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キスマイのYummyにはYummyなTravis Japanの沼が潜んでいた話

宮田さんから仕事への姿勢を学び頑張ると決めた2018年。
私にとって想像以上に大変な1年だった。
同僚の退職等による人手不足の負担から心身ともに疲れてしまい私も退職を願い出たけれどあっけなく却下され、だからといって環境改善が約束されるわけではないという状況が続いた。というか現在進行形で続いている。

月曜日に休めない職場で月曜日に有給休暇を取得してYummy Extra(Yummy冬公演)に参加したことでほんの少しだけ溜飲が下がった気がする。ほんの少しだけど。

2018年、私は“お金はあるけど時間がないジャニヲタ”となった。※1
それでも『自分の機嫌は自分で取らなければ』という思いだけはあってキスマイの情報を追っては遅れてでもチェックし、テレビ・レコーダーは今の自分に適するものを追加で購入した。

1日の終わりにキスマイのDVDや番組を観賞をしたりラジオを聴く。どんなに嫌なことがあってもストレスが溜まってもある程度は解消され荒ぶる感情の波を±0のフラットな状態にできるのだからアイドルの存在って尊い。
そう。


アイドルの存在って尊い。

この一言に尽きる。

前回の記事から5ヶ月近く経過しているのでYummyのDVDの感想等の大部分を端折るが、実際に参加して『楽しい!楽しすぎた!』と感じたYummy公演はやはり映像化されても素晴らしかった。私が参加したのは収録公演ではないけれど何度観てもあの楽しかった気分が蘇るのでDVD・Blu-rayを購入後毎日観ている。キスマイは我が家で何公演開催しているんだろうなと思えるほど毎日観ても何度観ても未だに飽きない。

一度聴いてみたかった「Tell My Why」が聴けたことが嬉しかったし大好きでどうしても観たかった「Invitation」も「Mr.Star Light」も短縮バージョンながらも披露されて満足だった。個人的には「赤い果実」がMVの世界観のまま、というかさらに豪華になってドームのステージで披露されたことに凄く感動した。赤い果実前のINTER・VTRと赤い果実だけでもYummyに参加する価値があると思えるほどだった。

赤い果実が好きすぎて何度も観るうちに赤い果実前のINTER前でアクロバットを披露するJr.の子が気になり始めた。というのも鎖で繋がれた状態から始まる赤い果実がMVの世界がそのままステージに現われ一気に惹き込まれたのは曲前の映像とキスマイを探し捉える看守の演出があってこそだと思えたからだ。

Yummyツアーのバックに付くジャニーズJr.が前回に引き続きTravis Japanだということは知っていたが顔と名前が分からない。唯一顔と名前が一致するのが宮近くんだけだった。

前回のMUSIC COLOSSEUMの紹介の時に“のえる”と“しめかけ”という名前だけは珍しくて覚えていたのだけれど北山さん・藤ヶ谷さん・玉森さんのソロ曲を観ても誰が誰だかわからない。

カ・ク・シ・ゴ・トで北山さんと目線を合わせる人がアクロバットの子だ!

…あれ近くに女子がいる?ちょっと挙動不審な人がいる?※2
誰が“のえる”で誰が“しめかけ”だろう?移動するから余計に分からない。
と頭の中が混乱したままでDVDを観ること1週間。

いつもは飛ばしがちだったTravis Japanの曲「Lock Lock」がキスマイからのオリジナル曲で衣装もキスマイからのプレゼントで千賀さんの振付けだったことを思い出して観てダンスの上手さに衝撃を受けた。


これジャニーズJr.!?

が第一印象だった。
『千賀さんの振付けは最高だなぁ…』という感想よりも
『これジャニーズJr.!?』が先だった。

実は公演に参加した時、後方の席の方の落とし物を探したり拾ったりしていて途中ステージをあまり観ることができなかったため記憶に残っていない。

ダンスのキレが半端ない。
何だこれ!何だこれ!!

思わず惹き込まれて何度も繰り返して観た。
しかしながら結局「Lock Lock」でも皆すぐに移動してしまい分からずアイドル雑誌を引っ張り出してきて“アクロバット”と“女子”が川島如恵留くんと七五三掛くんであることを認識した。※2

キスマイのコンサート中は横尾さんを中心にキスマイのメンバーしか見ていなかったので失礼ながらジャニーズJr.はほぼスルーというか認識していなかった。
こんなにダンスができるグループがいるとは…(驚)

Travis Japanの中に気になる子を1人発見したものの名前をすぐに忘れてしまうため、その後残りの4人を覚えようと見始めたジャニーズJr.チャンネルでさらなる深みにはまることになることをその時の私は知らなかった。(2018年11月時点)

キスマイを好きになった当初、そこからすぐに他のグループを好きになることもあるのだろうと、いつかは“キスマイヲタ”から“ジャニヲタ”になる日もあるのだろうと思っていたが全然そんなことはなかった。音楽番組や年末年新のカウントダウンコンサートを観てグループ其々に素敵だなと思うことはあってもずっとキスマイだけが好きだった。
横尾担だけれどグループ内の他のメンバーの沼に落ちそうなことは何度かあった。

「自分が応援するグループの外もグループの内も周りはきっと沼だらけなのだろうと思う。」と綴って3年。

3年もひたすらにキスマイを好きでい続けられたことと、“好きなもの”と繋がるところで“良いなと思えるもの”に新たに出会えたこと。どのように表現したらいいのか分からないけれど好きなものから好きなものが派生していく過程はとても楽しい。

Travis Japanに興味を持って最高に楽しかったYummyがさらに楽しい。
今まで音楽番組では端で見切れる横尾さんを追っていたのに今ではキスマイの後ろで見切れるTravis Japanを追っていたりする。今までずっとそこにあって自分がただ気づかずにいただけなのに、一度知ってしまうとスルーどころか逆に惹き込まれてしまうのだから人って恐ろしいな…と思いつつも良いなと思えるものには何にでもはまってみたいなと思う。


※1…現場に参加するにあたってファンは経済と時間の2つのポイントから大きく4つに分類されると思っている。「お金も時間もある」「お金はあるが時間がない」「お金はないが時間はある」「お金も時間もない」の4つだ。
※2…個人的にTravis Japanを観た時の率直な第一印象で表現している。(貶すつもりはないので悪しからずご了承ください)この印象に関しては後日記事でまとめたい。
そういえばコンサートの最後で紹介されていたのだからその部分を何度も観て覚えればよかったよね?と気づいたのは最近のこと。気づくのが遅い。


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