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虎者を観劇した夫が川島如恵留くんの沼に転がり落ちた話

「一度Travis Japan を生で観てみたい」

なんて言われるとは思っていなかった。
妻が好きなものを否定しないどころか一緒に楽しんでくれる夫だけれど、遠征するか迷っていたらいつも「機会を逃すな」と背中を押してくれる夫だけれど。

まさか一緒にTravis Japanを観る日が来るなんて思ってなかった。
っていっても実はキスマイのMUSIC COLOSSEUMツアーには一緒に行ったんだけど、松松加入前のトラジャだったからキスマイかくれんぼでJr.の子が近くに来たことくらいしか覚えていないらしい。
YummyのDVDで元太くんとLock Lockを認識したくらいで自宅で一緒にSummer Paradise 2019を視聴した日、たぶんオリジナル曲は全然わからなかったと思う。
視聴後の感想は「松倉くんがいちばんカッコ良かった!」「中村くん雑誌で観る印象と違った」って言っていてメンバー7人中5人くらいをようやく覚えたくらい。

虎者観劇の2週間前からYouTubeでオリジナル曲と虎者のテーマ曲を何度も観てこれなら多少は大丈夫!くらいの状態で京都・南座へ。


虎者、1幕・2幕の構成凄すぎん!?!?!?
2幕って全部ショーなの!?
って半分ほぼコンサートじゃん!!!


ダンスやアクションを軸に話が展開する1幕に惹き込まれ、
余韻に浸る間もなくTravis Japanの魅力が詰まったショースタイルの2幕。

初・ジャニーズ舞台の私と初・Travis Japanの夫。
で、手にしたチケットが最前列という…こんなことってあるんだね。

※チケット手にした日、驚きのあまり30分くらい放心状態だった

南座の最前列と舞台の距離って体感で1mも無いくらい。
人が1人通れるくらいの距離なの!!!

できるだけSNSのレポは回避していたので色々と凄すぎて驚きの連続。
「舞台なのにコンサートもあるの!?」みたいな感想しか出てこなかった。
…いや、凄すぎると人ってまともな感想言えなくなるんだよ。
って実感した。

2幕で「Happy Groovy」のイントロが流れた時
『あ、予習したから(夫も)楽しめるのでは…』と人の心配をしつつ安堵して観ていたら海くんの掛け声で目の前にスライディングしてきたのが松倉くんだった!

…。

…!?!?

…(๑°ㅁ°๑)!!!


目の前に…松・倉・く・ん!!!


一瞬のできごととあまりの近さにビックリしてたんだけど。
目が合ってニコッって笑ってくれて心臓止まりそうだった。

コンサートと違うのは
ペンライトも団扇も持っていないこと。
スタンディングじゃなくて、着席してTravis Japanを観ているということ。
そして目の前に遮るものが何もなかったということ。
“私の大好きな人たちが歌っているのを着席して観ている”こと自体が初めてですごく不思議な感覚だった。

正面間近でしっかり引かれたアイラインを確認しつつ『めちゃくちゃお顔が整っている…』ってことに今さらながらに気づいたりして。
サマパラでハイタッチした時は移動中だったし…←

そこからしばらくの間いつもの1.5倍くらいの心拍数が自分の耳にも響く感じで。

自分の気持ちがステージ上に集中していて無防備な状態だったので本当に何が起こったのか分からなかった。“嬉しい”とか“ヤバい!”とかそういう感情は時間の経過とともに湧きあがってくることを知った。
キスマイのコンサートでファンサもらった人が崩れ落ちる瞬間も、SNSで「目線もらった」って言う呟きも観てきたけれど『こういうことなのか!』って。

松松の松の方を追いかけていた私が、もう1人の松の方に落ちそうになるとは…

で、隣で観劇していた夫は
宮近くんが花道に登場した時も近くに来た時も私の肩をバシバシ叩いていて、元太くんが来た時も「元太くん来たよ!!」って知らせてくれて、ついにトラジャの沼に…宮近くんにハマったかなと思っていたら。

如恵留くんの沼にハマっていた。


いや、全然そんな素振りなかったやん!?

「180cmくらいあるのかと思った」
「如恵留くんめっちゃ華があるね」
「ダンスが好きだった」
「めちゃくちゃ姿勢良くない!?」
「アクロバット凄かった」
「中村くんスタイル良すぎてビックリした。普通って言ったの訂正する(※注 ) 顔小さい!カッコ良かった!!」

他にもTravis Japan良かったとか、トランポリン凄かったとか、長谷川純さんは織田信長の役とか似合いそうとか言っていたのだけど、割合的に如恵留くんの感想が多かった。

※注)誤解のないように書いておくと“全員かっこいい”けれど雑誌でいちばんカッコ良く見えたのが中村海人くん。その後サマパラのライブ配信で動くTravis Japanを観ていちばんカッコ良かったのが松倉海斗くん。歌がダントツに上手かったとのこと。「中村くんは誰からも愛されそうな顔をしているけど普通に街中を歩いていて親しみがある感じ」という発言からの「普通」という意味。

夜ご飯を食べながらひたすらTvavis Japanの話をしていた。
…それ、ヲタクとする会話や。たぶん一般家庭の夫婦がする会話じゃない。

その後ホテルに戻って
「“ノエル”ってこういう漢字書くんだね(読めんかった…)」
「誕生日11月22日(良い夫婦の日)…」
「8.8の映像ってないの?観たいんだけど」(私「DVDは予約してある」)

とか如恵留くんのことをネットで検索し始め、23時を過ぎたあたりからトラジャのYouTubeを観始め、それが深夜1時過ぎまで続いた。

瞬間的に沼に転がり落ちる人を間近で見ていて、転がり落ちるスピードは違えど私もこういう感じだったのかな…なんて思ったりした。

個人的にTravis Japanで覚えやすい人は宮近くんと如恵留くんだと思っていて、今までTravis Japanの動画やキスマイのDVDも観るたびに如恵留くんのことを「アクロバット凄いんだよ」と紹介していたのに何度観ても全然覚えていなかった。

それなのに。
自分から気になった人の名前を聞いて調べ出すとは。

動画と生とでは全然違った。
話を聞いて想像していたのとは全然違った。
とか。

“百聞は一見に如かず”なのかもしれない。
誰かが熱く語る言葉よりもやっぱり実際に足を運んで体感したものがあったからこそ興味を持ったのだろうなと、人をそうさせるだけの熱量がトラジャにはあるんだろうなと思った。実際に観た人がすぐに沼に転がり落ちてしまうくらいの魅力が。

京都からの帰り道、如恵留くんのトラジャ村の動画3本から始まりひたすらTravis JapanのJr.チャンネルを視聴することになるとは思ってもいなかった。
翌週の休日、やけに夫が静かだなと思って眺めていたらTravis JapanのJr.チャンネルを視聴していたし、最近更新日には夫からLINEで通知が届く。何でだよ!

※虎者の舞台裏の回を観た時にはLINEで感想が来たからね…それYouTubeに書き込んだ方が良くない?メンバーが読んでくれているかもしれないよ??

夫は「会場には男性が1人もいなくて針の筵だった」「男性が良い席で観て申し訳ない気分になった」と言っていたが、また機会があれば足を運んでみたいらしい。
確かに公演前・幕間・公演後、探した限りではスーツを着用したスタッフ以外に男性客はいなかった。
男性のファンも増えると良いなって言っていた。

私がキスマイのYummyのDVDをひたすら観ていたことが影響しているのか、生でLock Lockを観たいらしい。(今週からFREE HUGSでトキメキが追加されることをまだ知らない。)

あと、どうしても記録に残しておきたい個人的な感想が1つ。
「宮近くんのダンスのキレが凄すぎる」
Travis Japanのシンクロダンスは凄い。“一糸乱れぬ”という表現は彼らのためにあるんだろうなって思うくらいに全員が全員キレのあるダンスをするのだけれど。
宮近くんのキレが圧倒的に群を抜いていて驚いた。言葉が出ないくらいに『何だこの人…凄い…凄いよこの人…』ってなってた。

ここまでの量を書いておきながら全然元太くんの感想を書いてないのには理由がある。
元太くんのダンスも歌も好きが過ぎるあまりに文章では表現できない!!ということ。なので思い出しては反芻している。上手く言えないけれど「世の中には表現できない“好き”が存在する」と思う。本当に。
※客席を通ると聞いていたvolcanoで間横を颯爽と駆けていった元太くんは速すぎて風を感じただけで後ろ姿しか確認できなかったのが悔やまれる。

虎者を機に身近にTravis Japan良いねって言ってくれる人が増えたことは素直に嬉しい。来年、また観劇できる機会があると良いなと思う。

【余談】
《その1》
オチも何にもないけれど今日は12月14日。
のえまる(如恵留くんのブログ)の更新日なのにサイト不具合で見れないので、今日中に読めると良いなと思いつつ待ちながら記事を書いてみた。
これ書き終わったのでやっとRIDE ON TIMEが観られる。
(※私の住む地域は週遅れ放送+平日は忙しいのでさらに1週間保留…泣)

《その2》
「Travis Japan(グループ・メンバー)」にも「虎者(公演)」にも当てはまるものには「トラジャ」って表記にしています。



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