うろ覚えでドラクエ5のストーリー語り

何の確認もしていない。自分の記憶と妄想と今の気分で奏でるドラゴンクエスト5のストーリー。

幼少期の主人公。パパスという親に連れられ、街から街へ放浪していた。はるか昔お城に住んでいたような記憶があるが、いつからか貧しい放浪生活を続けていた。

主に野生動物を刈り、剥ぎ取った肉で腹を満たし、毛皮を売りわずかな路銀を稼いでいた。

そんな中、貧しい農村にたどり着き、パパスは洞窟の奥に引き篭もるようになる。そこで主人公はビアンカという少し年上の女の子と遊ぶようになる。ビアンカはお転婆で、主人公を連れて廃墟となった城で肝試しを提案、半強制的に連れて行かれる

その廃墟の城は遥か昔、家臣の裏切りにより王が斃れ、廃れ主人のいなくなった城であり、戦略的に優位性がないことから保護されず荒れるに任せていた。

探検している中、墓漁りしていた主人公は左腕が黒く汚れてしまったことに気づく。後で体を綺麗にしないと夜遊びがバレそうだ。

そこで強力な王の怨念を感じた主人公はビアンカを見捨てて逃げ帰ってしまう。ブチ切れたビアンカは絶好を言い渡す。

村で子供達の体が黒く腐敗して死んでしまう謎の奇病が流行っている噂を耳にする。この村から出るのは危険だ、余所者が入ってこないように警戒しなければならないと、村の自警団が編成させる。

主人公は村から出れず、しかし目を盗みパパスのいる洞窟に忍び込み、親の秘密を探ろうとする。
そして、パパスが謎の黒ずくめの男と険悪な様子で会話している姿を見つける

黒ずくめの男はゲマと呼バレていた。ゲマとパパスは口論となり、ヒートアップしていった。そんな中、ゲマは主人公を見つける。主人公は反射的に黒ずんだ左腕を隠し、パパスの影か隠れる

ゲマは主人公を引き取るといい、有無を言わさず実力行使に出る。誘拐されまいと抵抗するパパス。力はパパスの方が上であったが、ゲマは卑怯にも隙をつき、主人公を人質にし、パパスに難しい事を言いつけ、引き下がるよう促す

しかし引き下がらないパパスは、主人公に危害が与えられないことからゲマから一方的に攻撃を受け、死んでしまう。

ゲマは主人公を連れ去り、場所もわからない地下迷宮に閉じ込められてしまう。


地下迷宮で奴隷のような生活を強いられら主人公。そこで知り合った自称王族の坊やと、女の子と仲良くなり、苦労と空腹に耐えながらも、意味のわからない力作業を強いられていた。

ある時、迷宮から脱走を試みる子供がいた。しかし出口に近づくにつれ、その子供の体は黒くただれていき、出口に辿り着けず倒れてしまう。
それを監査人は見つけると子供を引きずり、迷宮の最奥のジメジメして狭い牢獄に閉じ込めてしまう。

脱獄に対しての見せつけだと、別のとらえられた子供が呟く

謎の建造物が出来上がり、救世主としてゲマを讃える事を強いられてた主人公は嫌気が差し、この強制収容生活を脱獄することにした。

食糧運搬に使われてたタルの中に忍び込み、海に投が出し、陸地に辿り着くリスクの高い賭けだった。

主人公と自称王族と女の子は無事に脱出することができた。

自称王族の子はその女の子と結婚するという。しかし女の子は、自分は修道院に入り余生を過ごすといい、王族の子は王位につくように諭される。

そこで自称王族の子は、実は王族ではない、ただの町民である事を告げる。嘘をついていた事を詫びる男の子。
しかし嘘つきが嫌いな女の子は自称王族の子を汚い汚物を見るような目つきで見つめて、修道院に入り出てくることは無かった。

主人公は面倒ごとから逃れるように単身旅に出かける。そこで、伝説の装備がある事をしる。その伝説の装備を手に入れると、金銀財宝のある天空の城に行けるという。一攫千金狙いで、伝説の装備集めをする事にした。

伝説の盾があるとされる金持ちのルドマンという家に盾を盗りに行くも失敗。しかし、そこでルドマンの娘が嫁ぎ先を探しているという。嫁げばルドマン家を引き継ぎ、伝説の盾も自分のものだ。

フローラという娘はどんなものか知らんが、主人公はその婿になる為、ルドマンからの無茶振りに付き合うことにした。

とても危険な旅路の中、何と昔の幼馴染のビアンカに出会う。
喧嘩別れした経緯があるが、あれから10年経っているのもあり、打ち解ける。
主人公は金目当てに天空の城に行く、そしてその為に伝説の盾が必要で、その為に金持ちの娘と結婚する事をビアンカに伝える。

あまりに欲に正直な主人公の説明にビアンカは爆笑。面白そうだからついていくと言ってきかない。道中とにかく笑い物にされながらも、ルドマンが要求したボムの腕輪を回収し、ミストの村に届けるミッションを遂行する。

しかし手違いか、ミストの村に届くとボムの腕輪が何故か暴発してしまい、村が壊滅してしまう。

慌てて逃げ帰る主人公とビアンカ。ルドマンに問い詰めるも、届けることができなかった主人公はルドマンの要求を満たしたと言えず、盾もフローラも手に入らず、むしろお尋ね者として放逐されてしまう。

のちの噂で、商売敵が住むミストの村を焼き払う為にルドマンが仕込んだ罠だという話が耳に入るも、主人公は打ちひしがれ、逃亡生活を余儀なくされる。

伝説の装備はその後も見つからず、天空の城の手掛かりも出ない中、ビアンカは主人公に
「過去の伝説にすがるな。ないなら作り出せばいいじゃない」
との言葉を受け、伝説の装備を自作する。

これにより天空の城にたどり着くことができるも、偽物を見抜かれ、天空の城にいたグレータードラゴンの反感をくらい、主人公とビアンカは命からがら抜け出した。何とか少し財宝を盗み取ることに成功したことが不幸中の幸いだ。

暗黒の大陸に邪悪なミストラーダという悪い王がいて、グランパニアという自分たちの地域に強い影響力を持つ国に対して侵攻するという。

グランパニアはサンチョという王が治めている国であった。その国にきた主人公は、幼い頃ここで過ごした気がするという幻覚を感じる。

使用人が主人公を見つけると、慌てて主人公を食堂の陰、パントリーの奥に匿う。
そこで主人公の父パパスは、グランパニアの王であったこと、しかし昔、家臣のサンチョのクーデターにあい全てを失い放逐されたこと。その時幼い主人公も命からがら抜け出したこと。今のグランパニアはサンチョの酒池肉林の生活のせいで荒れ果てて弱っている事を知る

しかし、悪いことに天空の城のグレータードラゴンの加護を受けているといえ、サンチョから王位を取り返すのは難しいという。

グランパニアにおいても子供達がどんどん黒く腐敗する奇病が広がりを見せる。

そんな中、ミストラーダ軍がやってき、ゲマが手下として攻め込んでくる

ゲマは子供達を、特に重症な子供達を優先的に狙い融解していく。ミストラーダ軍は大きな被害を受け、撤退を余儀なくされる。

主人公は誘拐された子供達の奪回作戦を企画する。

ミストラーダ軍に忍び込んだ主人公は、誘拐された重病の子供達が元気に回復している姿を見て驚く。

なんと、ゲマはその奇病を治す為、何十年も前から精力的に病と戦っていたのだ。
呪いを子供達浴びないよう、配下や、子供達の力を借りて結界を築き上げ、それにより子供達は命をながらあることができたのだ。

しかしゲマはグランパニアとは別の国の医師。ゲマの治療方法を認めないパパスやグランパニアのサンチョ僭王はゲマの行為を内政干渉として応じず、結果子供達の大量の被害を出すことになっていたのだ。そしてあろうことが、その奇病をミストラーダのせいにしたプロパガンダを流していたのだ。

真実を知る主人公も、グランパニアとミストラーダの衝突を回避することができず、そして真の元凶、グレータードラゴンの存在を知る。

何とそのドラゴンは、自分の母親を殺した親の仇という事をしる。
母親は天空人で、地上人のパパスに恋をするもグレータードラゴンはそれを認めず、主人公を産んだ母親を殺してしまったのだ。

主人公はゲマと和解し、
サンチョ僭王の撃破、そして天空の城へ進撃し、真の宿敵グレータードラゴンを討伐することに成功する。

こうして、一つの壮大な悪を滅ぼすことに成功した主人公であるが、天空の城の財宝に現を抜かしている合間、ゲマに首を狩られて死んでしまう。

おしまい



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