うろ覚えでゼルダの伝説ストーリーを語る

うろ覚えでゼルダの伝説神々のトライフォースのストーリーを語ろうと思う。ここに書かれた内容の信憑世は全くないので信じないように。

ある雨の中、緑色のエルフの少年は誰かの叫び声を聞きます。おうちの寝室にまで届く大きな声に目が覚めた少年、ゼルダくんはもう寝付けず、雨の中の夜中外を徘徊することにします。

しかし、家の外から遠くへはなぜか行けず、城の裏口にしか行けない呪いにかかってることにゼルダ君は気づきます。

中に入ると、何とおじさんが酔っ払って寝転んでいて、剣と胸バッチをくれます。そのアイテムを装備したゼルダ君はウキウキと城内を探索し、物色するようになります。

城の地下に兵士がいます。バレたので仕方なくお城の美術品を持ち上げてフルプレートの兵士に投げつけて殺します。容赦ないゼルダ君は生粋の悪者です。

奥底には檻の中に女の子が居ました。何ととらえられていたというのです。その女の子を救い出すゼルダ君。大義名分が生まれたので兵士たちを薙ぎ倒し城を爆弾で破壊し、炎で燃やしながら脱出します。

すると教会に出てきました。神父さんがその女の子を預かると言います。絶対に守るから安心してという言葉にゼルダ君は全幅の信頼をして世界を放浪することにしました。

外にいる兵士たちはゼルダ君を見ると敵と識別して突撃してきます。今ではすっかりお尋ね者です。なのに城のすぐそばにある自宅は荒らされた様子もなく、ハイラルの警備体制ががばで全くの無能で呆れてしまいます。

そんな中、ゼルダ君は地面に刺さった剣を見つけて拾います。何となくカッコいい名前をつけるのがブームだったゼルダ君は、その底あたりに落ちてた剣をマスターソードと呼ぶことにしました。

知らない酔っぱらいからもらった短い剣より長い剣はカッコよくて、お気に入りなりました。

そんなことをしている間に、何と女の子がまた誘拐されてしまいます。神父さんは何と殺されてしまってました。おい女の子1人も守れないのか、守るって言ったのに!
ゼルダ君は復讐に燃え、女の子を奪還すべく細かい計画も作戦も立てず、ただ真っ直ぐに城に白昼堂々と急襲する事にします。

城の防備は脆弱で、エルフの少年1人で制圧できてしまうほど衰退していました。奥にはすごい悪そうな黒いフードを被ったシス卿が待ち構えており、誘拐した女の子をまさしく生贄に捧げ、そのはらわたの血肉を何かに捧げていた所でした。

激昂するゼルダ君。怒りに身を任せシス卿に切り掛かるも、怒りや復讐心ではシス卿を倒す事はできません。

ゼルダ君はその暗黒の心を見透かされ、暗黒の世界に飛ばされてしまいました。

暗黒の世界、ハイラルに似ているが崩壊している絶望のような世界に飛ばされたゼルダ君。
無惨に殺された女の子に淡い恋心を抱いていたことに失ってから気づきました。その怒りと復讐を誓い、そしてマスターソードが赤く染まり剣が強くなりました。

暗黒の世界では武力こそが正義でした。力により化け物や、人間のなれ果てを葬り去り、そして13賢者という概念を知ります。何と女の子は13番目の生贄であり、12人の知らない女の子達も生贄として殺されていたのです。

合計13人の生贄として捧げられた祭壇を巡り、シス卿への恨みと復讐を深めることになります。

もう女の子の声は聞こえません。笑顔も見れません。ゼルダ君はひとりぼっちです。

シス卿は暗黒の力、トライフォースというものをてに入れる為、この世界へのゲートを作り、そして支配することを目論んでいました。

暗黒の世界でゼルダ君は心も暗黒面に落ちていましたが、そこに賢者と出会い、復讐心だけではシス卿には敵わないと諭されます。

もう今は亡き生贄にされた女の子は応えてくれる事はありません。しかし、己の心の中にいる女の子と向き合う事はできます。その女の子は本当にゼルダ君に復讐を望んでいたのか、賢者はゼルダ君に問いかけます。

ゼルダ君の心の中にいる女の子は答えました。
「復讐の連鎖を止めて」と。

シス卿はなんと、過去ハイラルの王から迫害され、汚名を着せられその娘達を見せしめに殺害され追放された悲しい過去を背負っていることを聞かされます。
その復讐の為にシス卿はハイラル城を制圧し、王の一族の娘達を生贄に仕返しだというのです。

ゼルダ君が復讐をしても、その負の連鎖を止める事はできないというのです。

ならばどうすれば?と思っていうと、賢者はある事をいいました。
「明日、気持ちよく朝起きられる、そんな判断をしなさい」

ゼルダ君はそれまで妄想で作り上げたシス卿像を捨てて、素直にムカつくやつをぶん殴って帰ることにしました。

暗黒世界の玉座に座るシス卿との対決。
莫大な力を誇るシス卿は、過去とらえたさまざまな人間のなれ果てを駆動力に強力な魔法を放ち、ゼルダ君を苦しめます。

しかし復讐の呪縛から解放されたゼルダ君が放つ純粋な心に、シス卿はついに負けてしまいます。

シス卿が望んで欲しがっていた、トライフォースが手に入りました。

トライフォースはゼルダ君に語りかけます。
「あなたが望むものを何でも叶えて差し上げます。あなたは何を望みますか?」

ゼルダ君は、このクソみたいな暗黒世界から早く帰ってトイレに行きたくてたまりませんでした。なので、元の世界に戻りたいと告げます。

驚いたトライフォースは、再度ゼルダ君に、本当にその望みで良いか聞きますが、早くトイレに行って寝て、気持ちよく朝を迎えることしか考えてないゼルダ君は再度同じ望みを告げます。

無事にハイラルに帰還できたゼルダ君は、ハイラルでお尋ね者のまま、ただすっきりとした気分で明日を迎えることができました。

おしまい




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