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恋愛のゲーム

10年近く前にルールズって本、流行りましたね。知らない人もいっぱいいるかもしれないけど、恋愛においてのゲームって言葉は知ってるよね?

私は、このルールズっていう本を読んでからゲームってなんだろう、みたいなこと考えるようになったんだけど、(その時すでに30歳近くて、その前はかなり素朴な女子でした。) 若い頃から、体感的にゲームというか、男心をくすぐる方法とか知っている女子はすごいよね。 社会人になってもプランニングとか、セールスとか、プレゼンとかに長けて行きそう。 だって、それって自分をどうやってマーケティングしていくか知っているってことで、どうやって自分のいいところを前面に押し出していけばいいとか、相手が、今何を思っていて、何をすると喜ぶか、とか、どうやったら相手に自分のしてほしいことをしてもらえるか、っていうのかを自然に考えて行動に移しているっていうことでしょ? 天才だよね。。無敵じゃん。

最近になって、やっと自分の無知さに気がついて、ありのままの自分が一番自分らしくてかっこいい、とか思っていた昔が恥ずかしいわあ。

ということで、今日は私の思う恋愛のゲームについて書かせていただこうと思います。

このルールズって本、かなり昔に読んだから少し忘れてきちゃったけど、確か。。

ラインが送られてきてもすぐに返すな!

電話が来ても4回は無視して5回目にとれ!

デートは2時間以内に済ませろ!

手に入りにくい女性を演じろ!

ミステリアスな女になれ!

連絡がない男には連絡するな!

彼が悩んでいるとき、落ち込んでいるときは、何も話さずにただそばにいろ!

ってな感じで、恋愛上での色んなルールが書いてあって、その事例と、理由みたいなものが添えてあったと思います。 読んだ当初の感想は、同意できるところもあるけど、同意できないところもあるし。 ライン読んだのに返答しないとかって、自分がやられて嫌なこと相手にするのおかしくない?自分が好きな相手に好きな態度を示さないのもおかしくない?って思っていました。

で、あるとき、そんな自分を信じてその当時デートしていた相手にナチュラルに”好き”をアピールをしていたんです。 素直に彼のいいと思うところを伝えたりー、いろいろ誘われたら他の予定を変えてでも彼の都合に合わせたりー。向こうも向こうで、ラブレター書いてくれたり、手作り弁当作ってくれたりしていたから、物事はいい方向に進んでいるものとばかり思っておりました。が、突然!!!彼が話があると。

(注:私はアメリカに住んでいて、こちらでは付き合う前に、デートする期間があるものなんです。で、3−6ヶ月して、お互いじゃあ、付き合いましょうか、っていう感じになったら彼氏彼女になるけど、それ前まではお互いコミットしていないから掛け持ちもあり、っていう感じ)

なにやら、急に私との関係がうまくいきすぎているのに戸惑いを抱く、と言ってきたのです。そして少し距離を置きたいと! 以前彼が好きだった女性は、彼はいっぱい尽くしても、彼のほうを振り向いてくれなくて、さらにいろいろ尽くしても振り向いてくれなくて、でもすごく好きだったそう。で、今でも好きなんだとか。で、私の場合、そんなに苦労しなくてもすぐに手に入ってしまったので、あれ?みたいな感じ、なんだとか。エーーー? 何それ〜〜〜?

でしょ? そう、そうなんです。やっぱり人間って、簡単に手に入ってしまうものよりも努力して手に入れるものに価値を見出すんです。  それが同じ価値のものでも〜〜〜泣!!

私は、相性が合うからうまく事が進むしー、合わないものは進まない、っていう考え方なんですが、男性の中にある狩人的な心理を全く無視していました。何事も経験ですよね、こんなこと色んなところで言われているじゃないですか。基本中の基本。でも自分で気づくまでそんなこと右から左に流れていって、自分の考えを変えませんよ。 神様、、気づかせてくれてありがとう。いい経験をありがとう。

これからというもの、男性の心理というものは女性のそれとは全く違うということを理解して、もっと学びたいと思いました。 そしてなんでしたっけ、もうひとつ同じような時期にヒットした本、ジョン、グレイの ”男は火星人、女は木星人”、でしたっけ? 女性の考え方と、男性の考え方が、もう他の星の人っていうぐらい違うから、同じ星の人間だと思って接するな、っていうコンセプトです。  な、る、ほ、ど。 そうだったのかー、って目から鱗ですよ。もう具体例は忘れちゃいましたけど、男性は女性のために何かをやってあげて、それが感謝された時に幸福を感じる、というのが一番印象に残っています。 やはり、お互いをよく理解して、男女の関係を長く保つのは必要だな〜と思いました。  

自分を信じて(って、何の根拠を信じているのかよくわかりませんが、直感?)行動をするより、先人の開拓してきた知恵にあやかる方が断然賢い選択だ、と思いました。  

だけど、ただ鵜呑みにするんじゃなくて、もちろん恋愛はケースバイケースだから自分なりにちゃんと納得して応用するのが大事だと思うんです。

私の理解するに、ゲームって、男女間での思いやりなんだと思います。自分ではこうやって接したいけど、でも彼はこうやって思っているはずだから、私は、こういう風に接してあげるともっと2人の関係が盛り上がるだろう、っていう感じで。 

だから、相手の情報は具体的にわかっていればわかっているほどいい。 どういう風に育ってきたか、とか、今社会的にどういう立場にいるのか、何に興味があるのか、過去、どういう恋愛をしてきて、何で別れたのか。いいタイミングで聞き出せるところまで聞き出して、相手になりきることができたら、どうやって相手が考えるのか、より想像しやすいものになるよね。興味深く彼のことを聞いていると、向こうもあなたに興味を持ってくれるだろうし、一石二鳥。 で、そんな彼の性格がわかってきたら、あなたの、どんなところが好きになるかわかってくるだろうし、どうやって、あなたのいいところをアピールできるかもわかってくるだろうし。   何時頃忙しくて、何時頃リラックスしている時間なのかわかると、いつラインを送ると返答しやすいか、もわかってくるよね。 

彼のことをただ想像して思い描いているとその想像に恋しちゃうことがあるけど、でも冷静に彼のことをちゃんとよく知っていけば、恋に恋い焦がれることもなく、本当の彼を知ることができるでしょ?  だから、早い段階で恋愛回線ができちゃうことを防げると思うんだ。 この恋愛回線、彼のことが好き!って思っちゃう思考が出来上がっちゃうと思考能力が衰えて、冷静な判断ができなくなっちゃうから、これはなるべくできないようにしよう。ちゃんと彼のことを知った上で、彼があなたのことを好きになるように仕向けてあげよう!というのが世間ではゲームって呼んでいるんだと私は思うんだ。    

どうやっても叶わない恋もあるし、相性もあるけどさ、叶う恋が叶わなくなるのだけは避けたいよね!  かなり抽象的になっちゃったけど、これから具体的な例を出していければなーと思います。

質問、悩みとかあったら、いつでも相談してみてくださいー。 できるだけ詳しく情報をくれると、もっと答えやすくなると思う。

それでは、もっともっと恋をしていい女になろう!

It's so good to be alive! 

xx





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