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風が吹けば何屋が儲かる?

おはこんばんちはふぉれです。

仕事って社会貢献や問題解決、人の役に立ったりできないことを得意な人がやってあげたりして報酬を得るものですよね。

役に立つには色々道具だって必要ですし調達費を差し引いて報酬が残らないといけない。

当たり前ですよね。


100円の野菜にだって色んな方々の手数料が乗ってます。

土、種、水、農具、トラック、配送してくれる人や農家さんの生活等々…
善意だけやり続けて生活ってできませんよね。

儲ける事を否定しておきながら儲けた恩恵を受ける株式投資をすることは本質的なところを理解してないんじゃないかなと思っています。

有料?値上げ?手数料?高給?そんなもの悪だと言っておきながら持ち株の決算やつみたてNISAの評価額が下がった事に文句言う人は居ないことを願います。

商品というのはたくさんの企業努力があって消費者の僕たちが手頃に買える値段で供給されています。

とはいえ生産者、流通の方々が儲かるように商品の価格が設定されていないと成り立ちませんよね。

消費者が支払ったお金はどう巡っているのか

今回はそんなイメージを持ってみませんか?
そんなお話です。


風が吹けば桶屋が儲かる

皆さんはこのことわざをご存知ですか?

ひとつの事象で全く関係のないと思われる場所や物事にまで影響がおよぶ

というのが本来の意味らしいです。

①大風が吹けば土埃が立ち、盲人などの眼病疾患者が増加する。

②盲人などが三味線を生業とし、演奏方法を指導したり、門付で三味線を演奏するので、三味線の需要が増える。

③三味線製造に猫の皮が欠かせないため、猫が多数減り、鼠が増加する。

④鼠は箱の類(桶など)をかじることから、桶の需要も増加して桶屋が儲かるだろう。

こんな由来らしいです。
言葉ができたのは江戸時代。
ローソク線が開発された時代ですよね。
商業が本当に盛んだったのかいいものがいっぱい生まれてる気がします。

このことわざは僕自身結構好きで、株選定する考え方の根っこになってます。

風を置き換えて考える

このことわざが何で根っこになっているかと言うと、イメージが膨らませるのに当てはめやすいからです。

「この株は上がる!」と思われて上がってる銘柄は割と正解な場合が多いです。
もちろん素人も買ってますがプロも買っているわけですので。

これがネタだけで上がっている場合はいつか反映される実態より買われすぎる事が多いので注意ですが、実際に業績が伴ってくる場合は何かの風が吹いていてそこが三味線屋だったり桶屋だったりするわけです。

もし株価が真っ先に反応してるとすれば桶屋ではなく眼医者かもしれませんね笑

今回は眼医者の視点で考えてみましょう

例えば
風で土埃が立つ
眼の患者が増える

この出来事を深掘りしてみれば

風で土埃が立つ
眼の患者が増える
眼科医が儲かる(消費者から眼科医)
患者が殺到したから効率化するシステムを導入
システム業者が儲かる(眼科医からシステム業者)
目薬の受注が増える
製薬会社が儲かる(眼科医から製薬会社)
備品の受注が増える
医療備品業店が儲かる(製薬会社から医療備品店)

こんなお金の巡りが想像できませんか?
さらに想像を膨らますと

予防に眼鏡が売れる
眼鏡屋が儲かる
素材の金属が不足する
金属が高騰する
風量発電に応用される
エネルギー業者が儲かる
土埃の対策で国が舗装整備をする
土木業者が儲かる
税金で舗装整備したため増税されて納税が複雑になる
税理士が儲かる


ただ風が吹いただけでも色んな視点が生まれますよね。
あくまで例えばの話ですが。
もう無限大です笑
世の中で風以外にも数え切れないほどのキッカケがあります。
風じゃなかったら?

コロナかもしれない
ゲームかもしれない
高齢化社会かもしれない
政策かもしれない
自動運転かもしれない

そこを起点にどんな業種に影響があるのか、影響を受けた時はどんな人達が関わっていくのかを常に想像し続けてみてはいかがでしょうか?
もちろんプラスにもマイナスにも。

その意識をしていれば人より早くお宝銘柄を見つけちゃったり、いち早く反応する銘柄を買えたりできるようになると思います。

ことわざ一つで何こじつけちゃってんのと思う人もいるかも知れませんね。
独学で落とし込むには非常によかったので記事にしてみました。

以上です。



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ではまた

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