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機材紹介⑨ LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3 ASPH./POWER O.I.S. H-RS100400


LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm

2016年3月10日発売。7年ほど前のPanasonicのレンズになります。
2023年6月27日に生産終了の案内も出ております。
筆者は75-300mmで手軽に望遠を撮影し始め、SNSで解像度の良い皆さんの鳥の写真にあこがれて購入しました。
鳥の撮影には機材以外にも鳥の生態を理解してシャッターチャンスを待つ必要があり、筆者はまだ初心者ですがレビューします。

換算800mmで985gの超軽量、超望遠ズームレンズ

本レンズの魅力は何といっても軽量さ。このズーム域で1kgを切っているレンズは他にありません。同様のズーム域ではOMDSが発売しているM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400m F5.0-6.5 ISもありますが、筆者は軽さを理由にこちらのレンズを選択しました。
選定の際の基準は主に3つです。
①画質
②重量
③価格

①画質
概ね同じですが、海外サイト含む現存するほぼ全てのYouTubeや作例サイトの画像を見て以下のことがわかりました。
ワイド端: Panasonic(F4.0のため絞っても余裕があって有利)
テレ端: 周辺画質はイメージサークルに余裕があるOMDSが良好。中心の最高画質はPanasonicが良好(F8.0時)
筆者はマイクロフォーサーズであってもクロップした画像を使うので、中心の最高画質を優先してPanasonicに軍配が上がりました。

②重量
OMDS 1120g, Leica985gで数値で明らかにLeicaが有利です。

③価格
2023年8月現在、価格.comの比較ではOMDS13.7万円、Panasonic16.3万円でした。
OMDSのほうが明らかに有利ですが、発売から時間がたっているPanasonicのほうがまだ価格が高いというのは将来別の機材に乗り換える可能性を考慮すると再販価格が高いとも言え、有利に働くとも言えます。
一方、Panasonicはすでに生産終了のアナウンスがされており、2型が出る可能性もありますので、もし2型が出た場合には価格が落ちる可能性も懸念されます。
そうすると約3万円の価格差をどう見るかですが、筆者はPanasonicを購入することにしました。
Panasonicは最近フルサイズに力を入れているので2型が出ない可能性も十分ある点と、2型が出たとしてもOMDSやLeica 9mmの様子を見るに、今後金属鏡筒の質感高いレンズとして出ないのではないかと予測したのが主な理由です。持っていての満足感は筆者にとって差額分の価値があると判断しました。

作例

まだあまり作例が収集できていませんが、作例を載せておきます。作例サイトのほうがより充実してきれいな画像がありますので、筆者はクロップ耐性,
ズーム時の毛並みの見え方など、通常のWeb調査で分かりにくい実用面についてわかるよう記載したいと思います。全てOM-1での撮影です。

ガビチョウ. ISO3200, SS1/1600, 400mm, f8.0, クロップ1603x 2138 pix.  


ムクドリ. ISO1600, SS1/1600, 400mm, f8.0, クロップなし
スズメ. ISO200, SS1/1600, 400mm, f8.0, クロップ3101x2326pix.

おわりに

今のところ筆者は本レンズをテレ端で使用する際、f8.0, ISOは最大3200程度で利用するのがよさそうと感じています。
画質は単焦点に劣る部分はあるかもしれませんが、DxOPhotolabでノイズ除去AIをかけることで満足できるレベルになると感じました。

今回紹介したレンズはすでに販売終了していますが、まだ価格.comで残玉は存在しているようですので是非ご確認ください。

ご参考まで、オリンパスの100-400のリンクも貼っておきます。

※本ブログはアマゾン・アソシエイトプログラム参加者となりました。


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