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Vittoria 純正シーラント UNIVERSAL TUBELESS TIRE SEALANT

いつもありがとうございます。FORZAの新井です。
今日はVittoria純正シーラントについてご紹介いたします

現在、お店で使用している店頭試乗ホイールは全てチューブレスレディなのですが、取り付けているタイヤはVittoria CORSA PROをセレクトしています。

試乗ホイールとしてご用意しているReserveやCADEXはリムの内幅が22mm以上。
タイヤとしては28C以上が推奨になるホイールも多く、ContinentalのGP5000 TRも鉄板タイヤではあるのですが、メーカー長期在庫欠品。
さらに価格改定でかなり国内定価も上がっているという昨今の状況。
ワールドツアーでも多数の実績を獲得し高級タイヤの代名詞でもあったコルサシリーズが13,900円(税込)/ 1本というプライスはかなりお得に見えますし、性能も折り紙付き。
ユンボに倣ってReserveホイールにはVittoria CORSA。ということもあり導入となりました。

CORSA PRO TLR
手に取るとチューブレスレディタイヤとは思えないしなやかさとギリギリ感も伝わってきます。
プロテクション素材で強化されたビード部分により、ビード上げは改善されているとの情報ですが、フロアポンプではちょっと厳しくコンプレッサーで作業完了。
シーラントはVittoria純正をセレクト。

そして長めの前置きとなりましたが、
今日のお話はこのVittoria純正シーラント UNIVERSAL TUBELESS TIRE SEALANTについて。
何本か取り付けをしてみての注意点というかコツをご紹介いたします。

チューブレスレディタイヤを装着すると、必ずシーラントを注入して使用することになりますが、シーラントの注入方法も様々。
MTBのように大きいタイヤでしたらタイヤ装着時にジャバっと入れちゃうこともできますが、ロードのように細いタイヤの場合には専用の注射器がオススメ。
ただ、Vittoriaのシーラントは注射器との相性が良くなく、工夫しています。

シーラントはよーく撹拌します。ほんとに良く振ります。

そして素早く計量カップへIN。ここである程度注入量を計っておくのがオススメ。
そして少し落ち着かせます。

少し落ち着かせたら上澄みから丁寧に注射器で吸っていきます。

吸いました。

そして計量カップの底に残ったこの物体。プレートレット。
パンクした時に素早く穴を塞いでくれたり、気密性をあげてくれる役割をもちます。

各社色々な素材を使用しているのですが、Vittoriaシーラントはこのプレートレットが非常に細かく、他社製のシーラントと比べても量がとても多いです。
これはシーラントの性能でも重要なポイントと思います。
ただ、パンク時に瞬時に穴を塞げるような形状、素材だからこそだと思うのですが、プレートレットの量が多くなってくると注射器もすぐに詰まってしまい、完全に注入することが難しくなってしまいます。

そこで、底に残ったプレートレット達をビードをはめる前のタイヤに直接IN。
その後、タイヤを取り付けていきます。
このプレートレット達をしっかり確実にタイヤの中に入れてあげることが大切です。

本当に細かくて、うっかり吸い込んだらかなり危険な雰囲気。

そして、先に注射器に吸い取っていたシーラントをタイヤに注入していきます。

ビードをしっかりあげて、タイヤの中に行き渡るように一定時間回転させてなじませて完了です。
CORSAタイヤに限らず、チューブレスレディタイヤを使用していて空気の抜けが早いなぁと感じたり、空気圧が安定しないタイヤにはこのVittoria  UNIVERSAL TUBELESS TIRE SEALANTもぜひお試し頂ければと思います。

と、色々と書いてきましたが
正直、チューブレスに関係する作業全般は丸っとショップにお任せいただくのもオススメです。
うっかりシーラントが服についちゃったり、うっかりこぼしてベトベトになったり。
私も自宅でやるかと聞かれたら、お店にお願いしたいなと思うので^^;

新しいシーラントとして注目されているマクハルも施工可能ですので
ぜひお気軽にご相談頂けますと幸いです。

BIKE SHOP FORZA 
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