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ものづくりには何が必要か

自分の中にあるステータスを見える化してみる


つい先日、こんなDMをいただきました。
改めて考えてみて自分なりに面白かったので忘れないうちにブログにかいてみる。

とある若者から、FORTHCRAFTさんの作品をみてものづくりの道に進むつもりをしてるのですが、必要な資格はなんですか、以下略、、、


なるほどー、、まず、そもそもまさかそんな事を言ってもらえるなんて思って無かったし、作るために必要なことってなんだ??

自分の中で一旦整理してみました。

色んな人生があるしほとんどの大人は色んな仕事してなんかしらの資格もあるでしょうけど、今フォローしてくれててこれから先社会に出ていく若い子たちで、

⚫︎  やりたい事がみつからない、

⚫︎  ものづくりって楽しそう、

⚫︎  勉強は嫌いだが、図画工作は好きだった、

⚫︎  手先の器用さにはとにかく自信がある、

なんて子達にInstagramを通じて楽しそうだな〜、ものづくりで生きていきたいな、って少しでも思ってもらえて伝われば嬉しいな〜。

そもそも資格って。色々あるよね、むしろありすぎて僕もあんまよくわからないけど、自分に必要な物でいうと、


⚫︎  無いと絶対ダメなもの、( 法的に )    
危険物、激物、そもそも取り扱い資格取らないと買えない物、※アセチレンガス等、

⚫︎  知ってないとやばいやつ(薬品等)
※ 買えるし、誰でも使える物もあるけど、購入した時に薬事法的に登録が必要な物とかもある。

⚫︎  その他機械や工具の取り扱い資格
切削工具や、アーク溶接等、
(多くの場合ほんとしょーもない建前の為に存在してる、どうでもいい講習でもらえる。)

※どうでもいいは流石に語弊がありますが、
ほとんどの資格はなんらかの保証や、建前のためにあり、実務的にはほぼ役に立たない。

取り扱い許可系でいうと、(技能講習、学科、簡単な試験があるやつ)、そのほとんどが限られた時間の中でテキストの要点だけ読み上げポンポン進み、テストにでる部分もわかった状態で試験を迎える。、ほんで、後はテキスト読んで家で復習してね、っていうあるあるなやつ。

資格については無数にあるし、自分が何がしたいかによって必要な物も当然変わりますので、このへんで割愛して、、、


とりあえず作りたい物に対して必要な工具、素材、手法などは当然調べまくる、揃える、試しまくる。

これは趣味だろうが仕事だろうが自分が向き合う気持ちと完全に比例する。

道具に関しては個人で買うのが難しい物も当然ある、けど自分がずっと使っていく道具は自分で揃えたほうが愛着もわいて大事に手入れしたり、何より日々の作業により己の手になじむので可能な限り揃えましょう。

めちゃくちゃ前置き長くなりましたが、


とにかく道具はともかく僕がものづくり(作品作り)について特に重要だと思う事の割合は

⚫︎  デザイン力(アイデア) 60%

⚫︎  技術、経験(とにかくトライ&エラー)25%

⚫︎  熱量(パッション!) 10%

⚫︎  妥協(いろんな意味で意外と大事!) 0.5%

数値化したらこんな感じです。

こうやって見ると如何に技術がぺーぺーか分かります。

技術がなくてもいいとかじゃなくて、熟練度は後からついてくると思うし、

( なんも知らなくて開業はさすがにアレだけど、多少の粗さ、無骨さはハンドメイドにおいては個性や、クリエイターのクセもあり、良さでもあると思う。 )

それ以上に何かを生み出すのって、閃きとか、具体的なイメージ力とかのほうが遥かに大事です。

もし、僕が、勤め人として作業員としてものづくりに携わるのなら技術に全フリして任された工程人よりも早く、綺麗に、正確にやらなきゃだし、どうせなら1番できるやつになりたい。

でも、自分が何かを生み出す道を生業に選んだらそれ以上に日々のアイデアの方が占める割合は遥かに大きいって事です。

いくら気持ちだけがどんなに強くてもこればっかりは持って産まれた向き、不向きは絶対あるとおもいます、勿論、常に感覚を研ぎ澄まして何にでも興味をもつ事で思いもよらない閃きもあります。

そして何かを作りたいと思った時、世の中に既にある or ない、そっくりな物がある or ない、

作るべきか、最初からやめとくか、ざっとわかる範囲で調べてみます。(時間は本当に貴重)

ここで大事なのは、必要以外にあまり調べすぎない事です、このご時世、似たような物なんて星の数ほどあったりします、あまり徹底しすぎるとそもそも作りたい意欲が下がりやすいからです。

似たものがあってもしょうがない、この世界のどこかには必ず自分と同じ事やりたい人もいるはず、くらいの感覚で、、ならば自分だけのオリジナリティをこの部分に注ぐ!、 例え比べられようがこういうセンスを+‪αして、、みたいに色々工夫して、、、

くらいの柔軟性は必要です、 

これがいわゆる、妥協、の部分にあたります。
世の中の作品片っ端から調べてたらキリないし
デザインがかすってるくらいでやめてしまったらほんと進まなくなります。

リスペクト精神は絶対必要だし間違っても商標や、特許の範囲は注意が必要で場合によって潔くやめる事は大事だと思う。

それも踏まえて常に向上心を忘れずに、好きを貫き通すだけの最低限の熱量をずっと保つ。空回らない程度に

何かキッカケがあればすぐにスイッチが入るくらいの物作り熱をいつも持ってる。これ大事

常に唯一無二!誰もみた事ない物を!なんていうのは、今の時代ほぼ幻想といっていいでしょう。

アートの世界だと極めて特殊な現代アートとかありますが、リーチする層もものすごく狭いので、

やることに意味はあるが、極めてオ◯ニーだと思ってます。
※(誉めてます!自分はそっち側が好きです。)

世の中からお金という概念を考えなくてよくなったら、、、

おもいっきり時間かけてこんなん作りたい!とかめちゃあったりします。

羨ましい程に壮大な大作を作れるだけの経済力、知名度があれば、、、そんな人もいますよねー。

ここまで歩んできた人生環境、これから自分で作り上げていく環境、どこまでやれるかまだまだ未知数ですが、 とにかく楽しくワクワクしながらずっとなんか作っていたいです。

あいかわらず脱線しまくりで話がまとまらない、
伝えたいことがありすぎるけど、うまく簡潔に言えないのはまさにアホな証拠ですね〜、

ではまた😃






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