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#15.メタ知識は情報源を嗅ぎ分ける「嗅覚」:薬剤師が荒野で生き残る術

(このブログは2024年6月29日に更新しました)

メンバーシップ「薬剤師力を飛躍的に伸ばす!メタ知識道場」へようこそ!

今回は「メタ知識は嗅覚に似ている」というお話です。




「メタ知識」は知識ではなく能力

メタ知識の有無で薬剤師の命運は大きく左右されてしまいます。

ただ、「勉強」や「ノウハウ」が好物の薬剤師には、「メタ知識」の意義を説いてもなかなか理解してもらえません。

なまじ「知識」というワードが付いていることが仇になっています。

実は「メタ知識」は知識ではないのです(ええっ!)。

「メタ知識」の定義を今一度読み返してみてください。

メタ知識とは
薬剤師業務において生じた疑問を解決するためにどの資料が最適であるかがわかり、かつそれにアクセスできること(狭義のDIリテラシー)

いかがですか?「…できること」、つまり「能力」なのです。

もっとかみ砕いて説明するとこんな感じでしょうか?

最適な情報源を嗅ぎ分ける探知能力・・・嗅覚!

そうですね、個人的には「嗅覚」が一番ピタッと来ます。

確かに誰かに教えられて身に付く能力ではなさそうです。

鍛錬こそが全て。

ソムリエと同様、自らが目的意識を持って鍛錬してこそ磨かれる能力です

なので、本道場の入門者もただ漫然と記事を読むだけでは「メタ知識」は身につきませんのでそのおつもりで(今更返金には応じませんぞっ!)。


※可能であれば私の過去動画を視聴してから読み進めてください。


「情報インフラの繁用」こそが最適解

突然ですが、質問です(最適な3次資料を問う問題です)。

1と5は前出の動画でも解説していますよ♪

正解はこちらです。

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