プルモナリアが言う「偉い人」について考えてみる。

前置き

 note投稿は二度目となります、フォレノアです。
 今回は「文章もアウトプット出せばうまくなるし好きの言語化は文章以外でも役に立つ機会あるのでは? 出しとこ」みたいなノリで軽く書いてます。

 文章以外のアウトプットだとプルモナリアが来てからずっとプルモナリアを描いていたら絵がうまくなった(当社比)ので、それに倣ってやってる感じです。
 アウトプット側の所作としては数撃って質が高いのが出来たらそれを再現して安定させるみたいなのが正義らしいですね。先人も言ってた気がする。器用万能レベルになるのは遠そうですが、絵と小説がなんとなく描けるくらいの器用貧乏レベルでもやりたいことがいろいろやれて楽しいです。
 とりあえずアウトプットを出さないといけない状況になると人は成長するようなので、絵の方はじゃぶマイ合わせのプルモナリアのイラスト本を描いています。受かってるといいね。

 さて、前置きはこのへんにして本題に入ろうと思います。今回の記事は下の記事の追記その1的なやつです。書ききれなかった団長に対する2人称の変化について考えて行こうと思います。

 前回は完全に実装直後の熱を持ったまま深夜に思ったままに書いてそのまま投稿だったんですが、今回は深夜帯に思ったままに書いたのを朝一で推敲して、推敲の結果原型が消えたのでちょっと読みやすいはず。

女性向き作品のファン感想でよく見る注意事項の記載割と好きなので、この記事には注意事項があります

※この記事はDMM GAMESでサービスを展開している
FLOWER KNIGHT GIRL(以下フラワーナイトガール)のファン記事です。記事内における解釈は全て公式をもとにした筆者の妄想です。少なくとも執筆された2020/12/6時点では妄想です。あと、季節ボイスやキャラクエなどのネタバレもあります。

プルモナリアが言う「偉い人」について考えてみる

 まず最初に結論を書いちゃうんですが、プルモナリアが「偉い人」を使うときのパターンは下記4パターンがあると考えています。

1.「偉い人」を地位・役職的が高いという意味で使う
2. 「偉い人」を団長をおどけた感じで呼びたいときに使う
3. 「偉い人」を理解者を意味する遠回しな表現として使う
4. 「偉い人」を好きな人を意味する遠回しな表現として使う

 順を追って考察してみましょう。

1.「偉い人」を地位・役職的が高いという意味で使う

 初登場イベントだと「偉い人」呼びは一切されないので、下記記載の初入手時に言った「偉い人」を親しくなるうちにそのまま使うようになった感じだと考えられます。

あ、偉い人発見。
どうも、わたしはプルモナリア、葬儀屋の娘なんだ。
死ぬ予定が決まったら言って。かっちょいい棺桶、用意しておくから。
なんて冗談冗談。一緒に沢山思い出作ろうね

 初登場時の台詞時点での「偉い人」は、純粋に役職として偉いんだな、じゃあ偉い人でいっか、という思いで使っているような感じがします。1.の用法ですね。
 「発見」という初対面相手にはあまりそぐわない言葉と、「どうも」がボイスだと「ども」になっていることからおどけている印象を受けますが、イベントでも初対面相手に「ども」だったりするので、この時点での偉い人呼びは思いついた言葉をそのまま口から出しているだけなのでは? みたいな感じがします。プルモナリア心から冗談言ってる(キャラクエ)し、結構思ったことをそのまま口に出してますよね。

2. 「偉い人」を団長をおどけた感じで呼びたいときに使う

ステージ発見

おーい偉い人~。こっちに抜け道があるみたい。進むか引くかは任せる。
地獄に続いてる可能性も大いにあるな……冗談だ。

 1. の役職として読んでもいいかなあとは思うんですが、一仕事終えてふわっとした感じで団長呼んでる感じも強いので多分こちら。冗談も言ってるし。

贈り物プレゼント時②

 おお!これはこれは♪わたしの欲しかったやつ……ふふふーん♪
団長ありがとう!さすが偉い人は違うね!

 4. の好きな人と読み解いても良い気はするんですが、テンション高いときのプルモナリアは割とテンションがおかしいのでこっちな気がします。かわいいね。

3. 「偉い人」を理解者を意味する遠回しな表現として使う

 理解者としての用法がわかりやすいのは2つ目のキャラクエ「オバケのおじさん」における会話です。セリフ単品だとちょっとわかりづらいので、キャラクエの簡単な流れも記載します。

 地縛霊であるオバケのおじさんの、家族をひと目見たいという願いを叶えるため、おじさんの家族のもとに向かい「遺体はないけど幽霊なあなたの父親が会いたがってるから死んだ場所で葬式をする」と伝えるも流石に信じてもらえなかったプルモナリア。それでも葬儀だけはする、と強く決意した彼女は、遺族とは逆に幽霊が見えるということを告げられ、すぐに信じた団長に声をかけてその場を去ります。

行こっか、偉い人

 好きな人、と読み解くと文脈に合わなくなります。おどけているわけでもありません。「行こっか、団長」でも「行こっか」でも問題なく通る場面です。それにも関わらずこの場面で「偉い人」が出てくるという意図を考えると、理解者であることがわかった団長に対して声をかけ、決意をより強くしているという読み方が正な感じがします。

 おそらくこれ以降の時系列は3.の用法を使う事があって、好感度n%(n=多分会話②が開放される50 or 会話③が開放される75)くらいから 4. の用法が使われだすみたいな感じなんでしょうね。

4. 「偉い人」を好きな人を意味する遠回しな表現として使う

 R-18版限定シーンで、こういうセリフがあります。

……気を使いすぎ……偉い人なんだから……あんまり気にしなくてもいいのに……はぁ

 そういうシーンで、かつおどけた感じでもなさそうなので、ここでの「偉い人」は「わたしの好きな人」と読み解くのが正な感じがしますね。

 この用法だと思われる「偉い人」は他にもあって、バレンタイン①は次のようなセリフを言ってくれます。

団長、これあげる。チョコレート。偉い人にふさわしいチョコレートになってるから。

 2. の用法としておどけた感じで団長を呼んでると読んでも意味も筋が通りそうですが、好きな人のために頑張ったよ、と読んであげたほうがきれいな感じがしますね。

 この他季節限定系は基本この用法かな、と思います。夏②は 2. の用法っぽくなんかおどけて団長呼んでる感じもしますが。

偉い人~何見てるの? え?雲? あ~あの大きいの。
確かにすごいね。ふ~ん……こうして見ると夏の雲を見上げるのも悪くないかも。

結論

 ということでプルモナリアの偉い人呼びには下記のパターンがありそうです。

1.「偉い人」を地位・役職的が高いという意味で使う
2. 「偉い人」を団長をおどけた感じで呼びたいときに使う
3. 「偉い人」を理解者を意味する遠回しな表現として使う
4. 「偉い人」を好きな人を意味する遠回しな表現として使う

 3. と 4. は文脈読み解くと正が出る感じで意外と書きやすかったんですが、
2. が他の用法でも読めちゃったので意外と難しかったです。というか読み解いたところでおどけて呼んでるかわいいね以上のことが書けないから内容が薄くなりますね……。

 ちなみにこの用法のどれかだと考えられるけど、判断難しそうなのはパーティメンバーに選出①とログインボーナスでした。最後にこの2つを読み解いていて本題は終了にします。

パーティーメンバーに選出①

偉い人に頼まれたら断れないよね。

好感度0%でも編成すると聞けるはずなので(0%モナリアがいないので確認取れない)この時点では 1. タイプの純粋に役職に対しての発言な気もしますが、選出②のセリフとか声の感じを考えると 2. のおどけた感じで呼んでるとか
3. 4. の「理解者」・「好きな人」という意味で「偉い人」を使ってる文脈の可能性も高く難しいやつ。

 あえて「団長」という個人ではなくて、指揮権のある「偉い人」に戦闘任務とか副団長なってとか言われたら断れないよねって感じもありつつ、声の感じはかなり楽しそうで悩ましい。

ログインボーナス

偉い人にはこれあげる。
大丈夫、偉いんだから気にせずにもらって

 こちらも好感度0%だろうが副団長に設定していれば聞けるので難しい。そもそもログインボーナスの作中での扱いがわからない。給与的なあれだったらそもそもなんでプルモナリアからもらってるの? ってなるので多分 1. じゃない気はするんですが、副団長のお仕事として団長にボーナス配布してってどっかから頼まれてるのをおどけて「あげる」って言ってる可能性もあるのでぐぬぬ。
 1. から 4. のどれにも当てはまらないですが、単に人として立派って言ってる感じもあります。

次回以降の予告と今後のnote活動の展望について

 次回以降の話題として下記2点のテーマのどちらかを想定しています。
テーマ下部に記載されているのは概要的なやつです。ぶっちゃけると月日がたつとテーマだけじゃ忘れるから書いてる個人用メモ的なあれです。

* 最初の記事での宿題となっている七夕①ボイスから読み取る、
  プルモナリアの気品についての話

 死を身近に感じる人には、(推測ではあるが)今行っている一挙一動が最期の所作になるかもしれないという思いがある。
無論個人個人によって意識的に感じているか、無意識に感じているかの違いや、思いの強さの大小は存在する。
そういった前提をおいた中で、死が身近にあったプルモナリアが気品や品性を重視するのは、最期の行動に品がなかった場合を考えて、あるいは死にゆく時に自己の人生について考えられるロスタイムが存在した場合に後悔せず、素直に、気高く活きてきたと自分を納得させられるようにするためではないか、という仮説をおいて公式の発言を解きほぐしてみる。

* 「冗談だ」、「冗談だよ」が本当に冗談なのかどうか

一部は本当に冗談のための冗談だけど反応を見てごまかすこともあるだろうし、周りも慣れてるはずだからあえてよくわからない冗談を飛ばして場の空気を変えてるとか色々やってそう)(プルモナリアは結構面倒くさがりというか出不精気味なところはある(from季節ボイス)けど気が利くいい子なんですという話。
 今回の「偉い人」の話ともつながるが、おどけて分かりづらいジョークをいう子というペルソナを作ることで面倒くさいことに巻き込まれないようにしているという仮説も出せる。ペルソナとして働かせるため、意識的、または無意識に自分の死生観のずれを利用した言動をしているという考えに基づいた考察も追加でしたい。

でもキャラクエで団ちゃんがプルモナリアは心から冗談言ってるって言ってるし、少なくとも団長に対しては思っていること素直に口に出してる感じがあるから、本当に冗談なんじゃないかな。わかんないけど。

結びに変えて

 ここまで「偉い人」の話を中心に、次回以降の予告も含めてプルモナリアの魅力について語ってきました。

 ふわっと感性で受け止めたのを無理やり理性でコンバートしているタイプなので、理性が頑張りきれずに言語化できていない部分が多いのですが、プルモナリアは可愛い部分も、格好良い部分も、優しい部分も(それ故生じる害虫に対する高い殺意も)、そしてある種の母性すらも持っている感情豊かな子だと思っているので、ゆっくり一つ一つ読み解いていければよいな、と思っています。

 じゃぶマイ原稿もあるので更新頻度はさほど高くないのではないかなとは思いますが、思考整理にもなりますし、気が向いたら書き足して行こうと思います。

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