休日に想うこと
令和5年3月18日(土)
いつもの休日。家でテレビを観、図書館いって本を読み、帰ってからご飯までの時間にもテレビを観ていて不意にテレビを消したとおもいきや、グズグズ泣き出した。聞くと、
「お母さんお父さんは死なない?御波の家に帰ったらお母さん死んでたらどうしよう」
って急になんなんだ⁉さっきまで集中してテレビを観ていたと思ったのに。
あまりの急展開にたじろいだけど親として子どもの不安は取り除いてあげなければの一心で、抱っこして言葉をかける。
「お母さんもお父さんも簡単に死なないよ。お父さんは今46歳だけど、つむちゃんのおじいおばあちゃんもまだ生きてるよ。つむちゃんがお父さんの歳になるまであと40年もある(このあたりでだいぶ聞く姿勢が整ってきていた)心配しなくてもずっとそばにいるよ。」
彼女なりに話をきいて理解しようとするけども、おそらく一度支配した感情が強烈で、しばらくは泣くのと落ちつくのを繰り返していた。
その間はぎゅっと抱きしめてあげることしかできなかったけどやがて落ち着きを取り戻したらしく、お腹すいたと言うので一緒に晩ごはん食べて、残しておいたチーズケーキを食べるころにはもう先程の衝撃は忘れさられていた。
じつは昨夜も同じような事があり、その時は
「地震が怖い。。。地震がきて津波がきてみんな死んじゃう。。。」
その時も直前までテレビでyoutubeを観てたので、なんか嫌な映像でも観てしまったかと後悔しそれでも聞いてみたら、先日お山(のようちえん)で避難訓練をしたと。地震のあとの津波を想定してみんなで避難した事を教えてくれた。
彼女なりに津波の怖さを理解できてるのは、訓練で大人がちゃんと伝えてるからだと思う。
【怖い】という感情をわがこととして受けとめて初めて
次の行動に移れると思う。
彼女達にはまだ経験値がないから【怖い】を消化できないのは当然でその不安に寄り添うために僕らがいる。
おそらく訓練のあとにお母さんにも伝えたみたいで、役場に避難する事とか彼女なりの具体的な対策も教えてくれた。
親としてその一つ一つに自分の思う最善策も伝えた。
自然災害は予期せずみなに平等におとずれる。
だからこそ日々のなにげない生活のなかでも頭の片隅にその【怖さ】を置いとく必要はあるんだよと、彼女から教えられたことを綴っておこう。
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