無題

ノーベル賞受賞者について(2)

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皆さん、こんにちは。FORTE×PYTHONのオダジマです。

この記事は、上の記事の続きとなっています。読んでいない方はぜひそちらからご覧ください。

ということで、前回に引き続き、賞別にノーベル賞受賞者について紹介していこうと思います。

生理学・医学賞

やはりこの賞を聞いて思い浮かぶのは山中伸弥先生ではないでしょうか。

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山中伸弥先生は2012年にiPS細胞を作製したことで受賞しました。iPS細胞は最近でもよくニュースで見かける単語であり、とてもすごいことがわかりますね。僕も受賞当時のことはよく覚えていて、しきりにニュースで取り上げられていましたね。ちなみにですが「iPS細胞」の「i」はアップル社の音楽プレイヤー「iPod」にあやかって、iPodのように広く普及してほしいという願いで小文字にしてあるそうです。
また去年には本庶佑さん、2016年には大隅良典さんが受賞していますね。

外国のかたですと、世界初の抗生物質ペニシリンを発見したアレクサンダー・フレミング、DNAの二重らせん構造を解明したジェームズ・ワトソンたち(この解明には少しややこしいエピソードもありますが)、インスリンを発見したフレデリック・バンディングなどが挙げられます。受賞理由は、一度は聞いたことのあるようなものではないでしょうか。

また1901年の第一回ノーベル生理学・医学賞を受賞したのはエミール・アドルフ・フォン・ベーリングという方ですが、新しい千円札にのる北里柴三郎さんが受賞する可能性が高かったというのです。というのもエミールの共同研究者が北里柴三郎さんであり、エミール本人も自分だけの功績ではないと述べていました。しかし残念ながら、当時は共同受賞の考え方がなかったことや時代背景により、受賞できなかったそうです。

ノーベル文学賞

皆さん文学賞というのは、6つの賞の中だと比較的よく耳にするのではないでしょうか。というのも毎年村上春樹さんが受賞できるか話題になりますよね。かくいう僕もちょっぴり期待しているのですが、まだまだ先になりそうですね。そんなノーベル文学賞ですが、日本人は二人が受賞しています。一人目は川端康成さんです。

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授賞式での袴姿が印象的です。川端康成さんは「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という冒頭で知られる「雪国」や彼の実体験をもとに書かれた「伊豆の踊子」などを著し、「日本人の心の精髄を、すぐれた感受性をもって表現、世界の人々に深い感銘を与えたため 」という理由で文学賞を受賞した。

二人目は大江健三郎さん。

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「詩趣に富む表現力を持ち 、現実と虚構が一体となった世界を創作して 、読者の心に揺さぶりをかけるように現代人の苦境を浮き彫りにしている 」という理由で受賞しました。僕はまだ彼の本を一度も読んでいないので、近いうちに読みたいと考えています。

外国の方ですと、国語の教科書に掲載されている「少年の日の思い出」を著したヘルマン・ヘッセ、「ヴェニスに死す」で知られるトーマス・マンなどが挙げられます。また「鉄のカーテン」の演説を行った政治家のウィンストン・チャーチル、哲学者であるジョン・ポール・サルトル(本人は受賞を辞退)、シンガーソングライターのボブ・ディランなど文学者以外の受賞者もいます。

今日の記事はここまで!次の記事でノーベル賞シリーズは終了すると思います。ここまで読んでいただいてありがとうございました。


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