【楽曲紹介】河原町行き/アゴアニキ

今回紹介するのは、アゴアニキ氏の河原町行きである。

河原町とは、京都市の繁華街であり、阪急の駅名でもある。
曲の時間はとても短い(よっこらせっくすと同じくらいの2:30ほど)しかし、その短さがこの楽曲の疾走感を引き立たせる。
アゴアニキ氏にしては少し珍しいピアノを基礎としたメロディー、歌詞はあまり多くないが、”引き返すこともできずに このまま揺られている いつまでもいついつまでもこのままでいたかった”(一番のサビ)といったアゴアニキを思わせる歌詞は健在である。

さて、この曲の経緯だが、アゴアニキ氏曰く、梅田で酔っぱらって阪急に乗っ寝たら、家の方角とは違う河原町方面に行ってしまうことが多く、それを歌にしたとのことである。

梅田から河原町までの途中停車駅は26駅あるが、快速急行にのると途中停車駅は9駅になる。では、ここで、一番のサビを思い出してみよう
”引き返すこともできずに このまま揺られている いつまでもいついつまでもこのままでいたかった”

この経緯を知ると、軽快なピアノは踏切の音のように思えてくる。そんな面白い楽曲である。


この楽曲は、アゴアニキ氏のアルバム、『アゴ ア ゴーゴーゴー』に収録されている。
河原町行き以外の楽曲は全て投稿されたが、全体的にブラッシュアップされているので、是非聴いて欲しい。

余談だが、このアルバムのために、”ひとつうえのおとこ”がリメイクされている。レン君の滑舌の進化を確認してみよう。


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