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なぜトランプはイランを攻撃したのか?

素朴な疑問でしょうね。

先に結論いっちゃいます。

狙いは「原油高」=「株高」

短絡的? 市場なんてそんなものです。そしてトランプはそういう人間です。目先の利益=再選、となれば当然。

現在のNYダウは28000台でATHを更新中。狙いはまず30000ドルだ。

自分の任期中に歴史を作った!ビジネスマンから大統領に転身した人間はそう多くはなく、自分が歴史に名を遺すという意味でも、まぁ、そらもう

エゴをくすぐられてたまらんでしょうよ(笑)

利用されるのはもちろん弱い者たち。今回はイランね。いずれはまた北朝鮮を利用すると思いますが、それはまた今度お話します。ここはもっとマネタイズという意味でえぐい話がある。

さて、イランと米国について時系列をおいかけましょう。

今回の空爆に至った経緯ですが、2020年1月3日以前に複線があります。

2015年にの米国、EU、イランの核合意に対してイランは「いや、うちは開発するよ?核」といっちゃったことで、トランプは「んじゃぁおれら辞めるわ」と合意を離脱。

なんでもかんでも離脱しちゃう大統領。

2016年就任後からパリ協定やTPPなど、とにかくどんどんやめちゃってAmerica Firstを謡ってグローバリゼーションの流れの反対方向へ走り始めた。

有言実行といえばそうなんだけど、とにかく世界の秩序やルールは無視してどんどんやっちゃう。いわゆる「常識」を自分で作っちゃうような人だ、ってことがこの2年で分かった事ですよね。

私的にはほんと、このオッサンのことはどうでもよくて勝手にしやがれ~なんですけどね。ビジネスマンとしても特に評価してないし、人間的にはひとつだけかな。

この人には「気品」ってものがない。

その時点でもうね、その人に全く興味がなくなるわけです。品性失ったら人間おわりだよ。

懸念は品のない人間が権力をもってしまうと、いろいろと問題が起きるってことだ。

リーマンショックでどれだけの中流階級以下の人たちが「殺されたのか」と考えると、自分と金持ちだけと目先の利益しか考えていない奴がホワイトハウスという場所で采配を振るっていることに背筋が寒くなる想いはある。

いずれ来るであろうリセッションや下手すると大恐慌にどれだけの命が奪われ、生活が破綻させられ結果不幸になるのかって考えるとね、普通に考えてつらい訳ですよ。そして私たち日本にいる中流以下の人間には、結果大打撃がくるんだから。それ想像してみてくださいよ。

もしできないならこれからしましょう。そして備えるべきです。気づいてないならやばいですよ、アナタ(汗)

まぁだからこそFXという非常な世界でしっかり稼ぐ方法を身に着けるってところに僕はいきついたわけですが。

話を戻します。

イランとの関係は簡単に行っちゃえば、お互いの価値観に寄り添うことなく、大人っぽく話し合うこともなく、双方に言いたいことだけを言っているだけの茶番なんだけど、そもそも交わる気はないわけで。

そういう対立関係が金を生むっていうのも、大人の世界じゃ当たり前だしね。裏でいろいろ取引されてるんだろうよ、ってすべて疑ってみてますよ。

表に出ている情報がすべてじゃないし、むしろ半分もないと思います。大人の世界はもっと深くでえげつないものだから。

対話がない中で、43年ぶりに軍高官を殺害するなんて愚行に及んだ米国の責任は大きいとおもいますよ。43年ぶりってどなたが殺害されたかご存じ?

山本五十六ですよ。

びっくりでしょ?第二次世界大戦ですよ。自分も今朝しったんだけどね、びっくりした。

てくらいこの攻撃って非人道的でもあり「世界の秩序や主だった暗黙のルールを大きく逸脱した行為」だったってことだという認識で間違いはないし、国際的批判があってしかるべきことですね。

ま、でも戦争だから。なんでもありっていう一部の大人の理屈が通ってしまう恐ろしい世界でもあるわけです。

イランがですね「お前らガタガタいうてたらホルムズ海峡閉鎖すんぞボケ!」とやっちゃったもんで、核合意から離脱した米国。この舌戦をお得意の空爆で処理しちゃえっていうところろ、今は首になったボルトン氏がいたのにもかかわらず(武力&強行派)2019年6月に爆撃を直前で止めたんですよ。

ここはもうね、非常にシンプルな論理が裏にある。

今日もご覧のとおり(1月6日)日経は大発会ですが(年度初日の取引日)日経は爆下げ。

戦争は金になる、でも、株価には影響がでるんです。

経済的に見て戦争をおこすマイナスの部分の一つ(一時的)。いわゆるリスクオフね。投資家はこわいわけよ。お金を失わない事、ルールを守ることってバフェットさんの格言がここで出てきちゃうけど、ほんと、お金を失わないことが投資家の仕事だとしたら「有事は金(GOLD)」ってことで今朝は爆上げしてる。

そしてもちろん株からは手を引く。多くの有能な投資家たちは既にこの空爆の情報を12月に走っていた可能性もありますよね。さっさと現金化して逃げる、GOLDが1550ドルという大きな節目をあっさりと先週の金曜日に抜けていったとき

あれ?これもしかしてって思ったもんですよ。

ホルムズ海峡を閉鎖されると原油の需給に影響がある、そうか、この人たちは原油価格を吊り上げることで、NYダウを上げること、下支えをするQEやREPOマーケットへの還流とは別のカードを切って、いったんの調整(大幅かもしれないが)は目をつむって、ここから更にATHを狙うための方法だったのか!と。

1月3日からの流れは以下。

・イラン司令官空爆により殺害
・イラン核合意破棄ー開発拡大を宣言
・イランが報復するならこっちは52か所の目標をすべて攻撃する。
 その中には文化施設もあると声明
・イラクに米兵進軍
・イラクが米軍撤退要求
・イラク米大使館ロケット攻撃
・ケニヤ米軍基地襲撃(テロ)・リビアにトルコ兵が到着 戦争です。

気になるのは今朝はドル買い・円売りが侵攻してること。日経が400円超マイナスで安全資産買いで円高が基本と考えるのはちょっと早計。

「有事のドル買い」の法則が発動しているとなると、日経とドル円の相関性ってのはくずれるわけだ。

戦争がアノマリーだとすれば、こういう事も普通に起きる。むしろ先週GOLDがなんで爆上げしたのか今になって、あぁそういうことか、って思いますね。

今回の戦争、長引くんじゃないかなと思います。そして上記の時系列リストに追記していくんだろうね。

正直憂鬱です。

戦争反対だよ。

でも、そんな幼稚な事いってらんないよね。自分は左翼でも右翼でもない。これは昔から変わらない。でも、人殺しはダメ。大人の事情でマネタイズするためには人は平気で人を殺める。

恐ろしい世界だけど、これが現実です。

原油はあがります。更にあがるとおもう。株もまだまだバブルだよ。それが戦争の狙いだから。で、この後上がりきったバブル株はいずれ崩壊する。

いつなのかは一部の人達以外は誰もしらない。僕もしらないし、わからない。

でもその時がきたらしかるべき対処法だけは知っています。ちゃんと準備はしている。

資本主義社会の中でいきるなら、搾取される側ではなく、搾取する側の人間の思考と行動を理解し、そこに乗っかるしか勝ち残る方法はないんですよ。

自分と家族の幸せを最優先に考えていきる。残された人生長くないって毎日緊張感をもって勝負をする。

世界の本質を少しでも理解できるようになることが大事だと思います。

皆さん、がんばりましょう。

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