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みつかったフィルム。

1.自己紹介。それから脱線。

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白魔つむぎ
「みなさん!初めまして!『みつかったフィルム。』のリーダーにして、魔法使い見習いの白魔つむぎです!
魔法界で生まれ育った私が、どうして人間界のみなさんとこうしてお話ししているのかと言うと、それはそれは複雑なお話があるのですが…。
それはともかく!今日みなさんに知って欲しいのは『みつかったフィルム。』とは何なのか、についてです!」

「それでは早速…って、あ、ちょっとあんたらが出てくるのはまだ早いわよ!」

野崎 アイコン

野崎くん
「随分と自信過剰な自己紹介。押し黙ってはいられなかった。
じゃあ、僕は『みつかったフィルム。』のセクシーリーダー、野崎。」

白魔つむぎ
「相変わらずの棒読みね…」

野崎くん
「僕が心を失った原因の一端は、つむぎにもある。」

白魔つむぎ
「もう、すぐに蒸し返すじゃないの!あれは事故よ事故!」

72  アイコン

72
「どうも、72(しちふた)と申します。訳あって、私は体を失い、この小さなキャニスターだけが私の今の世界なのです。
…じゃあ、私は『みつかったフィルム。』のサイバーリーダー、ですかね」

白魔つむぎ
「さっきから何よ!セクシーだのサイバーだの…」

野崎くん
「嵐を呼ぶ、密林。」

72
「もはや様式美ですね」

白魔つむぎ
「嵐を呼ぶ…何?もう一回言ってくれない?」

72
「ちゃんとメモとるんですね、感心です」

白魔つむぎ
「そりゃそうよ、人間界のことは少しでも情報を集めなくちゃいけないんだから!」

野崎くん
「人類史学上、最も影響力のある映画、と、全米クレしん学術協議会会員の僕は思っている。」

72
「私はその次のやつの方が好きですが」

白魔つむぎ
「えと、ごめんなさい、変な奴らが乱入しちゃって。せっかく私の話を聞きにきてくれたのに…不気味な奴らが出てきてびっくりされましたよね?
実は何を隠そう、『みつかったフィルム。』では3人組で映画について考察する活動をメインに行なっていきます!」

野崎くん
「折角、バーチャル美少女を拝みに来たのに、見知らぬヤローが二人いた。
デートかと思ったのに相手が友達を連れて来た、みたいな不信感。」

72
「もう、野崎くんはマセガキですね。そんな辛い経験はそっと忘れてください」

白魔つむぎ
「ちょっと男子!いちいち話を脱線させないでよ!」

野崎くん・72
「…シュン…」

白魔つむぎ
「ゴホン。で!ですね。私、白魔つむぎは魔法界から人間界への留学生でして、魔法と共に人間のことも学びたいと思っています!
そのために、野崎くんと72くんにお手伝いをしてもらっています!」

72
「つむぎちゃんが人間界に召喚される際、必要とされた「材料」は、不運にも魔法陣の近くにいた私たちから採取されてしまいました」

野崎くん
「水35リットル、炭素20キログラム、お砂糖、スパイス、すてきなもの。
それは、72の体
けれど、つむぎの召喚にはもう一つ、必要だった。体だけじゃなく、心の材料も。
それが、僕の心
僕らはそれぞれを奪われた。」

白魔つむぎ
「私の自己召喚魔術が未熟で、まさかこんなことになるとは、思っていなかったわ」

72
「というか、そもそも召喚に「材料」が要るなら、何にせよ誰かしらは犠牲になってたってことですよね?」

白魔つむぎ
「いや、うまくいけば魔法陣の周囲の昆虫とかから材料が集められたんだけど…」

72
「…。」

野崎くん
「つむぎが虫で『成って』なくてよかった。」

72
「『エビの尻尾は〜』ってやつみたいですね」

白魔つむぎ
「何?また人類史学上重要な話!?」

72
「いや、『知らない方がいい話』です」

白魔つむぎ
「え〜、気になるわね。あとで調べてみるわ。
…じゃなくて!

そう、私がリスクを負ってまで人間界に来たのは、人間界に隠された名門魔法大学に通うためです!

でした。…」

72
「まさか秒で落第決定するとは思いませんでしたね」

白魔つむぎ
「悪かったわね!魔法が苦手な上に人間の文化も全然理解できなくて!
何よ上座下座って!?」

72
「落ち着いてください!自分をアサシンだと思えば感覚的に解ります!」

白魔つむぎ
「ゼェハァ…ともかく、私は人間界についてを人一倍学ばなくちゃいけないんです!」

野崎くん
「その為に映画好きな僕らにできること。
つまり、親が子に寓話を読み聴かせ、教訓を説くように、
映画を見せ思考を巡らせ、人間界を理解させる。」

72
「あれ?でも何で被害者である私たちが協力するんでしたっけ?」

野崎くん
「自らは無知を演じて僕に解説させ、間接的に第三者に設定を理解させる。
『裏回し』とは、72も立ち回りが上手くなった。」

72
「…」

野崎くん
「僕らの体と心を取り戻すには、つむぎの魔法が不可欠
けれど、その魔法は上級魔法に分類され、学士号を取得しないと使えない魔法。」

白魔つむぎ
「そこで私たちは、互いの利益のために協力して魔大卒業とそれぞれの体と心を取り戻すためにチームとなって活動することになりました!」

72
「え、待ってください、卒業までってことは年単位じゃないですか」

白魔つむぎ
「当然よ!乗りかかった船、沈没するまで航海は続くわよ!」

野崎くん
「僕は既に、後悔してる。」

白魔つむぎ
「はいおもしろ〜。」

72
「えっ、そこ空気悪いのやめてくださいよ!」

野崎くん
「のび太くんやカツオくんのように、時の流れに取り残されないようにね」

白魔つむぎ
「余計なお世話よ!ここから巻き返さなきゃ、アンタらもヤバいんだからね!」


2.今回のまとめ。

72
「ほらもう、関係ない話してるから2000字超えちゃってますよ!これじゃあ軽いレポートじゃないですか!」

野崎くん
「72には何が見えてるの。」

白魔つむぎ
「アンタらが脱線するからでしょ!ていうか、レポートとか言わないでよ!また忘れてた課題のこと思い出したじゃないの!」

72
「忘れてたなら感謝して欲しいくらいですが…」

野崎くん
「簡潔にまとめると。

① 『みつかったフィルム。』は映画のあらすじ朗読、考察を行う3人組バーチャルYouTubeチャンネル、及びその他のソーシャルメディア活動。

② 白魔つむぎは魔法使い見習いで、魔法大学に通うために人間界に留学している。

③ 僕、野崎と72は白魔つむぎ召喚の際に誤って材料とされ、僕は心を、72は体の大部分を奪われてしまった。

④ 白魔つむぎは学位を取る為。僕と72は心と体を元通りにしてもらうために協力する。その方法は映画を通じて人間界への理解を深める、と言うこと。

ここだけ読めば、他の文章はオマケ。」

白魔つむぎ
「はぁ、話は長くなりましたが、何となく『みつかったフィルム。』の雰囲気や設定を知っていただけましたでしょうか?

また、人間界のみなさまとの交流も大切な勉強だと思っていますので、
ぜひ私たちからの発信にどしどしコメントやご感想いただけると勉強・励みになります!」

72
「なんか二次創作SSみたいなノリですよね、そのくせ『一次創作』なんですが」

野崎くん
二次創作も、どんちゃん作って欲しい。」

72
「みなさんの素敵なアートワークは『 #しろまぁーと 』とタグ付けしてTwitterに投稿してみてくださいね!」

白魔つむぎ
「当然、良識の範囲内で頼むわよ!」

野崎くん
「『良識』と言う言葉が、どれだけの鬼才の芽を摘んだか。」

72
「その議論はまたにしないと、マジで3000字いきますよ!」


3.最後に。noteについて。

白魔つむぎ
「最後に、この『みつかったフィルム。note』では、
YouTube動画では語りきれなかった映画の考察や、雑談、裏設定などの情報発信を行なっていく予定です!
みなさん、ぜひぜひ読んでくださいね!」

野崎くん
「動画も良いけど活字もね。」

72
「いつかこのnoteをクラフト紙刷りの文庫本にして、神保町の古本屋の露天本棚に紛れ込ませたいですね」

白魔つむぎ
「それってテロに他ならないわよ?」

野崎くん
「偽計業務妨害に該当しかねない。」

白魔つむぎ
「それではまた、次の記事でお会いしましょう!
さよなら!」

野崎くん
「さよなら。」

72
「さよなら!」



白魔つむぎ twitter
https://twitter.com/ShiromaTsumugi

野崎 twitter
https://twitter.com/sicksroom


(ライター:髙橋アンゼ(みつかったフィルム。))

*この記事はフィクションです。実在の人名、団体とは関係がありません。
*また、この記事に登場する人物の思想・行為はフィクションであり、本記事はそれらを助長するものではありません。

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