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【e-life Story Vol.2 My first English Book】

British Schoolに通い始めてから、ESL(英語を母国語としない生徒向け英語クラス)の先生に、英語の本を読むように言われました。

しかし当時の私の英語力は相当ひどいもの。日本の中学では、英語の先生が大嫌いで、英語は最も成績の悪い教科だったのです。
そんな私が理解できる本は、せいぜい幼稚園生が読む絵本のレベル。
本屋さんで見つけて嬉々として購入した「Anne of Green Gables」(赤毛のアン)は最初のページで挫折しました。
もともと読書は大好きだったのに、英語の本は苦痛でしかありません。音読も試みましたが、途中で意識が遠のく始末。

そんな中、件の乗馬スクールで出会ったドイツ人のインガが、おすすめしてくれたのがダニエル・スティールの本。一緒に町の本屋に出かけ、何冊か選んでくれました。

そして、その夏、初めて一冊の本を読破したのでした!

もうそれはそれは嬉しくて。

その後もダニエル・スティールの原書を愛読し続けました。英語は比較的シンプルで読みやすく、ストーリーは夢見るティーンエイジャーにぴったりのロマンティックなお話ばかり。
また同じく英語がシンプルで、ドキドキハラハラの、シドニー・シェルダンのミステリーもずいぶん読みました。

英語の本を読むコツは、わからない単語は読み取ばす。
ストーリーに入り込むまで少々時間を要するので、最初は辛くても、四分の一くらいは頑張って読んでみる。一冊読むと、その本に繰り返し出てきた単語が、自分の中に落とし込めます。つまり、ボキャブラリーがどんどん増えていきます。

最初はハードルが高いかもしれないけれど、多読はやっぱり英語力アップにつながるのでおすすめ。イギリスよりもアメリカの小説の方が、英語がシンプルなことが多いです。そして、外国語から英語に翻訳された本も比較的読みやすいのでおすすめです。

ちなみに、前出の「赤毛のアン」の原書は、結構難しいです。アンの想いやアンをとりまく風景が美しく描写されているのが魅力の小説ですが、とにかく描写する形容詞が多くて、外国人泣かせ(だと勝手に思っています)。
それでも最終的には全巻原書を読破し、アンの世界にどっぷりはまりました。記憶に残る、洋書のひとつです。

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