四季報読みました 春号
おはこんばんちはふぉれです。
今回も届きました四季報
定期購読してると1日書店より早く読めるみたいでやってるんですが、届いたのは金曜日で書店には土曜日に並ぶと思うので月曜日にはみんな仲良くスタートです。
四季報1日早く取れたからってスタートダッシュ切れるわけではないですけどね。
四季報は元々辞書のような分厚さで、よく付箋貼りまくった写真アップしてる人もいらっしゃいますがアレ僕できなくて。
基本的に買いでしか株はやってないので業績でピックアップしてくれている「四季報プロ500」と呼ばれる方を最近は購読してます。
これを読むのが何がいいかって自分の得意分野以外の企業の強みとか関連とか頑張って調べなくても手に入るんですよね。
例えば僕自身ゲームが大好きなので最近流行りの「ウマ娘」
やってないですけど友人がゲーム性の高さを教えてくれたり、ゲームアプリで大ヒットを連発しているCygames(サイバーエージェント子会社)が配信してたりと情報網やアンテナや質って得意分野で全然違うんですよね。
ここで分かるよねーとか
ちゃんと関連企業だねーとか
ほとんど大ヒットタイトルだよねーとか
こんなのは深く突っ込む話ではないです。
要は人によってテニスとか、読書、映画等々色んな趣味があって色んな感度や知識がありますし、詳しくない(投資家大多数)が知って株価に影響するまで時差や反応不足があったりします。
ここはめちゃくちゃ先取りできたり差がつくポイントだと思いますので是非意識してみてほしいなと思います。
個人的な好みもあるのでそれで利益が出るか否かは別ですが、知らなきゃ候補にも上がってこないですよね。
こんな情報をアンテナを張れていなかった領域でもできるだけ素早く情報収集できるものが四季報のいい所だと思います。
調子の悪い業種・企業も見ておきたいと思う方は分厚い方をどうぞ。
さてさて、今回から四季報を読んでみての感想を書いてみるわけですがまず初日は大まかなスクリーニング
・業種
・チャート
・客観的指数(PER.PBR等)
・会社規模(時価総額)
この辺りから絞って
・事業内容
・成長性
・反応済か否か
ここでまた絞って
・有価証券報告書(ズボラ)
・出来高の確認
みたいな流れで調べてます。
今回は書いてあった事を大まかにまとめて感想みたいな感じで書いていきたいと思います。
テーマ
個別銘柄の選定は控えます。
大きなテーマとして
アメリカが脱退していた「パリ協定」に復帰する際にグリーンエネルギーのインフラ投資に4年で2兆円を充てる。
→日本も2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロ
こんな目標を掲げているらしいです。
となると車業界はガソリン車が無くなり、日本中電気自動車や水素自動車が走るようなことを目指しているってことですよね。
このグリーンエネルギーは今後息の長いテーマとして挙げられていました。
想像できる事は山ほどありますよね。
電気・電池需要→部品、電気高騰?
自宅充電需要→充電には家庭用100Vだと半日以上かかるので200Vが必要でリフォーム需要?
水素需要→水素ステーションを見越しているガソリンスタンドは?
グリーンカー一巡→新車特需?
などなど
他にはデジタル化も挙げられていました。
クラウドを用いたサービスですね。
・相談業務
・レジ
・プログラミングスクール
・セキュリティ
特にこの辺りはコロナ禍でZOOMを筆頭に色んな変化が起こりましたよね。
それに伴って相乗効果のある関連業種も影響を受けました。
この社会変化に適応した企業は今後も伸びるだろうとのこと。
その他注目テーマでは
・AI
・音声合成
・カメラ解析
・業務フロー可視化
・半導体
・GIGAスクール構想→1人1台の学習端末配備
個人的な感想ですけど、
AIによる医療の応用はとっても夢がありますよね。
ガンの見落としが無くなったり早期発見で悲しむ人が減ればいいなと思います。
あと端末配備をGIGAスクールなんて言うんですね。
GIGA勤務とか出てくるのかな?
確かに小学校でも1〜4年生までは校内保管
5〜6年生は持ち帰り可で導入が進んでいると教師をしている友人から聞きました。
全体の視点
マクロでの見解もあったので簡単にまとめました。
・緩和マネーでお金が溢れている(株高要因)
→米さらに300兆円ばらまき予定
・金利上昇(株安要因)
企業の投資鈍化(設備や在庫、人件費を融資によるレバレッジで加速させない)
債券金利が魅力的になるため株式市場からお金が抜ける。
方向性としてはインフレに向かう可能性が高く株価の上値が抑えられる恐れがある中では資源、コモディティー(金、原油、トウモロコシ、大豆等)、再生可能エネルギーに関わる銘柄に注目しておくといいみたいです。
S&Pの配当利回りは1.5%程
債券利回りがそれを上回れば債券に資金シフトが起こる見方です。
そうなれば債券が買われて価格が上がって金利上昇も抑えられるんでしょうけど。
各業界の展望
営業利益(稼いでいる)業種
※製造と非製造では営業利益規模は同じぐらいでした。
規模
1.情報・通信業 7.1兆円
2.電気機器 5.9兆円
3.化学 2.9兆円
増益率
1.鋼鉄 20年度黒字化→21年度268%
2.繊維製品 159%
3.輸送用機器 122%
気になったのは情報・通信業
20年度の9.9兆円に対して21年度は7.1兆円
規模は大きくてもマーケットが昨年過剰過ぎたように見受けられました。
それに比べて鋼鉄、繊維、輸送機器業(トヨタとか)は回復が顕著に出ている印象です。
直近で業界が黒字化しているのは陸運業
鉄道や物流(ヤマトHDとか)ですね。
宅配サービスの急成長が背景とすれば脱コロナを多少の客離れもある気がしますが、サービス定着(ウォーターサーバーやオイシックスみたいな)という点と加味したいところです。
実際利用してみて便利ですもん。
鉄道系は在宅勤務の定着で戻りが厳しそうですけど旅行需要復活は大きな期待ができると思います。
見ているとGoToキャンペーンは延期してるだけですからね。
コロナ禍を耐えるために資金調達していた財務改善が課題だと思います。
各銘柄紹介に目を通した感想
四季報プロは期待銘柄の紹介があります。
本命50社
期待200社
注目250社
小走りで目を通しましたが、特に本命の印象としては成長性が高く割高ラインに到達しているものが多かったです。
だいたい割高ラインは四季報ではPER40倍とされていました。
10倍台で割安です。
今の純利益ペースならその株価40年後の世界だよ?
ってのがPERで純利益が倍ならPER20倍に下がります。
業種や成長度も見ないといけないのでこれだけじゃ推し量れないですけどね。
割高だと決算で「思ってたより微妙だなー」って下げが起こりやすいですので、実績で上方修正が良く出る控えめな決算を出すところとかいいかも知れませんね。
成長性のある銘柄が高いPERをぐいぐい下げて伸びていく事を期待します。
今回は以上です。
また四季報が届いてやる気が出れば書きますね。
読んで頂きありがとうございました。
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