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ふと思い出す渡航の日。教え子が成田空港まで送ってくれた話

コロナで外出自粛が続く中、7年前の教え子の保護者から写真が届きました。

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尊敬する保護者「お元気ですか?コロナで今までに想像もしなかった生活になっています。が、大きくなった子供たちとこんなにも一緒に過ごせるとは思ってもなかったです。一緒に体を動かしたり、料理したり、作り物をしたり毎日楽しくすごしています。家の中を片付ける為、断捨離しています。その最中、懐かしいものをみつけました!」

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尊敬する保護者Mさん「まだやっていないところがあるから、とっておいていました。子供たちが盛り上がって、3人でチャレンジしています。」

1年生の担任だったころ、マス計算を大量に印刷して配っていました。7年経った今も、とっておいて活用してくれたようです。Tちゃんは本当に頑張り屋さんで、「先生!プリントください!家で練習してきます!」と言って持ち帰っていましたね。あの頃は、下の妹が1歳と4歳だったかな・・・。

小さかったあの子たちが、三姉妹そろって勉強している姿になんだか大きな成長を感じました。

どんな児童・生徒にも「平等・公平」を心がけています。しかし、こうして赴任地が変わってもこうして連絡を取り合っている家族は、やはり特別なのだと思います。

1年前の春、カンボジアに赴任する際も成田空港まで送ってくれました。

尊敬する保護者Mさん「本当はサプライズで成田空港でバッタリ会いたかったのですが、万が一会えないと悲しいのでよかったら一緒に車で空港までどうですか?」

尊敬する保護者Mさんは、元保育士というだけあって本当に素晴らしい子育てをしていました。学校の対応や、指導に対して率直に意見を言ってくださる保護者でした。私の指導方法についてもご指摘いただき、育ててくださいました。保護者の意見の一つひとつを、真摯に誠実に受け止めて改善したら、成田空港に送ってくれるほどの信頼関係が実りました。

空港で「あっちゃん」と書かれた横断幕をみんなでもって記念写真を撮った時、改めて教育者って素晴らしい職業だなぁと実感したものです。

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渡航にあたり、素敵な手作りスタンプ&お守りストラップ

前任校と現任校の校章が入ったストラップに、ビックリ!

「人生よかったカルタ」は職場でも、ボランティアで日本語を教えているクラスでも活用しています。道徳の教材としても使用できるカルタ、教育関係者の方は是非一度ぐぐってみてください。

特に加藤先生におススメします!(笑)

加藤先生の記事もおススメです!熱量が半端じゃないです!雲の上の存在・・・



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