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文学塾1

講師の先生のTips

講師の小説家の先生方が投稿者の4作品について講評していた.
その中で小説を書くTipsになるコメントをまとめた.(覚書)

・安易なオノマトペは削った方がいい(シトシトフル雨、キラキラした雪など)練られたオノマトペは文をイキイキさせる.→川上弘美,梶井基次郎(つくつくぼうしの鳴き声)

・他者に対する想像力大事

・人間以外の存在になる→雪のひとひら( ポールギャリコ),佐伯一麦(琵琶)藤枝(ちゃわん)

・女性は視覚の描写が少ない,少なくなりがち

・文学の3つの現実をしっかり書くこと
1.個人的現実
2.空想的な現実
3.社会的現実
1.2.3の現実を描くことで読者に引っ掛かりが生まれる.

・空谷→中島敦 山月記を思わせる孤独表現

・会話劇的(ドストエフスキー)手法もあり

・日本語の文章は大体文末が過去形になるので,時折現在形を挟んで単調さを防ぐ.

Q1.体験を小説にする方法は?

A.一度一人称で書くそれから三人称で書いてみるそしてまた一人称へ戻して書く.

一人称→三人称→一人称 客観性と他者意識 他者としての自分と日々付き合う

Q2.自分自身の不幸や不満を小説に書く場合の注意点は?

A.いいことと悪いことを両方書くこと.

志賀直哉の「剃刀」は100年たっても鮮やか.よむべき小説.

作家になるには

「運」「鈍」「根」

才能にはある種の鈍さが必要である.







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