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#16.急な服薬指導依頼でも安心:患者指導用資材の入手方法

割引あり

(このブログは2024年6月30日に更新しました)

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今回は「服薬指導の依頼が来たのに、よりによって資材が1冊もないよぉ」というピンチを乗り切るためのお話です(笑)。


▼前回(#15)のおさらい動画




指導依頼はいつだって突然・・・

前の勤務先は総合病院(620床)でしたので、あらゆる診療科があり入院・外来を問わず服薬指導の依頼がありました。

ただ、薬剤師のマンパワーも限られるため、ルーチンで依頼を引き受ける訳にもいかず、やむを得ない場合に限って対応していました。

入院患者の場合はそのフロアの病棟薬剤師が担当するのですが、外来患者の場合は調剤室かDI室から出動(!?)することとなりました。

外来患者に対する抗がん剤の指導だけは特別で、がんセンターに人員を配置していましたので、当日の担当者が対応していました。

外来患者の指導依頼の場合、医師や看護師を通じて予告(例.次回の診察日の●●時から)が入る場合が多いのですが、診察当日に突然依頼が来て慌てることもしばしばでした。

・・・で、確認すると患者指導用資材もないときた(号泣)。

資材(患者向けの説明用パンフレット)は調剤室に保管庫を構え、薬局事務さんに在庫管理をお願いしているのですが、依頼急増時や逆にレアケースでは資材が1冊もない、ということも時折あります。

さあ、困った。どうすっぺ?


最後の切り札は「患者向医薬品ガイド」

考えられる方策は次の3つですが、もちろん一長一短あります。

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