)。
 ・電荷をもつ粒子も多く、電圧をかけるとコロイドが一定の方向に移動する。これを利用したのが「電気泳動」
◆コロイド粒子は、そもそも単品がデカい「分子コロイド」、不溶性の粒子が集合して微粒子化した「分散コロイド」、多数の分子が特定の形で集まって形成された「会合コロイド(ミセル)」に分けられる。
「会合コロイド」《詳しく》:溶液中で、分子が数個~数十個、整列して会合して形成される粒子。代表例としては、汚れを取り込んだ状態の石鹸・洗剤など。教科書とかでよく見るのはこれ。
◆また、電解質との会合のしやすさからの区別として、凝集沈殿しやすい「疎水コロイド」と、沈殿しにくい「親水コロイド」という区別の仕方もある。
◆溶液内に親水コロイドを添加して、無理やりコロイドを形成させることで、粒子自体が多量に凝集して沈殿するのを防ぐ方法がある。この場合の「無理やり形成させられたコロイド」が「保護コロイド」。「墨汁に添加される膠」や「写真フィルムに添加されるゼラチン」等がこれに相当。

解説パート長め回。

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