見出し画像

#7 FORZAメカニック講座 『チューブ交換のポイント』

こんにちは。

つくば市のスポーツバイク・プロショップ
BIKE SHOP FORZAの東(アズマ)です。

久々の、メカニック講座。
ライトな感じです。

基本のチューブ交換時のポイントです。

では

SPECIALIZED社の。チューブ

スペシャライズド社のチューブは、
写真のように袋に入っており携行する時にも
このまま、サドルバッグやツールボックスに入れることが出来るので
便利です。

そして、タルクと言われる粉が、まぶされています。

Panaracerからは、粉だけ販売されています。
店頭にも在庫しております。

自転車タイヤ/チューブ用パウダーとして、専用設計されたタイヤパウダー。タイヤの内側に塗布していただくことにより、チューブをタイヤに装着しやすくし、チューブのタイヤへの張り付きを防ぎます。環境に配慮した成分で作られています。ロードタイヤ約20本分、MTBタイヤ約10本分。

Panaracer Webサイト https://panaracer.com/products/accessories/other/tirepowder/

YoutubeのPanaracer公式チャンネルでも、
タルクについて
詳しく説明されているので参考にしてみてください。
※チューブ交換の方法も説明してくれていますよ


取付前の準備

袋から取り出します。

この時に、ニトリル手袋をしておくと手が汚れないのでオススメです。

タルクは、表面のみで、チューブの片面には付いていません。

ということで、ラーメンの手揉み麺を揉むように?
チューブをモミモミして裏表に満遍なく行き渡らせます。

これをやる意味は、タイヤ側に付着していれば良いのですが
ものによっては、ホイールのリム側にしか付いていない場合があり
これだと本来の意味がありません。

とうことで、チューブ交換を御依頼頂いた場合は
この作業は必ず行っております。

バルブコアの増し締め

チューブにもよりますが、スペシャライズド社に限らず
バルブコアが外せるタイプのが多いです。

カーボンホイールなど、リムの高さが80mmなど高い場合には
80mmのバルブ長で対応することができません。

そんな時には、中継ぎタイプのバルブエクステンダーを使って
バルブ長を延長する必要があります。

それが出来るように。外せるようになっています。

ということで、普段の空気を入れる作業でバルブコア自体が
緩んでしまうとエア漏れの原因になるので増し締めを行います。

写真のように、つかむ面がフラットなKNIPEX のプライヤーレンチで
バルブを固定します。
通常のギザギザのあるプライヤーを使ってしまうと
ネジ山を痛める可能性がありますが、、、

つかむ面がフラットなフラットプライヤーなら大丈夫です。
※ブログの最後にリンクを貼っておきますね。

そして、バルブコアリムーバーで締めます。

出荷時に、十分しっかり締まっているものも少なくないですが
個体差がありますので、チェックが大切です。


タルクの拭き取り

タルクのついたチューブを取り付けると

リムに粉がついて汚れてしまいます。
洗車前でしたら、水洗い洗車でキレイしすれば良いですが、
それは面倒ですよね。

濡らしたウェス、雑巾で拭くことでキレイに拭き取れます。

今回は、ステッカーチューンをされている御客様のホイールですが
当店で扱っているステッカーは、角の処理をキレイにしてくれているので
軽く拭くくらいですと引っ掛かりませんので

めくれてしまうことについては、
それほど心配しなくても大丈夫です。

洗車の時は、洗車用のスポンジで洗うくらいは
まったく問題がありません。

ROVAL ホイールは、店頭在庫に限り謝恩価格で販売しております。
全国発送も可能ですので気軽に御相談ください。

お問合せメールはこちらより
 ↑
クリックいただくとメールフォームが開きます。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

BIKE SHOP FORZAの東(アズマ)でした。
それでは。また、


参考リンク

Panaracerの公式チャンネルの動画は、
チューブ交換の方法も説明してくれています。
ぜひ、参考に。


作業で登場した工具

・タイヤパウダー(店頭在庫ございます)

・TOPEAK  バルブツール(店頭在庫ございます)

・クニペックス KNIPEX 8605-180 プライヤーレンチ
 ⇒スポーツバイクプロショップ御用達のツールです。


その他のショップで使っている工具などが気になる方は



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?