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叶わない恋などない 喧嘩別れの彼と復縁を叶えたYさんの話

*この話は私のお客様のストーリーになります。当人からは公開前に本noteを読んで頂いた上で掲載の許可を頂いております。

はじめに


突然ですが、あなたには忘れられない人はいますか?

・なんであんな事を言ってしまったんだろう…もう一度あの人とやり直せるなら…

・あの時、私が一歩踏み込んでいれば一緒になれたのかな?

・どうして彼は何も言ってくれないの?このまま終わってしまうの?

あの人と過ごせたはずの未来を取り戻せることができたのならば…

これは、そんなあなたに贈る、ある一人の女性が最愛の彼と別れ…そして離れた愛を取り戻すまでの物語。

1章 出会い


Yさんと彼の出会いは職場でした。彼(Sさん)はいつも明るくて仕事もできて、同性異性問わず人気のある人。

一方でYさんはどちらかというと控え目な性格で職場では良くも悪くも目立つ方ではない方。

どこか対称的な二人だけど、一緒に仕事をする機会が多く、仕事の中で二人の仲はどんどん縮まっていきました。

2章 夢のような日々

最初に動き出したのは彼の方から。「Yさんと一緒にいると楽しい」「二人で今度一緒に遊ぼう」と甘い言葉をかけてきたのです。

次第に距離を縮めてくる彼を前に、どこか戸惑いを覚えつつも彼に引っ張られるような形で関係は進展。休日には二人でお出かけをするような間柄へと進展していきます。

そして彼とビーチで遊んだ日帰りデートの帰り。

夕日が空を紅く染め上げる中、いつもは自信たっぷりでどこか不敵な彼が珍しく黙っている。

「今日は楽しかったね。でもそろそろ帰らないと…」

沈黙に耐えきれず口を開いたのはYさんの方からだった。

それでも彼は口を開かない。静寂が二人を包み込む。

波が打ち立てらる音だけが、二人の間に広がる。

…長い沈黙の後、彼が口を開いた。

「ねぇ、俺の事どう思う?俺はYちゃんの事好きなんだけど…」

「…その言い方は何?私もSくんのこと好きだけど…もっとかっこつけていってほしかったな」

一瞬の沈黙。彼の顔が変わる。

いつもの彼だ、だけど今まで見たことのない顔。

「俺はYちゃんが好きだ。だから俺と付き合ってほしい」

胸に熱いものがこみ上げる。息ができているのにできない感覚。

矢継ぎ早に、言葉が飛び出る。

「嬉しい。Sくんこれからもよろしくね。大好き。」

二人の恋路はここから始まりました。

職場では二人で協力しながら仕事に励み、その成果も上々。

週に2回は二人で飲みにいったり遊んだり。

仕事も恋愛も全てが思い通り。

「人生ってなんて楽しいんだろう」そう思えるようになった時。

二人の間には既に暗雲が立ち込めていた。

3章 暗転

初めに二人を襲ったのは彼の転勤だ。

二人の会社では転勤はよくあることだ。そしてそれは出世ルートに乗るため必要なことでもある。

「転勤どうするの?やっぱり行っちゃうの?」

終業後、いつものように飲みに行った先でYさんが彼に尋ねた。

「行くつもり。だけど君はどうなの?」

不機嫌そうに彼が答えた。

「どうなのって…。私が決めることじゃないし…。」

飲み屋の喧騒の中、静寂が二人だけを包む。




「ああそう。もういいや。帰る。」

吐き捨てるように彼は一言そう言い席を立った。

呆然とするYさんを顧みることなく彼は店を後にした。

その夜、彼から一通のLINEがYさんに届いた。

「君とはもう無理みたいだ。今までプライベートでもありがとう。仕事ではこれからもよろしく。」

ここまで来たら後の祭り。Yさんももう、いろいろな感情を抱えやりきれなくなった。

「わかった。仕事ではこれからもよろしく」

そうLINEを送った。その後二人が口を利くことはめっきり減った。

最後に飲みに行った1か月後。彼は地方へと転勤していった。

彼がいなくなった後、これまで感じたことのない突然の喪失感Yさんを襲った。

Yさんは初めて自分の本心に気づいたのだ。

どこかでやり直せることを望んでいた、自分の気持ちを。

意地を張ってその気持ちに蓋をしていたことも。

4章 一筋の光


「彼とやり直したい…もう一度笑いあえるならなんでもする!」

そう決心したYさんは具体的な行動に移った。

まず自分を高めるためにジムに通いだしたり、メイクを変えてみたり…普段はあまりしない読書を始めてみたりと自分の内面や外面を磨き始めた。

すると、Yさんの周りの異性の反応はどんどん変わっていったものの…愛しい彼からとの縁はなかなか繋がらない。

そこで彼女が頼った先が「スピリチュアル」だった。

Yさんは元々スピリチュアルに興味があった方で、見えない世界に関する抵抗感も低い方だった。

そのため色んな占い師に相談したり、縁結びや祈祷を受けたりしたが一向に叶う気配がない。

「占い師ごとに言ってることが全然違う…」

「龍神様の力を借りて縁結びしたのに…」
(4章終わりのコラムを参照)

「【絶対に復縁は無理】だなんて…彼は今、色んな女性と遊んでるだなんて信じられない」

そんなYさんが最後にたどり着いたのが私の元でした。

『今思えば、もっと早く先生に出会えれば良かったです。彼と復縁できたけどこれまで使ったお金も時間も二度と返ってこないんですから…』

この記事を書く中でYさんとやり取りした時の一言

Yさんと初めて話したのは通話鑑定でした。

「本日はよろしくお願いいたします。早速ですがお悩みについていろいろお伺いできればと。」

Yさんから現状やお悩みを聞く。声が暗い。

彼との出会い、別れ。これまでの生い立ち。

そして彼ほど愛せる人は今までいなかったこと。

何より望みをかけて行った行動がすべて徒労に終わってしまったこと。

一通りのヒアリングの後、鑑定に入った。

Yさんと彼の縁を見てみたところ、「彼に気持ちはあるが、一度離れたことでご縁が離れ切ってしまっている状態。受けた施術も十分に縁を結ぶところまで届いていない状態」になっていた。

まずは、鑑定の結果を踏まえて今後の行動をアドバイス。

彼との連絡の仕方。そして普段の過ごし方まで、必要なことを伝えていく。

電話越しだが、Yさんが熱心に聞いてくれていることが感じ取れる。

こうした姿勢があるからこそ、仕事でも結果を残せたのだろう。

アドバイスをする中で迷っていることが私にもあった。それは「縁結び」を勧めることだ。

(縁結びさえすればこの状況は一変するだろうな。

受けてくれるかどうかは彼女の覚悟次第かな?

これまでの経緯からためらいはあるだろうが…)

彼女はこれまで様々な施術を受けてきた。
しかし術者の未熟さからか縁が結ばれるところまでは術が届いていない。

(抵抗感はあるだろう。ただ、私に相談に来てくれたからには全力でその期待に応えなければ。そうでなければ鑑定士失格だ。)

意を決して私はYさんに施術の説明を行った。

私の縁結びは二人(この場合はYさんと彼)の守護天使様の力を借りる縁結び。

生まれた時から二人を見守る守護天使様に協力していただくことで縁を結んでいく術であること。
最も強いものはさらに上位の存在の力を借りて二人の運命を重ねて言い方は悪いが半強制的に結べるものもあるということ。

そして…残念ながらYさんが今まで受けてきた術はどう見ても縁を結ぶところまでは届いていないと。

…どうだろうか?伝わっただろうか。

…受け止められるだろうか。

信じたくない事実だろう。

下手をすると彼とはもう戻れないと言われるのと同じくらいショックかもしれない。

沈黙が続く。

Yさんが口を開く。

「先生、ありがとうございます。やはりそうだったんですね。どこかそんな気はしていました。」

Yさんが一息つく。そして口を開き続ける。

「でも認めたくなかったんです。今まで使ったお金や時間が無駄だった事を…。」

さらに続ける。暗さの抜けた、力強い声で。

「縁結びはこれで最後にします。私、実は信じられるんです、守護天使様の存在を。」

Yさんが息を吸う。
言葉の奥にある心の強さが電話越しにもわかる。
これは失恋で強くなった人だけが出せる声だ。

「だけど今まで、おざなりにしてきたから…だから叶うものも叶わなかったのかなって。澪先生の一番強力な縁結びをお願いいたします。」

Yさんはすでに覚悟をしていたのだ。
あの沈黙は一歩踏み出す勇気をだすための空白だったのだ。

(…私もまだまだだな )

胸が熱くなるのを感じながら私も口を開く、

「承知いたしました。それでは縁結びの方も行いましょう。私を信じてついてきてください。もうこれで最後にしましょう。早く彼と元通りになって、お金も時間も素敵な思い出作りに使いましょう。」

Yさんが答える。
「澪先生、そこまで仰ってくれたのは先生だけです。全てを託せる気がします。どうぞよろしくお願いいたします。」

そして後日、最も強い縁結びの施術を行った。

その数週間後…Yさんは出かけた先でばったりとある人に出会う。

「あ…久しぶり。奇遇だね。こんなところで会えるなんて。」

その相手とは他ならない。大好きな彼だった。

コラム 龍神様と「占い」

龍神様はこの世界に数体しかおらず、それぞれが世界から大いなる使命を受けているので私たち人間の「恋愛」や「人間関係」程度の悩みに力をかすことはまずもってありません。余談ですが神様の名前を勝手に使ったりする術者本人(当人は神託と言っていることが多いが、大体の場合は悪霊がそのふりをしている)はもちろん、その術を受けた者にも罰がくだることがあります。

5.フィナーレ

「なんでだかわからないんだけどさ、俺来月から戻ることになって」

彼は嬉しそうにはにかんでいた。

奇遇にも近場にカフェがあったので二人で入った。
異動先のこと、地方の面白い話。雑談に花が咲く。

雑談に一区切りついた後、彼の表情が固まる。

そして、重々しく彼が口を開く。

「Yちゃん。ごめんね。前さ素直になれなくて傷つけて…」

彼が続ける。声が震えている。

「ホントはさ、あの時引き留めてほしかったんだ。俺がガキで変な意地張ってごめん。」

「別れてから、離れてから君のいてくれるありがたさがわかったんだ。こんな女々しいやつでごめん。もう一度だけ…俺にチャンスをくれないか?」

ハッとなるYさん。鼓動が彼女の胸を打つ。

驚きと嬉しさ。重なる感情とその高まりが彼女の頭を一瞬白色に染めた。

「ありがとう。私もずっと同じ気持ちだった。私もやり直したい。こちらこそ、この前は気持ちを分かってあげられなくてごめん。」

Yさんも答えた。

彼の顔が明るくなる。釣られてYさんの顔も晴れる。

「今から時間あるかな?一緒にまたいつものとこ行こう!」

彼がいつもの彼に戻る。

「うん!」

こうして二人はカフェを退店し、夜の街へと溶けていった。


この復縁の数か月後、彼の方からYさんにプロポーズ。

Yさんは嬉しさに泣きながら承諾。

夢物語だった復縁を果たすどころか、彼と永久の愛を叶えたのです。

そして現在お二人は入籍に向けて二人で準備中とのことで、ちょうどこの記事を書いている2022年6月のどこかで入籍をされるそうです。

最後に

お読みいただき、ありがとうございました。

大好きなお相手との復縁を見事に叶えたYさんの物語はいかがでしたでしょうか?

普段の発信でも伝えていますが…

「貴女が誰かを好きになった瞬間」

「終わってしまった恋であっても、やり直したいと願った瞬間」

その時から成就にむけて動き出しているのです。

「いつ頃」「どうやって」恋愛成就するかはあなたの選んだ道によって大きく変わります。

進展しないのは単純に遠回りをしてしまっているから。

Yさんのように私の縁結びや鑑定を受けた皆様は

それまで遠回りをしていた人も含めて

既に最短のルートで「成就した未来」へ向かわれています。

どれだけ難しい恋愛も復縁も貴女が望んだ恋なのだから叶わないはずはないのです。

もし貴女が最短最速で彼との恋を叶えたいならばするべき事はただ一つ。

それは正しい道を選ぶ事。

そしてその道はYさんの物語の中で既に示されています。

貴女が進むべき道は二つあります。

一つはYさんのように縁結びや鑑定を通して正しい道を歩み、最短最速で恋を叶える道。

もう一つはこのまま迷い・悩みながら、

遠回りをし続けていく道を歩み続け、

本当だったら彼と過ごせるはずだった時間を無駄にしてしまうのか

どの道を選んだとしても貴女が選んだ道なのだから、それは決して間違ってはいません。

最短最速で恋を叶える道を選び、Yさんのようにいち早く彼と幸せになる事を望む方はいつでもご依頼の方をお待ちしております。

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