FUJI ROCK FESTIVAL 2019 初日感想②
JANELLE MONAEはそこまで予習していなかったが、そのステージングには一気に引き込まれた。歌える、踊れる、着替える(笑)の3拍子。マイケル・ジャクソン×安室奈美恵!? 1時間のステージはあっという間に終わってしまった。早くもベストアクト決定だと思った。
先ほど、日本人アーティストをフジロックで観る意味を書いたが、海外アーティストのスケール感、演出、出音の違いは実際に体感しないとわからない。今、日本の洋楽マーケットは縮小気味だが、そういう意味でもフジロックとサマソニはやはり貴重なフェスだと思うのだ。
終演後は疲れもたまっていたのでグリーンの基地で小休止。こういった休憩を随時入れていかないとフジロックはバテてしまう。BGMのキャロル・キングがピースフルな雰囲気に輪を掛ける。いつの間にか寝てしまった。
グリーンではELLEGARDEN。物販に別列が出来ていただけあり、この日はエルレ目当ての客が多かった。そういやこのエルレって表現で合っているのか!? 演奏が始まってからもずっとウトウトしてたわけだが、実はELLEGARDENがやっている間はオアシスが空いているだろうから、人気店で腹ごしらえしようという狙いがあった。
「スターフィッシュ」でグリーンが盛り上がる中、オアシスに。苗場食堂の行列は?とのぞくとそれでも行列が。。照準をもち豚に定め直し空いてる列に。せっかくなので豚丼と豚串のダブルで注文。やっぱり安定感あふれるなー。パワー充電したところでマーキーでやってるMITSUKIを少し見てからグリーンに戻る。
この時点でかなり満足度が高いのだが、これから初日のヘッドライナー・ケミカル・ブラザーズ。振り返って見ると個人では2007年のフジロック以来。あの時は初めて観て音の良さに驚いたのを覚えている。そう、フジロックのPAはかなりバランスが良いのだ。万全の体制でPA横辺りに移動。いきなり「Go」で始まる。やっぱりいいなあ。最新アルバムもそうだけど、楽曲クオリティが安定してるんだよなあ。
中盤前に「Hey Boy Hey Girl」も飛び出し、一気に盛り上がる。そして終盤は初期の曲を織り交ぜながらクライマックスへ。最後は「Block Rockin' Beats」。もはやあまり聴かなくなったけど、生で聴くとやはりいいもんだ。
ケミカル終了と同時に雨が降ってくる。みんなMOROHAに行くというので駐車場で別れて個人行動。雨しのぎにクリスタルパレステントへ。おっ、ピーター・バラカンだ。ちょうど交代のタイミングでマタドール!ソウル・サウンズ。明日のヘブンに出るバンドがこのタイミングで観れるのはうれしい。
しかし、ルーキーアゴーゴーのE.sceneを観るために小雨パラつく外に戻る。疲れもピークだったので座って観ることに。予習で何曲か知っていたがベースの音数と切ないんだけどソウルフルなボーカルがかなり良い。こういう出会いがあるのがフジロックの醍醐味だ。最後は前の方で盛り上がった。
まだ時間があったのと、何気に寒さを感じていたので思いきってレッドマーキーへ。仕事関係のフォトグラファーに教えてもらったYAEJIがやっていた。とにかく寒かったので、後方で座って観たが音のセンスが良い。体力が余ってたらもうちょっとちゃんと観たかったな。
時間が来たので1時半に駐車場に。車で移動して2時に宿に。急遽人数を増やしたため、6畳男4名と言い渡されていたのだが、キャンセルがあったらしく大部屋に。ありがたい! 風呂で物販行列時の日焼けの痛みを感じつつ、明日の起床は7時。ソッコーで爆睡したのであった。
2日目につづく
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