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#2.メタ知識とDIリテラシーの違い:薬剤師が知っておくべき二つのスキル

割引あり

(このブログは2024年6月4日に更新しました)

前回の記事では「メタ知識」の重要性とその必要性について解説しました。今回は、メタ知識と合わせて薬剤師が身につけるべきもう一つの重要なスキル、「DIリテラシー」について解説し、両者の違いを明確にしていきます。

▼前回(#1)のおさらい動画




DIリテラシー=「収集・提供」「評価・判断」「研究・創造」

DIリテラシーとは、医薬品情報を「収集・提供」「評価・判断」「研究・創造」する能力を指します。これは非常に広範な概念であり、その習得には膨大な時間と労力を要します。具体的には次の通りです。

  • 収集・提供
    必要な医薬品情報を論文やデータベースから収集し、患者や医療従事者に分かりやすく提供する能力

  • 評価・判断
    収集した情報の信頼性を評価し、臨床現場で適切な判断を下す能力

  • 研究・創造
    医薬品情報を分析・解釈し、新たな知見を生み出す能力


メタ知識とDIリテラシー:それぞれの役割

メタ知識は狭義のDIリテラシーと言えます。

メタ知識 ≒ 地図

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