【森と生きる】ということ
みなさんご存知【サントリー】という日本の企業。
この会社の企業理念てなんだか知っていますか。
【水と生きる】
この言葉をサントリーグループの理念=約束として掲げているんです。
この会社の製品には”水”を原料にした物が多く、今のご時世安心安全なモノを使うのが望ましいし、個別の商品も成分表がアピールポイントになってたりします。
だからこそ水を日常的に使っているから、そこに想いがこもる。
サントリーは製品工場の裏山を自社努力で管理しているんです。その規模は全国各地で合わせて約12,000ha。
https://www.suntory.co.jp/eco/forest/activity/
この企業が使いたいのはあくまで森林の副産物である”水”。それを守るため、どうしたら良いのか水が産まれる仕組みを理解した上での森林管理というアプローチ。
また、【水と生きる】事を絶対的な約束とした元でガッチリと理念体系を組んでいるんです。
その中でも注目なのが【やってみなはれ】という価値観。
サントリーという会社が成功してきたのも、反対や失敗を恐れず挑戦してきたこの価値観があったからこそでしょう。
どうやら森林整備を始めたのも『やってみなはれ』があったからこそみたいです。
とまぁ長々と企業紹介しちゃいましたけど、いざ自分たちで森林整備を始めようとなった時には、どこから手をつけたらいいのか分からないものです。
邪魔な木を伐って、有用な木を植えてりゃいいのかといったら違うでしょうし、もっと長期的な計画が必要なんだと思います。
そして計画を立てるには現状を知る必要があります。
そこで次にとるべきアクションは、
【森林のゾーニング】
という管理地域のエリア分けの作業が大事になるんです。
このことに気づいて調べていたら前述の【天然水の森】に
出会いました。
ここで行われているゾーニングの考え方が理論的にも実際のアプローチの仕方も素晴らしいんです。
自分の関わる森林は何か製品を作るためのものではないけれど、”水”を守るエリアは少なからず存在するし、他のエリアに関しても適切な整備計画を立てるのに参考にする価値があると思ったんです。
今後は仕事の枠を越えて、【森と生きる】覚悟と共に
『やってみなはれ』に負けない価値観をもって進んでいこうと思います。
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